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全 8 章中 8 章
太清神鉴
黒子が人の体に生じることは、山嶺に林木が生い茂り、大地に土丘が隆起するようなもので、自然の理の表れである。山に美質があれば善き木が生えてその秀でたることを示し、地に濁りが積もれば悪しき土が長じてその濁りを顕わす。万物の理はすべてこのようであり、人もまた例外ではない。
人は美善の質を有すれば、奇なる黒子を生じてその貴気を増し、濁悪の質を有すれば、悪しき黒子を生じてその賤しさを表す。伝えられるところによれば、漢の高祖・劉邦は左ももに七十二つの黒子を生じていたといい、これこそ帝王の瑞相の明らかな証拠である。🔥
黒子の位置による吉凶の総則:黒子は顕わな場所に生じるものは凶が多く、隠れた場所に生じるものは吉が多い。したがって、顔に生じる黒子は、多くは不利に属する。色沢の識別:黒子の色が墨のように黒く、朱砂のように赤いものは善とする。赤色を帯びるものは口舌の争いを主り、白色を帯びるものは憂患・刑傷を主り、黄色を帯びるものは物忘れ・失脱を主る。これが纹理・色沢の弁相の法である。
頭面各部の黒子の吉凶:
| 部位 | 吉凶の兆し |
|---|---|
| 頭髪の中 | 富と長寿を主り、頭頂に近いものは特に貴し |
| 額上の七星の黒子 | 大貴を主る |
| 天中 | 父に妨げあり |
| 天庭 | 母に妨げあり |
| 司空 | 父母に妨げあり |
| 印堂の心 | 貴を主る |
| 両耳の輪郭の上 | 富を主る |
| 耳の中 | 長寿を主る |
| 頤(あご)の上 | 財を主る |
| 眼瞼の上 | 盗賊となるを主る |
| 山根の上 | 克害を主る |
| 山根の下 | 兵士として死ぬを主る |
| 鼻の側 | 病苦の死を主る |
| 目の上 | 窮困が多い |
| 眉の中 | 富と長寿を主る |
| 唇の上 | 吉利を主る |
| 鼻の頭 | 害と刀の厄を主る |
| 鼻梁 | 蹇滞(つまずき滞ること)を主る |
| 人中 | 妻を求め易しを主る |
| 口の側 | 財を聚め難し |
| 口の中 | 酒食を主る |
| 舌の上 | 虚言を主る |
| 唇の下 | 財を破るを主る |
| 口角 | 職を失うを主る |
| 承漿 | 酔いて死ぬを主る |
| 左廂 | 横死を主る |
| 高広 | 親に妨げ克たるるを主る |
| 陽尺 | 客死を主る |
| 輔角 | 病死を主る |
| 辺地 | 外に死すを主る |
| 転角 | 貧しく賤しきを主る |
| 山林 | 虫の傷を主る |
| 虎角 | 軍門を主る |
| 劫門 | 弓箭の死を主る |
| 青路 | 客道の死を主る |
| 太陽 | 婦人に吉を主る |
| 魚尾 | 井戸での死を主る |
| 奸門 | 刀で殺さるるを主る |
| 天中(水厄) | 水難を主る |
| 元中 | 清慎を主る |
| 夫左 | 妻を喪うを主る |
| 長男 | 長子を克つを主る |
| 中男 | 中の子を克つを主る |
| 次男 | 次の子を克つを主る |
| 金匱 | 破散を主る |
| 書上 | 職なしを主る |
| 学堂 | 学なしを主る |
| 命門 | 火難を主る |
| 僕使 | 賤しき者となるを主る |
| 嬰門 | 飢寒を主る |
| 小吏 | 貧しく薄きを主る |
| 中堂 | 妻を克つを主る |
| 外宅 | 家屋なしを主る |
| 奴婢 | 奴に妨げあり |
| 双坑塹 | 崖より落ちるを主る |
