全 94 章中 10 章
滴天髓
本章は、天干地支の配合を仔細に分析し、それをもって人の禍福吉凶を判断することを強調している🌊🔥。原注は指摘する:干支が相互に配合するには、その進退のメカニズムを推敲しなければ、禍福災祥を正確に予測することはできない。
任氏の評論は以下の通り:これは誤謬を正す鍵である。干支を分析するには正理に基づかなければならない——五行の衰旺と喜忌に注目し、四柱の本質を無視して奇格異局や神殺などの虚妄な説を追い求めるべきではない。さもなければ、予測が不正確になる。命理の核心は用神にある。財、官、印綬、比劫、食傷、梟殺のいずれであっても、用神となり得る。「美」という名称だからと偏愛したり、「悪」という名称だからと排斥したりしてはならない。肝心なのは、日主の衰旺と用神の喜忌を検討し、抑制すべき時は抑え、扶持すべき時は扶け、取捨を精確に行うことである。そうすれば、運勢の吉凶は明らかになり、禍福災祥はことごとく霊験あらたかとなる。
最初の命例分析:
表面的には、干に三奇(甲戊庚)が透き、支に拱貴(子辰が申を拱く)があり、局中に沖がなく、官星(午火)が用を為しているため、名利両全が可能に見える。しかし、庚申日主は季春(辰月)に生まれ、水勢は休囚である。本来は官星午火🔥を用いることができるが、支が水局を会す(申子辰が水を合す)🌊ことで水勢が増強され、火威が弱まり、官星が損なわれる。もし壬水(食神)を用いて衆に敵対させようとしても、戊土の梟神が食を奪うため、効果を発揮しにくい。甲木財星は本来、土を疏き水を衛ることができるが、甲木は退気し、戊土が権を握っているため、疏通の力がない。たとえ甲木を用いたとしても、それは仮神に過ぎず、命主は平凡な運命に定められている。さらに運が西南(甲木が休囚する地)に走るため、祖業は敗れ尽くし、妻に刑あり子に克あり、孤苦の一生を送る。この例は、用神を無視し、奇格や拱貴のみを論じることは、純粋な虚謬であることを証明している。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 偏财 | 偏印 | 元男 | 食神 |
| 天干 | 甲 | 戊 | 庚 | 壬 |
| 地支 | 子 | 辰 | 申 | 午 |
| 蔵干 | 癸伤 | 戊枭乙财癸伤 | 庚比壬食戊枭 | 丁官己印 |
| 星運 | 死 | 养 | 建 | 沐浴 |
二つ目の命例分析:
一見すると、良いところは何もない:天干は壬丙が相克し、地支は子午が遥沖し、寒木(乙木)は陽を喜ぶのに水が氾濫し火が絶え、名声を得るのは難しそうに見える。しかし、詳細に推敲すると:三水二土二火で、水は旺んでも金が生じず;火は休囚だが、土が衛護(児が母を救う)している;天干は壬水が乙木を生じ、丙火が己土を生じ、それぞれが門戸を立て、相生して争いがない。地支は水が旺んではいる🌊が、己土が透出して根を通じており、水を止めて火を衛る🔥には十分で、まさに「病有りて薬を得る」状態である。時は一陽の後(冬末春初)に当たり、木火が進気し、傷官(壬水)の秀気を用神とする。中年の運が東南(火木の旺地)に走り、用神が力を得れば、必ず科挙に及第する人材となる。寅運に入ると、火が生じて木が旺んになり🌱、甲榜に登り翰林に入り、青雲の志を遂げる。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 伤官 | 偏财 | 元男 | 正印 |
| 天干 | 丙 | 己 | 乙 | 壬 |
| 地支 | 子 | 亥 | 丑 | 午 |
| 蔵干 | 癸枭 | 壬印甲劫 | 己才癸枭辛杀 | 丁食己才 |
| 星運 | 病 | 死 | 衰 | 长生 |
以上の二例を総合すると、干支の配合の理を軽視することができようか?