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壬归
婚姻を占うには、まず男女双方の区別を明らかにすべきである。四課の分布を詳らかにし、三伝の変化も審らかにする。天官によって類神の本質を考察し、五気によって旺相と休囚を弁別する。明なる神煞と暗なる神煞、いずれも探求すべきであり、破・害・刑・沖は、いずれも吉利の象ではない。人品・容姿の区別には自ずから根源があり、命と年の交互の用いは、関係決して小さくない。成るか成らぬかは、二句で断じ得る。得るか得ぬかは、そこに微妙な機理がある。孟仲罡の加臨も、可否に関わる。始終・遅速は、実情に適うことを貴ぶ。そして古今の占験には、先賢がすでに検証した成法があり、これがすなわち心法である。
日干の象は、陽に属し天に属し、夫星の主るところである。日支の象は、陰に属し地に属し、妻位の関わるところである。その互いに合し交わり生ずるを喜び、明なる刑・暗なる克を悪む。
もし旺相にして生合し、かつ乗せる神がまた貴人・六合・青龍・太常であれば、姻縁の吉慶は知るべく、求めるもまた易い。
もし休囚にして刑克し、かつ乗せる神がまた天空・元武・螣蛇・白虎を見れば、互いの背違乖離が憂慮すべく、無理に (結婚を) 勧めるべきではない。
かつ陰陽の気は、偏勝すべきではなく、陽が陰に勝る者は、なお余すところがあって為すべき余地がある。
上下の乗臨に至っては、刑戦すべからず、内が外を克する者は、特に取るべからず。
中に阻撓多きは、必ず陰神の制傷なり。口はあれど心なしとは、必ず明に生じて暗に鬼となるものあり。🌱
もし男家の気運を論ずれば、干の類に属す。女宅の根基も、また支上に帰す。その天官神煞を観れば、微細なるところまで述べ尽くせる。その上下の乗臨を審らかにすれば、凶吉は立ちどころに判ずる。
およそ旺相・吉生にして吉煞を帯ぶる者は、必ず富貴で慈祥、時に吉慶に臻る。休囚・凶克にして凶煞を帯ぶる者は、必ず衰微で鄙吝、日に日に乖張を見る。
三伝の変象をもって言えば、初伝は男と為し、末伝は女と為し、また相生を喜ぶ。そして媒酌は中に居て、最も吉将に乗るを宜しとする。天空・元武は、無頓着にして誠意なし。勾陳・白虎は戦刑、必ず姻媒によって争競を起こす。
初伝に凶神を見、末伝に吉将を乗せれば、必ず女は旺んで男は衰う。末伝に凶休を見、初伝に吉旺に逢わば、定めて男は強く女は弱しと属す。
初伝が末伝を克せば、必ず男が女方を謀らんと欲するなり。また男性があまりに剛強なるを知る。末伝が初伝を克せば、女方がその男を楽しめばなり。また婦人の心が淑善ならざるを知る。
夫の側に欠ける所あれば、初めに虎勾を見る。婦人が不良なれば、末に元合に乗ず。親によって眷を締むるは、三合旺相を以て伝と為す。故をもって新を聯ねるは、六合初終にして日を生ず。聯茹にして合虎螣蛇に乗ずれば、必ず子を帯して親と為す。あらずんば定めて懐胎の婦と為す。三交にして空陰太乙を見れば、必ず賤を以て配偶と為す。あらずんば必ず婢僕の姻縁に係る。末に空元を見れば、何ぞ日を改め時を移すを難かろう。これは年庚の実ならざるに係り、命頭に見る者も同じく占う。終に蛇虎に逢わば、必ず陰残にして廃頽、定めて多くの災疾が虞あり。年上に見る者も同じく断ず。後合の初終は、後に娶りて先に姦ずるの象あり。天孤地寡は、男鰥女寡の災あり。未だもって成ると言うべからず。
故に曰く、「空亡もし支干の上に値すれば、婚娶多くは孤寡の人と為る。男が占い女が卜するも皆吉ならず。縦い成る時に到るも也不成。」備わらざる八専は、あるいはすでに下聘せり。反吟・別責は、あるいは重婚に属す。およそ日上が発用し青龍支を発せば、男家に娶らんと欲する心あり、陽は緩く陰は急なるに反す。辰上発用し天后干を克せば、女家に嫁がんと動ずる念あり、晦まさんと欲すれど尽く彰らかなり。