| 陂池 | 水に溺れるを主る |
| 匱上 | 客として亡ぶを主る |
| 三陽 | 縊死を主る |
| 盗部 | 奸窃を主る |
| 两厨 | 食を欠くを主る |
| 祖宅 | 家を移すを主る |
| 大海 | 水難を主る |
| 年上 | 貧困を主る |
| 地角 | 田宅少なしを主る |
| 牢獄 | 刑厄の災いを主る |
眼勢は天倉に入り、眉は清くして目は長し。準頭は円潤にして年寿は隆起し、法令紋は頤堂に通ず。双眉は耳を過ぎて聳え、唇色は丹紅にして口形は四方なり。承漿は地角に向かい、面色は端正にして神光は発う。背は隆起して鎧を披くがごとく、眉は清く額は方し。此の相は官高く名は四海に揚がり、万古に忠良の臣と流芳す。⛰️
また説に:眉は華蓋と為し眼は星と為す、華蓋高く聳ゆれば則ち眼は貴くして神あり。地は天に朝し気は定まり歩は穏やかなれば、必ず年少にして即ち公卿と作るべし。
額は広くして平らか、天庭は陥まず、鼻は隆なりて直く、地閣は広くして尖らず。痩人は肩背厚く実し、肥人は精神愈々清爽なり。辺地は広く地閣は円く、竜骨と虎骨と相輔く。肌肉は滑らか、眉は秀でて軽く清くして完き。蘭台・廷尉は分明、耳は肉に貼りて生じ、これ五岳朝正の相と為す。口の傍らに肉ありて隆起し、肥痩を論ぜず、天倉は陥らず。骨は隆突にして肌肉相称し、面色は端正にして光沢あり。声音は大小を論ぜず、清亮円潤にして破散せず。肩は隆り背と胸とあり、上身は長く下身は短く、手足は竜虎の相呑むがごとし。目は大小を論ぜず、神は蔵れて外れず、眼袋は大きくして睛を蔵す。神は貴くして散乱せず、厚重にして俗ならず、坐するに穩やかにして歩むに軽やかなり。これを両府格と為す——官極品に至るの相なり。🌟
痩人は額広く、肥人は額平らかなり。面色は端正にして肌肉滑潤、髪は細く鬢は清し。目は神を蔵して遠きを視、天倉は陥らず、鼻は隆なりて直く、地角は尖らず。痩人は肩背厚く、肥人は精神愈々清し。辺は広く地は広く、竜骨と虎骨と相成る。君臣相称し、耳は聳えて金匱は平正なり。眉は軽く清秀、色は正しくして明らかなり。これを両制格と為す——翰林学士の相なり。
痩人は面色端正、肥人は俗ならず、精神は隠れて露れず、鼻は直く口は方く、肩背は豊隆なり。痩人は肩背寒からず、肥人は骨肉相称し、挙止自ら重し。これを正郎格と為す——中高級官員の相なり。
面目は神を蔵して遠きを視、額は方く骨は聳え、金匱は方平なり。痩人は肩背寒からず、肥人は骨肉相称し、挙止は貴気ありて自ら重し。これを員郎格と為す——一般官員の相なり。
耳は聳えて天倉に兼ね且つ修長、眉は疎く口形は四方なり。背は隆起して物を負うがごとく、胸は挺ちて気宇軒昂たり。鼻は直くして準頭は円潤、面色は老成にして神光を輔とす。二陽の部位は満ちて陥らず、頬骨は天倉に入る。手足は綿軟、双絛の寿帯は修長なり。此の相は自らの富貴のみならず、更に子孫の昌盛を主る。💰
耳は聳えて勢い長く、眉は清く口は四方なり。額は方かにして日月のごとく分明、眼の下は神光を露わす。鼻は直くして準は円く、頤は方かにして法令は長し。脳後は円満にして玉枕を成し、地角は承漿を輔佐す。牛の項・鶴の目、肩は隆り井灶は深く蔵す。骨格は剛健にして上寿を過ぎ、清徳の人は寿疆なし。🌱
眉は急促にして相連なり、唇は薄く額は又尖る。鼻は低く横たわりて骨あり、頭は細けれど肩無し。眼は露るれば則ち寿無く、形は寒ければ則ち老いず。額は虧け辺地は狭く、耳輪は反って却って前に向かう。面色は嫩紅にして生火の気を兼ね、声音は焦燥なれば寿豈に延びんや。眼光は浮泛外露し、三十歳にして黄泉に入る。⚠️
