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滴天髓
『滴天髄・順逆』現代語訳と解説
命式における五行の力には順勢と逆勢の違いがあり、真に逆らってはならないのは、すでに気勢を成した五行の勢いである。
原注の要点:
剛柔の道は、勢いに順うべきであり、逆らって抗うべきではない。まるで崑崙から奔流する水🌊のごとく、導くことはできても阻むことはできない。もしある五行がすでに強勢(例えば当令得勢)を成しているか、あるいは命式が「権在一人」(単一の天干が全局を主導)、「二人同心」(二つの力が同盟を結ぶ)の局面を呈している場合は、いずれもその勢いに順うべきである。
任鉄樵の注釈による深化:
順逆の鍵は、時機を把握し気勢に背かないことにある。特に注目すべきは:
- 当令得勢の五行は、その意向に従わなければならない;
- 五行の組み合わせには清濁の区別がある:濁りの中に清らかさを蔵すのは貴格の兆しであり、清らかさの中に濁りが混じるのは貧賤の根源である;
- 逆勢から順勢への転換は富貴の基であり、順勢から逆勢への転換は貧困の兆しを含む。
核心法則:七殺を制するよりは旺勢を借りて化解する方が良く、従殺格は実は強権に依附することであり、殺を留めることでかえって官星を迎えることができる。陰陽の気勢にはそれぞれ玄妙がある:陽は生機を含み、陰は化育を蔵す。もし命式に「二人同心」(二強の結盟)や「権在一人」(日主が極めて旺じて全局を統率)が現れた場合、その気勢を通じさせて福とすることしかできず、強いて克制すればかえって凶禍を招く!
原文:庚辰 庚辰 庚申 庚辰
大運:辛巳→壬午→癸未→甲申→乙酉→丙戌
分析:天干に四庚の金が禄旺🌰に坐り、地支の三辰土が金を生じ、「権在一人」の極めて剛なる局を形成している。壬午、癸未運は、水火強金を克し難く妨げなし;甲申、乙酉運は金気が貫通し、総兵(師団長級)に官至る;丙運は火が旺金を激怒させ、戦死。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 比肩 | 比肩 | 元男 | 比肩 |
| 天干 | 庚 | 庚 | 庚 | 庚 |
| 地支 | 辰 | 辰 | 申 | 辰 |
| 蔵干 | 戊枭乙财癸伤 | 戊枭乙财癸伤 | 庚比壬食戊枭 | 戊枭乙财癸伤 |
| 星運 | 养 | 养 | 建 | 养 |
原文:癸酉 甲子 庚辰 甲申
大運:癸亥→壬戌→辛酉→庚申→己未→戊午
分析:庚金が子月の水旺の地に生じ、地支申酉辰が合金局し、天干甲木は根無く棄用され、「金水二人同心」の勢い🌊⛰を形成している。癸亥から庚申運までは金水の勢いに順い、科挙と仕途順調;己未運は土が水勢に逆らい、家道没落;戊午は火土が水神を激怒させ、人財両失。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 伤官 | 偏财 | 元男 | 偏财 |
| 天干 | 癸 | 甲 | 庚 | 甲 |
| 地支 | 酉 | 子 | 辰 | 申 |
| 蔵干 | 辛劫 | 癸伤 | 戊枭乙财癸伤 | 庚比壬食戊枭 |
| 星運 | 帝旺 | 死 | 养 | 建 |
原文:壬子 辛亥 乙亥 丙子
大運:壬子→癸丑→甲寅→乙卯→丙辰→丁巳
分析:四柱の水勢滔天🌊🌊(三子一亥)、丙火は虚浮して克絶される。甲寅、乙卯運は木が水を泄らし気を納め、家業興隆;丙運は水火相戦し、破財と親族喪失;丁巳運は火が旺水を激怒させ、火災により死亡。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 正印 | 七杀 | 元男 | 伤官 |
| 天干 | 壬 | 辛 | 乙 | 丙 |
| 地支 | 子 | 亥 | 亥 | 子 |
| 蔵干 | 癸枭 | 壬印甲劫 | 壬印甲劫 | 癸枭 |
| 星運 | 病 | 死 | 死 | 病 |
| 命式の特徴 | 危険な大運 | 回避すべき行動 |
|---|---|---|
| 全水局🌊 | 火土運(丙丁/未戌) | 高リスク投資/拡張 |
| 全金局⛰ | 火運(巳午丙丁) | 激烈な競争/冒険的決策 |