類神の定象をもって言えば、青龍もまた男と為し、天后もまた女と為す。ただその履むところの分は、元来すべて合を喜び沖を忌む。その乗ずる所の神は、未だ刑を論じ克を較すべからず。
ただ当に即類してその刑休を観るべし。精神気概は、自ら成規循うべきあり。
もし対待を以てその乗臨を責むれば、可否従違は、反って定見なし。🌊
およそ青龍の乗臨するところ、当に旺相・生扶なるのみならず、かつ内外刑戦せずんば、この男は誠に男児たり。而して龍に乗じ慶を葉う。何の疑いか之れ有らん。
天后の乗臨するところに至りても、また休囚・空墓ならず、かつ上下の生合に逢わば、その女は佳人に属す。而して鳳に跨り縁深し。豈に両度の卜を需めんや。
もし青龍その辰を克せば、女家に当たりて之れ有れば、自ら彼女の首肯を保し難し。然れども順を以て正と為すは、もと妾婦の道なり。又何の傷ましきか。ただ婿招きの占に在りては、辰のもと青龍の制を遭わんことを防がざるべからず。恐らくは終に累赘と為らん。
もし天后その日を克せば、男家に得て之れ有れば、已に人の言を軽信し難し。況んや陽は陰の制を受くるは、豈に丈夫の利ならんや。益なきのみ。もし出嫁の筮にいたりては、更に忌むべきことなり。日本の天后に傷せらるれば、恐らくは禍を舅姑に延ばさん。
六合は媒と為り、長男は象を成す。老成練達にして、撮合して神に通ず。
旺相なれば則ち年若く家富みて多く能く、休囚なれば則ち年邁かり身貧しくして力少なし。陰に乗ずれば女と為り、陽なれば則ち男と為る。身に合し龍を扶くれば、則ち男氏の念と為る。偏陰も亦た即ちその瓜葛なり。支を生じ後に党すれば、則ち女家に向かう心の較ぶるに甚だしきあり。亦た即ち彼の宗親なり。陰に謾語の天空を見れば、必ず虚多くして実少なし。下に空亡・敗絶に臨めば、自ら貧薄にして空しく微し。
もし妆奁を問わば、ただ財のみ是れ類と為す。豊かなるは実旺に因り、歉くるは空衰に因る。最も遁合・遁生を喜び、官鬼に化するを宜しとせず。
三伝の天后は、刑克・休囚なかるべし。天喜の一神も、また空亡・墓絶を忌む。天空・元武は、総ぺて虚花に属す。生氣・生神は、定めて実重に臻る。
官爻も亦た夫星の類と為し、六合はもと子息と為る。天后は合を制すべからず。制すれば則ち子息の艱みと為る。乗神は官を傷すべからず。傷すれば則ち夫星の利に欠く。
日本生辰は、乃ち翁姑の定類と為す。丈人・岳母は、生辰に取象す。天后・青龍は、此に於いて較論す。休囚・克害は、婚は皆な宜しからず。🔥
干に女宿を纏め、丑度に牽女し、天后は妻星、貴神は夫象、二神相会すれば、牛女の交歓と為し、両つ相恰逢すれば、正に夫妻の好合と為す。
ただ甲・戊・庚の日神后、天后と作なし、大吉、貴人と作なして、格は聯茹と為し、進退を問わず、皆なその象なり。之を得る者は、吉にして利あらざるなし。⛰
女貌の美醜を知らんと欲せば、須く天后の乗ずる所の禀受を視るべし。近来の色相を識らんと欲せば、年に憑りて移転を為す。
故に凡そ天后の乗臨、戦うことなく、気正に時なり。而して下に生旺の地を履み、上に生旺の天に乗ずれば、その本来の面目は、当に秀麗端正にして、煩い多く言う毋れ。