額小さければ早年蹇滞す、神は清く気色は且つ牢し。気は寒けれど神は自ら遠く、勢いは怯ゆれど意は偏に豪なり。額に光あれば終に器を成し、頤の完ければ則ち禄位高し。色は黄なれど未だ発達せず、五岳已に相朝拱す。多に迍滞あるも莫道え、時に逢えば自ら苗を発す。官禄の位のみならず、財帛も亦自ら相招く。🌄
額広ければ早年栄顕、神は清けれど色は牢からず。鼻は高けれど頬骨なく、肉は薄くして声は焦る。掌は厚けれど筋は外に露れ、臍は深けれど耳は朝せず。背は物を負うがごとしと雖も、胸は薄くして毛を生ぜず。色は嫩やかにして初年尚お好し、中年には禍患必ず招かん。君看よ今巳に富貴なれど、終に自らの萧条を主る。📉
眼は白目を露わすも、黒白分明なれば露わすとせず;鼻は孔竅を露わすも、山根端正なれば露わすとせず;口は歯を露わすも、唇翻褰せざれば露わすとせず;耳は輪を反らすも、肉に貼りて生ずれば露わすとせず。
また云う:一露二露、裩ありて裤なし(衣ありて裤なければ、貧窮を主る)。歯を露わし喉を結び、身は自由ならず。鷺鶯の鶴に類するがごとく、終に足らざることあり。更に骨法・形気の綜合判断を結合すべし。
上停の長ずるは大吉昌、中停の長ずるは近君王。下停の長ずるは皆庸俗、遠方に他走せば不良を主る。🌊
また云う:身の三停相称しく及び上下均調なれば、則ち富貴の人と為る。上長く下短く、背は三山に聳ゆれば、則ち公卿の位と為る。上短く下長く、腰身怯薄なれば、一生奔波し、貧苦の輩に属す。
五大の形:一は頭大、二は眼大、三は腹大、四は耳大、五は口大。五大の者は、生成の缺陷なきを得るを須ち、方めて富寿を主る。若し頭大にしても額角なく、眼大にしても昏濁し、腹大にしても円垂ならず、耳大にしても輪廓なく、口大にしても唇薄ければ、則ち反って貧賤を主る。
眼は大なれども、昏且つ濁る;鼻は大なれども、梁柱弱し;口は大なれども、両垂角す;耳は大なれども、門孔薄し;頭は大なれども、骨著かず;声は大なれども、宮商虧く;面は大なれども、皮薄し;身は大なれども、停(つくり)斉しからず。以上の八者は、若し相応ぜざれば、則ち反って貧賤の人と為る。
五小の形:一は頭小、二は眼小、三は腹小、四は耳小、五は口小。若し五者の端正にして缺陷なくして倶に小さければ、乃ち貴相なり。若し三つ四つ小にして一つ二つ大なれば、則ち貧賤を主る。若し頭小さくして角あり、眼小さくして清秀、腹小さくして円垂、耳小さくして輪廓成り、口小さくして唇歯正しければ、反って貴人と為る。
眼は小さしと雖も、秀且つ長し;鼻は小さしと雖も、梁柱直し;口は小さしと雖も、稜且つ方し;耳は小さしと雖も、堅且つ円し;頭は小さしと雖も、平且つ正し;声は小さしと雖も、宮且つ高し; 面は小さしと雖も、清且つ朝す;身は小さしと雖も、正且つ斉し。以上の八者は、相応じて端美あらば、則ち富貴の人と為る。
| 序号 | 賤相の特徴 |
|---|---|
| 一賤 | 額角の缺陷、天中の薄く下がる |
| 二賤 | 背胸ともに薄い |
| 三賤 | 音声が雌のように散る |
| 四賤 | 耳目が斜視する |
| 五賤 | 鼻が曲がり低く塌む |
| 六賤 | 目に光彩がない |
此の六賤を有する者は、人の役に供せ使わるる者を主る。
| 序号 | 極相の特徴 | 命理の意味 |
|---|---|---|
| 一極 | 身大にして頭小 | 男は妻を妨げ、女は夫を妨ぐ |
| 二極 | 額狭くして小 | 父母の力を得ず |
| 三極 | 目小 | 見識なしを主り、又朋友の力を得ずを主る |
| 四極 | 耳小 | 寿命の短促を主る |
| 五極 | 鼻小 | 爵禄なしを主り、官ありとも亦位を失うこと多し |
| 六極 | 口小 | 飢寒を主る |
此の六極を犯す者は、乃ち寒賤の人なり。
| 序号 | 悪相の特徴 | 命理の意味 |
|---|---|---|
| 一悪 | 羊の睛(ひとみ)直視 | 性不仁にして、常に毒害を懐くを主る |
| 二悪 | 唇が歯を掩わず | 性和ならず、共に交往し難しを主る |
| 三悪 | 結喉 | 妻を妨げ子を殺し、多は災厄を招くを主る |
| 四悪 | 頭小 | 貧にして夭すを主る |
| 五悪 | 三停正しからず | 貧にして賤しきを主る |
| 六悪 | 立ちて走るがごとく定まる | 奔波寒苦を主る |
此の六悪有る者は、与に同処すべからず。
両眼の離舍のごとく、唇は褰り鼻準は尖る。髪は粗く眉は又重く、骨は弱く肩に垂る。立ちて寒勢のごとく、頭は低く歩みは縦に前す。三陽は低小なれば、妻室愈々全からしめ難し。色は嫩なれば財を破ること多く、声は雌なれば谷田を没す。六親は偶合し難く、晩歳は定めて孤眠せん。
耳は反りて家門破れ、頤は尖りて兄弟孤なり。仮初めに三両あろうとも、譬えば無きに如かざるがごとし。
人生孤独の相は何の如き? 骨頬高くして気和ならず。更に魚尾の枯幹にして肉なきを兼ぬれば、妻の中に似て折磨あり。
両眼は狼目のごとく、眉は昂り勢い侵さんとするがごとし。神は凶にして兼ねて外に射、笑語すれども却って嗔を生ず。挙止は鷹の坐するがごとく、戈鉞は掌紋に生ず。色は軽くして火を兼ね帯び、声は大なれど返って雌音なり。鼻準は尖りて信なく、斜めに窺えば定めて刑あり。須く知るべし三角眼は、法に死すとも論ずるを須いず。
頭は円しと雖も、腰肢を折る。額は広しと雖も、卻って頤は尖る。骨は峻しと雖も、皮は却って粗し。鼻は厚しと雖も、梁柱低し。髪は黒しと雖も、粗且つ濃し。眼は長しと雖も、眉は且つ顰む。背は隆しと雖も、手は枝のごとし。胸は闊しと雖も、背は坑を成す。舌は紅しと雖も、口は火を吹く。唇は方しと雖も、歯は斉しからず。腰は厚しと雖も、行くこと馳するがごとし。脚は厚しと雖も、粗にして紋なし。身は大いと雖も、声音細し。面は白しと雖も、身は粗く黒し。肉は豊かなりと雖も、卻って喉を結ぶ。面は短しと雖も、眼は却って長し。気は清しと雖も、歩みは欹なり。語は和しと雖も、神は痴するがごとし。色は明らかなりと雖も、東西を視る。坐は正しと雖も、食は淋漓たり。
以上の二十種の行止相貌は、皆折除(美中足らざるあり)あり、悪善相雑る。若し相を失する者は、或いは富にして夭し、或いは寿にして貧しく、或いは貴にして貧しく、或いは先富后貧、或いは先貴后賤なり。宜しく精心的に体察して之を裁断すべし。
一陰一陽、其の道乱るべからず;一剛一柔、其の道易うべからず。確然として上に処る者は、天なり;頽然として下に処る者は、地なり。天は剛健を道と為し、地は柔和を徳と為す。是れ天地の常儀、乾坤の大理なり。☯️
且つ人の生まるるや、陰を禀り陽を禀り、柔を分かち剛を分かつ。男子は純陽の質を資け、故に其の体は剛にして用は健なり;女子は純陰の形を受け、故に其の体は柔にして用は弱なり。若し男子の形反って柔にして懦、性反って雌にして弱く、女子の形反って剛にして勇、性反って雄にして暴なれば、皆中正和平の美を得ず、是れ差忒鬱勃の気を得るなり。故に女の体性柔和、儀貌秀媚なるは、富貴貞潔の良相;心性剛暴、形質雄悪なるは、貧賤凶災の兆しなり。略挙して此れを以て女人の大概を見る。
| 序号 | 善相の特徴 |
|---|---|