ただ天命常ならず、韶光日ごとに逝く。年神は既に気化に随いて斉しからず、色相は自然年運に随いて遷変す。故に年の上将神は、もって顔色を占験す。而して天官神煞は、吉凶を験すべし。もし年の神、旺相にして空ならず、内外の戦刑なければ、則ち水は清く金は白く、繕うに凭るべきあり。土は重く火は紅に、皆な指し明らむべきあり。木は清癯にして柔善を主り、魁罡は急燥にして粗頑を主る。月厭・咸池は、貴重と言い難し。天空・元武は、淫賤なること疑いなし。蛇虎争戦して病符を帯ぶれば、傷残は慮なり。勾朱刑害して謾語を兼ぬれば、唇舌多く滋し。これその定象なり。
もし五行の相配をもって言えば、年の上下は、漏らすべからず。而して生克・旺休も、また兼ね看るべし。およそ水木には相生の雅あり、火金には克戦の嫌あり。木土見れば脾胃の安んぜざるあり、金火逢えば肺腸の患いを兼ぬ。木金は損を慮り、土水は愆を経る。吉凶は須く天后を視るべく、克応は詳らかに神煞を察すべき。害、丑午に逢わば、眸子に災い応ず。もし卯辰に逢わば、患いは手足に帰す。朱、亥子に乗れば、定めてその面に麻す。雀、寅申に生ずれば、須く髪の稀なるを知るべし。四土に乗じて雀斑と為す。巳午に臨めば能く文を主る。
男年・女命は、各おのその乗臨を見て、休咎を言うも、互いに相求め合えば、ともにその成敗を詳らかにして、疑違を決すべし。
もし用度にあって交加あれど戦刑なければ、赤繩の繋は、業に前定す。遠しと雖も必ず成る。即ち異方に遥に合すと見ゆるも、旺相に当たれば、青鳥の伝あり。自然に孚かり易く、既に成り且つ速なり。もし女年その男命を克し、而して後に且つ日を克し、官を克し、龍を克せば、則ち反って鬼空・無気の郷に居する者は、女必ず夫を傷わん。もし男命その女年を克し、而して龍更に辰を克し、財を克し、后を克せば、則ち復た廃休・傷害の地に陥る者は、行くとして婦を損なわん。
成るか成らざるかは、相刑すべからず。これは天后と日上の関係を以て較ぶる言なり。
およそ日上の神と天后の乗ずる所の神と相刑ずれば則ち成らず、あらずんば宜しく成るべし。両言のみにて即ち断ず。およそ日辰の上下のみならず、彼此相刑ずべからず。即ち天后の乗ずる所も日上と相刑ずべからず。その日上の神を刑するは、日を刑するが如し。日を刑すれば則ち已に男に利あらず。何ぞ成るべけんや。
得るか得ざるかは、その物を制す。干上の神、能く支上の神を制するを以てす。あらずんば異方三合の神、之を得て、上よく支辰を制す。
およそ日上の神、能く支上の神を制し、あるいは異方三合の神、支に加わりてその支を制すれば、則ち得易く、あらずんば得難し。これもまた両言のみにて断ず。所謂「物」とは、支は物なり。甲子日、戌を子に加うが如き類。按ずるにこの二法は、ただ支干上下に交生互合の象なきが故に、特に変通して次序に依りて之を求め、以て成る得るの可否を占う。然れども「成」「得」の両字は、則ち指す所あって、漫然と忽せにすべからず。およそ成るは則ち懐を坦にして虞なし、故にただ刑を見る。得るは則ち意を着けて為すあり、故に須く制を求むるなり。
天罡の加に至りては、則ちまた已むを得ずして之を視る。もって疑いを決するのみ。別に真に男女の休咎に関することにあらず。
およそ孟は事の始めたり。虚にして未だ実せず、故に成ると言い難し。仲は事の中に介し、騎牆して決せず、故にまた必ともし難し。季は則ち実に事の終わりたり。故に得て乃ち成る。
遅速の機は、則ち休旺を観る。旺相なれば則ち宜しく速かに就くべく、休囚はただ遅きに利して成る。
始終の義は、則ち三伝を見る。初吉末凶は、始め有りて終わりなきなり。初凶末吉は、先ず難くして後に易し。中凶なれば変多く、中吉なれば虧くるなし。
三伝倶に吉にして、而も遞に日辰を生ずるは、百年ももってその齊眉とすべし。
龍后休囚にして、傳遞に之を克するは、二姓も恐らくは偕老し難からん。