| 一善 | 頭は円く額は平らかなり |
| 二善 | 骨は細く肉は滑らかなり |
| 三善 | 髪は黒く唇は紅なり |
| 四善 | 眼は大きく眉は秀なり |
| 五善 | 指は細く掌は軟らかく、紋は乱糸のごとし |
| 六善 | 語声は小さくして円潤、清きこと流泉のごとし |
| 七善 | 笑えど睛を見わさず、口は歯を見わさず |
| 八善 | 行歩は詳緩、坐臥は端雅なり |
| 九善 | 神気は清媚、皮膚は香潔なり |
女人此の九善有れば、邑封の貴と為る。👑
| 序号 | 悪相の特徴 | 命理の意味 |
|---|---|---|
| 一悪 | 蝿面 | 夫を妨ぐを主る |
| 二悪 | 結喉 | 横禍を招くを主る |
| 三悪 | 蓬頭 | 下賤を主る |
| 四悪 | 蛇行雀歩 | 貧賤を主る |
| 五悪 | 眉逆にして交わる | 窮下妨克を主る |
| 六悪 | 鼻上に勾紋を生ず | 妨克厄を招くを主る |
| 七悪 | 目は四白を露わす | 毒害凶狡を主る |
| 八悪 | 雄声 | 剛暴にして再嫁すを主る |
| 九悪 | 旋毛が鬢に生ず | 頑賤にして子を克つを主る |
女人此の九悪有れば、同居すべからず。
竜角の細纖として隆起し、直ちに髪際に入る者は、后妃の相と為す。天中・印堂に肉の環として起る者は、后妃、微なる者は夫人と為す。伏犀の隠隠として起る者は、郡主と為す。竜角・虎角・輔角の隠隠として皆起り額に渉る者は、並びに将帥の夫人を主る。✨
頭は円く項は短きは、富を主る;額は平らかにして方はきは、貴を主る。眉の長くして秀るるは賢婦と為し、眼の秀にして清きは貴閣の相と為す。鼻の直くして削るがごときは、貴くして多寿;眉の八字に分かるるは、性和にして福あり。口の細くして稜あるは、令婦と為す;舌の蓮花のごときは、淑質と為す。唇の朱砂のごときは、令妻と為す;歯の石榴のごときは、命婦と為す。人中の深く又直きは、子多く;目の下の潤沢なるは、児に宜し。
耳が赤くて丸い者は、貴婦人となる。耳が輪郭を成している者は、賢く富む。左耳が厚い者は、先に男の子を生み、右耳が厚い者は、先に女の子を生む。唇に多くの筋がある者は、子を多くもうける。顎に二重顎が生じる者は、富豪となる。髪が青黒くて細い絹糸のような者は、貴婦人となる。掌が綿のように赤い者は、領地を持つほどの貴族となる。骨が細くて肉が滑らかな者は、貴い質を持つ。肉が清らかで体に香りがある者は、優れた相である。性格が穏やかで気が柔らかい者は、福と長寿を得る。精神が落ち着き、顔色が安らかな者は、貞節である。笑うときに目を閉じる者は、穏やかで美しい。歩くときに詳しくゆっくりとする者は、淑やかで美しい。掌の中や足の裏に黒子がある者は、貴く、夫を助ける。腋の下や胸の間に旋毛がある者は、貴い子をよく生む。
頭が尖っている者は下賤である。額が狭い者は貧しく災厄に遭う。額の角に旋毛がある者は、再嫁し、悪くして死ぬ。額が狭く髪が垂れている者は、貧窮し灾禍に遭う。髪が巻き縮れ、赤黄色の者は、貧しく下賤である。鬓の髪が蓬と乾燥して粗硬な者は、厄に遭い悪い。
眉が太く濃くて逆生している者は、夫に害を為し、産厄に遭う。眉が薄く散って頭で交わる者は、再嫁し、子に害を為す。目が露わで白目が多い者は、夫に害を為す。目が深くて盗み見する者は、奸悪で私欲に優れ、害を為す。目の下に腫れた肉がある者は、死厄に遭い、子に害を為す。赤い筋が瞳を貫く者は、難産となる。目が三角形の者は、凶悪である。目が大きく平らで満ちている者は、淫らで邪である。視線が正しくなく、瞳が横を向く者は、外に情事がある。