婚姻は人倫の首たり。既に風化に関わり、更に宗祧に切なり。而して百年の休咎、全てここに在り。誠に細務にあらず。乃ち古今の占験、独り多く存せず。その故は秘めて惜しみ軽々しく人に示さざりしか。抑々理数元微にして、成法未だ尽く拘うべからず。正に多く存ずるを須いざるか。然れども引伸触類すれば、取り用いて方に窮まらざるべし。而して刻舟求剣は、識見反って多く窒隘す。多しと雖も亦た何をか以てせんや。
占験一
己酉年三月己卯日戌将辰時、男は戊辰年生まれ四十二歳、女は己丑年生まれ二十一歳、申酉空、寅卯落空。
本文内チャート
| 干支の組合せ | 第 1 組 |
|---|---|
| 天干 | 戊 |
| 地支 | 辰 |
本文内チャート
| 干支の組合せ | 第 1 組 |
|---|---|
| 天干 | 己 |
| 地支 | 丑 |
断語: この課、求婚に媒酌を用いるに及ばず。私情すでに通ずるあり。事は必ず成る。ただし真女(処女)に非ず。およそ婚姻を占うに、日を以て夫宮と為し、辰を女位と為す。龍は則ち夫を象り、后は則ち女を象る。年命相い加われば必ず成るとなり、神煞良なければ則ち淫賤なり。
按ずるに: この占は、丑、天后と作なし、日に加はる。而して大吉、即ち女命と為る。則ち婦、夫位に臨み、男は則ち先きにその女有り。未、青龍と作なし、女命の上に加はる。而して小吉、即ち男身なり。女の命中、則ち亦た素よりその男有り。又何ぞ媒酌の言、父母の命を須いで而して後可ならんや。故に必ず成るを主る。
元合は悉く不正と為し、而して婦位は全く逢ふ。女年の上に復た本命の咸池を見る。是を以てその真女に非ざるを知るなり。況んや門戸相い加はり、而して伝に又た之を見れば、私通の往復、寧んぞ一たびのみならんや。婚は必ず成ると雖も、亦た恥ずべきかな。
占験二
己丑年四月癸酉日酉将戌時、婚姻を占う。戌亥空、酉戌落空。
断語: 婚は必ず成り、後に必ず訟あり。夫を助け子を益し、自ら齊眉すべし。財官旺相なれば、夫妻安享す。媒も亦た力を得、当に女家の親と為るべし。女は必ず清白・修長、出身は微賤なり。
按ずるに: およそ干支の上下、金水相生ず。故に必ず成るを主る。天網の局は、末、初鬼を助く。故に訟ありを主る。干は夫と為し、支は婦と為す。干、儀禄を乗じ、支、長生を乗ず。故に齊眉安享を主る。初は男と為し、末は女と為す。末、初を生ず。故に助夫を主る。日上、遁甲して子と為り、而して辰上、遁壬して甲を生ず。故に益子を主る。法、六合を以て媒と為すも、蔵するを見れば則ち中伝を視る。中に勝光を見る。妻財と類を同じくす。故に女家の親と為る。火は初伝男未の上を生ず。故に力を得るを主る。即ち納音を以て媒に取りて之を責むれば、癸酉の納音は金、而して支辰と類を同じくし、当に女家の親と為るべし。金は水を生じ、亦た力を得るを主る。女の必ず清白・修長なるは、亦た支上を以て之を言うなり。およそ女命、実を得れば、則ち年上に従いてその色相を言う。后の乗ずる所は、その本来の面目を観る。則ちただ辰上に従いて観るのみにて可なり。出身微賤は、后、咸池に乗ずるを以てす。辰上には元陰を得たり。官鬼両つ見えて而も相刑す。斯れその再醮せる者か。訟端の起る所も、亦た当に是に在るべし。果たして前夫の弟の訟える所と為る。験かなり、確かなり。
凡そ納音を以て媒位と為すは、当に陰陽を分つべし。癸酉は陰金と為す。法、当に酉を責めて媒位と為すべし。而してその上の神、何如ぞや。故にこの占は申を取るなり。
占験三
五月甲戌日未将卯時、婦人三十五歳が占う。申酉空、子丑落空。
断語: 汝に二夫あり。正夫は告げずして去り、偏夫は已に賊中に入り、音信通ぜず。今、改適を求めんとす。隣僕媒と作る。必ず新喜あり。請う、之を成せ。
按ずるに: およそ陰備わらざる者は、必ず二陽にして一陰なり。故に不貞にして二夫有るを主る。法、青龍を以て夫と為す。申に乗じて遥かにその日を克し而して空なり。龍、又た馬に乗じ、天関の上に見ゆ。象は逃亡と為す。故に告げずして去るを主る。青龍の陰は偏夫と為す。乃ち蛇、子に乗ず。則ち陰私蔽匿、盗賊纏繞の象あり。再伝して子の上に辰を得。辰の上に元武賊盗の将を乗ず。自ら旺み墓に投ず。故に入党すと曰う。課、炎上に変ず。夏に在りて旺、当に新たなり。三伝合して歓ぶ。則ち喜と為す。故に新喜と曰う。法、六合を以て媒と為す。戌に乗ず。故に奴僕を主る。即ち納音を以て媒と言えば、甲戌納音、火に属す。当に午を取って媒位と為すべし。午上の河魁、亦た恰も奴僕と為る。支干同じく伝に在り。隣なりと為す。故に隣僕と云う。その婦、三十五歳、行年戌上功曹、天后と為る。休気を以て旺気に転ず。故に当に再嫁すべし。天后、支に在りて発用すれば、則ち再嫁の念は、諸を自身に出だす。人の求めて然らしむるに非ざるなり。后、日上を生ず。故に必ず成ると曰う。
占験四
七月癸巳日巳将寅時、男五十二歳。午未空、酉戌落空。
断語: 五十二歳にして、又た新郎と作る。今日まさに墓を出でて生を尋ぬ。姻事必ず就く。議する所の者は、年富・清白・修操、力能く夫を助く。又能く子を生み、女中の丈夫なり。ただ之れ過門久しからずして、尊堂服動き、必ず内艱の丁あるべし。その女は必ず書算に善く、持家方あり、もって遐福を享け、二子、終わりを送る。成親の後、便ち当に喜びを生ずべし。
按ずるに: およそ日上、墓に逢う。従前より必ず昏滞なり。長生、発用す。故に墓を出でて生を尋ぬと言う。婚姻の占法、支辰を以て妻位と為す。上に長生を見て当に旺ず。又た儀神たり。故に年富・貌美にして丈夫の気概あり。干を生ず。故に助夫す。遞に二子を生ず。故に子有り。必ず成るも、亦た相生し旺に乗ずるを以てなり。長生、又た父母と為す。而して中伝の亥水は、丁に乗じて暗害す。辰の陰に見ゆ。故に内艱の丁なり。長生、又た学堂の神と為す。故に書算に善し。申金、又た長生の上に臨む。故に持家方あり、もって遐福を享くべし。子爻両つ現る。故に二子を主る。末に見ゆ。故に能く終わりを送る。子、丁の上に在り。故に成親の後便ち当に坐喜すべし。
占験五
亥日、寅卯空、戌亥落空。
断語: 姻事は必ず成る。ただし夫家に旺ぜざるを嫌ひ、偏えに母家に旺ず。八年の後、妻は必ず改嫁せん。吉象に非ざるなり。
按ずるに: およそ干支の上、午未相合す。故に必ず成るを主る。凡そ天后発用し、而して三伝自ら合して局を成す者は、三陰自ら旺ずと謂ふ。天后の支に臨むを得れば、支は母家に係る。故に偏えに母家に旺ずるを主る。后の乗ずる所、明に生じて暗に鬼と為る。而して三伝の木局、又た干上の鬼を生じ起こして以て干を克す。故に夫家に旺ぜず。未は数八。八年の後、丁動きて而して中空、橋断たる。卯は即ち辛の妻星。その象此の若くなれば、尚お成るべけんや。婚姻の占、関係甚だ大なり。其れ忽せにすべけんや。
《壬归》婚姻門の核心は、干支・三伝・類神・年命という四つの次元で完全な婚姻分析の枠組みを構築することにある。日干は男方を表し、日支は女方を表す。両者の生合刑冲の関係が婚姻の吉凶を判断する第一の根拠となる。青竜は夫星の類神、天后は妻星の類神、六合は媒酌の神であり、それぞれの旺相休囚および乗ずる天官・神刹が、婚姻における各方の役割の状態と品性を直接的に決定する。年命の交互の働きは、双方の間にある深い縁と因果を明らかにする。この体系全体の核心的な論理は、生じ合えば成り、刑すれば克ち散る。旺相ならば吉、休囚ならば凶、ということである。