鼻が陥没し、鼻孔が露わな者は、貧しく下賤で夫を剋する。鼻の先が曲がっている者は、狠毒で貧賤である。人中が平らで狭い者は、子がない。両方の額の角が高く危険な者は、凶暴である。口が火を吹くような者は、独り身でやもめとなる。口が一握りのような者は、貧賤である。口が大きくてだらしない者は、窮乏し、三度嫁がねばならない。口が薄くて尖っている者は、心に毀謗を抱く。唇が薄く「一」の字のような者は、下賤で毒がある。唇が龍の口のように上がっている者は、夫を剋し、悪くして死ぬ。唇がまくれ上がり歯が露わな者は、身に害を為し、夭折する。唇が青い、または黒い者は、淫らで穢らわしく下賄である。
耳が反り返って垂れている者は、夫と子に害を為す。目が小さく黑い者は、命短く窮困する。顔に横に拳骨が生じている者は、不良で夫を害する。顔に蝇のように麻点が生じる者は、孤独で貧しく子を剋する。顔が凹み額が狭い者は、貧しく下賤である。額が尖り鼻がだらしない者は、賤しく苦しい。項が薄く馬の顔のようである者は、夫に害を為す。項が長く喉仏が出ている者は、自分を害する。
手が短く指が秃げている者は、下賤で貧苦である。足が広く脚が薄い者は、寒く窮して奔波する。全身に粗い毛が生えている者は、性格が頑固で孤独である。両腋の下に硬い毛が生えている者は、身分が賤しく下い。肉が粗く骨が硬い者は、一生寒く賤しい。皮が薄く体臭がある者は、長く貧苦する。
声が雄々しく大きい者は、夫に害を為し不良である。声が小さくてかすれている者は、財なく多くを破る。口を隠して笑う者は、外に情事がある。膝を揺らして座る者は、 淫らで酒色におぼれる。口が小さく狭い者は、子なく財ない。歯が小さく白い者は、子を絶ち、地位を絶つ。胸が高く尻が突き出ている者は、一生奴婢となる。腰が曲がり項に瘤がある者は、長く孤独で苦しい。馬が駆けるように歩く者は、夫に害を為し下賤である。馬が跳ねるように歩く者は、奔波し窮困する。
頬が赤く乾燥している者は、性格が暴虐で身に害を為す。気が濁り神が昏い者は、多くの災厄を主る。目の下に羅紋がある者は、夫を殺し子を害する。目の下に立理がある者は、独り身でやもめとなり子がない。目の上に斜めの筋がある者は、嫁いでも必ず密かに逃げる。井灶(鼻)に筋がある者は、必ず夫を害する。釣りのような筋がある者は、淫らで盗み、夫に害を為す。立理がある者は、悪くして死ぬ。人中的に横紋がある者は、夫を害し殺す。
その他の女の相は、男の相法と大きな違いはない。先に述べた諸々の男の相法を一つ一つ推し量れば、貴賤吉凶は、自ら推断できるであろう。
鼻は真っ直ぐで釣り鐘のようであり、唇は四角く口は歯牙の芽のようである。眉は薄く、目は秀でている。歯は白く、さらに顎は四角い。耳は上に聳え、垂珠は柔らかい。神は和やかで、色はまた美しい。額は四角く日月を分かち、体は白く潤い、肌は香しい。座りは山のように安定し、神は厳かで貌は卑屈でない。言うまでもなく自ら貴く、さらには子孫が優れることを主る。💎
額は狭く、眉は高い。唇はめくれ上がり、口は整わない。顔は軽薄で、身は鉄のように硬い。体は薄く、さらに威厳がない。耳は小さく、垂珠は浅い。鬢毛は縮れ、鼻骨は低い。泣き顔は必ず再嫁し、鬼の顔は必ず子がない。淫らな光が眼角に生じ、嫉妬に満ち、さらに奸欺である。今は苦しんでいると言うなかれ、晩年にはさらに孤独で寂しくなる。
婦人の目の下に肉が常にない者は、三人の夫を殺さずとも、二人の夫を殺す。人を見ると口を隠して笑い続け、人について行き、夜中に密かに逃げるのを好む。