この体系は、古代の「婚姻適合性分析モデル」と理解できる。四課三伝は動的な関係評価マトリックスのようなもので、男女双方が感情、家庭、社会的地位、性格・気質などの次元においてどれほど適合しているかを考察するものである。その中で「天后が旺相に乗ずれば女性は良し、青竜が旺相に乗ずれば男性は良し」とする判断論理は、現代の恋愛・結婚において人の総合的な素質を評価することと相通じるものがある。また「年命が相生すれば成り、相克すれば敗れる」という規則は、今日でいう「縁の深浅」や「価値観の一致度」に類似している。もちろん、その中にある「真女に非ず」「出身賤し」といった評価基準は、時代の刻印を色濃く帯びたものであり、批判的に捉えるべきである。客観的に言えば、この枠組みが本当に価値を持つ部分は、占う者に一段の婚姻の可能性を複数の次元から検討させることを促し、単に一瞬の感情の衝動だけで判断させない点にある。
現代生活において、この章の実用価値は以下のようなレベルでの参考に転化できる。
婚姻門は深い哲学的命題を内包している。婚姻は天が定めるのか、それとも人が為すのか? 原文は一方で「赤縄の繋ぎは、すでに前世において定まる」と強調し、姻縁には先天的に定められた要素があることを示唆する。他方で「成・得の二字」の区別、「旺相ならば速やかに就くべき、休囚ならば遅れて成るに利す」という弾力的な判断を通じて、人間の主体的な能动性に余地を与えている。この「天命の内に人力あり」という弁証法的な思想は、『易経』の「窮まれば変ず、変ずれば通ず」という変易の哲学と一脈通じる。さらに深く見れば、婚姻占断の体系全体は本質的に象徴的思考である——人間の関係を天地陰陽の壮大な秩序の中に投影し、それによって個々の運命と宇宙の法則の間の呼応を理解しようとするものである。この思考方法は現代科学的な文脈では検証が難しいが、個人の視点を超えた全体的な思考枠組みを提供するものであり、今日においても哲学的示唆に富む。
| 概念 | 内包 | 婚姻門における役割 |
|---|---|---|
| 四課三伝 | 大六壬の核心構造。四課は現在の状況を表し、三伝は変化の趨勢を表す | 婚姻全体を分析する基本枠組み |
| 天后 | 十二天将の一つ。水に属し、女性・婚姻・内室の象 | 女性の代表、婚姻吉凶の核心類神 |
| 青竜 | 十二天将の一つ。木に属し、男性・慶祝・昇騰の象 | 男性の代表、婚礼吉象の核心類神 |
| 六合 | 十二天将の一つ。木に属し、媒酌・説合・子孫の象 | 仲人役割と子息判断 |
| 咸池 | 桃花煞。情欲・風流・曖昧を主る | 婚姻において品行を判断する重要な神刹 |
| 天喜 | 吉神。婚姻祝祭・喜事を主る | 婚姻の吉を示す重要な指標 |
| 空亡 | 旬空の神。空落・不実を主る | 婚姻成就の良くない信号 |
| 年命 | 当事者の生年と行年 | 双方の縁の深さと相互関係 |
当代の学者による六壬婚姻占断の研究は、主としていくつかの方向に集中している。一つは類神体系の構造分析、すなわち天后・青竜・六合などの神将がどのように完全な婚姻象徴体系を構成するかである。二つ目は干支関係の象数論理であり、日干日支の生合刑冲が婚姻判断において持つ重みを考察する。三つ目は占験事例の統計学的検証であり、『壬帰』などの古籍の事例を帰納して、その判断規則の内部整合性を検証する。さらに、六壬婚姻占断と現代の恋愛心理学における「関係評価モデル」との学際的対話を試み、伝統的な象数思考と現代の関係科学の間に補完的な空間を探る研究者もいる。これらの研究は未だ成熟してはいないが、『壬帰』の婚姻門を理解する新たな視座を提供している。