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入地眼全书
水説 🌊
水は上天から来るもので、天性動くことを好み、乾卦に属し、陽であり、禍福の応験が最も速やかである。ゆえに古人は葬法を論じるにあたり、龍脈と水法を併重した。
厝法(仮厝・浅葬)を論じるにあたっては、特に水法のみを論じる。なぜなら厝葬は地脈の気を取らず、ただ天氣のみを取るからであり、それゆえ応験しやすく財を発する。しかし天道は剛健で止まることがなく、来るのも速ければ去るのも速い。したがって正式な安葬は龍脈を主としつつも、水法もまた鍵となるのである。
世間の水法の書は煩雑に乱れ、意見が一致しない。私は白鶴仙師の遺法を得て、また邱公門下の青衣子仙師の指摘を蒙り、明確に伝授された。それによって形象、方位、納甲、先天後天、浄陰浄陽、理気吉凶などの要義を、心の中で明らかにするところとなった。
総じて形象を第一の要義とする。 もし斜飛・直冲の水に遇わば、たとえ理気に適い吉方に位置しても、とうとう禍患を免れがたい。ゆえに之玄屈曲(蜿蜒と回環する)が最上格であることを知る。
水と砂は、本来相離れない。水が彎曲すれば砂は環抱し、水が直去すれば砂は僵硬し、水が斜飛すれば砂は飛散する。水が穴の前後左右に衝射すれば、災禍はたちまち顕れる。この術を操る者は、まず形象の良い水を選んで迎え納め、形象の凶悪な水は避けるべきである。さらに理気の法・方位の辨別を併せて用い、立向によって消納すれば、吉祥にして利あらざるなく、禍いは侵すことない。
水法 💧
堪輿はまず龍身を詳察することを重んずる——「詳」の字が最も妙である。龍勢の強弱・偏正および栄枯休旺などの形態を、細かく辨別する。倚斜に側出するのは、すなわち真龍ではない。精峻秀麗なる山巒は、秀気が自然に凝る。精峻にして自然に秀麗、凝気があれば自然に発福する。平原地に結穴する場合もあり、静かにして幽深、蛾眉の状に似た水が最も親しみやすく宜しい。
世俗は紛紛として争論し止ます、追究すれば禍福はとうとう拠る所がない。しかし水秀砂明すなわち好地なるを知らず、誰か消砂納水を法度より求むべきを知らんや?
水秀とは、水があるいは凝聚し、あるいは彎抱し、あるいは層々として朝拝し、かつ来水は大にして去水は小、来水は長くして去水は短く、ただ来水のみ見えて去水を見ず、さらに駁雑の象なきを言う。砂明とは、峰頭が開朗清爽にして、情勢が朝向して親しみ、穴が低ければ砂頭は俯臨し、穴が高ければ砂頭は仰顧するを言う。穴と砂との配合、賓主の対坐して語らい笑うがごとく、語氣・笑容は慇懃にして款款たるものがある。
およそ砂の高さは一丈あまりを過ぎず、穴を離れること兩尋(八尺を一尋とする)ならず。これは両旁の青龍・白虎砂を言うのである。もし砂脚が端正で、砂頭が円淨で、砂身が潤澤で、誠懇柔和の態を具えれば、半紀(十二年を一紀とする)を出でずして発福する。「凡砂」以下の四十二字、字字みな要訣である。要するに、人が穴中に立つとき、砂の頭脚いずれもを見ることを得る者は、その力最も重し。
第一に逆朝水が最も良し、速発の地には逆水の朝来するものが多い。その次は横過水、水勢停蓄して、砂の関攔を得れば発福す可し。人は大地は多く順局なりと言うが、初運の貧寒はまた何をもって人を救わんや? もし一案山を得て、緊く横に開けば、これもまた良し。
砂と水には先後の序があり、砂の応験は遅く、水の運行は速い。青龍砂は甚だ良いが、右辺の悪水が長く流れて漂零するを常見する——水がまず管事(禍に応ず)するのである。朝山と主山の間に本より砂の妙処なければ、二房は利あらざるように見える。二来して大を継ぎ、二房すなわち興る。長房が絶えれば二房が承継する。
渓澗江湖は固より水であるが、田源塘沼もまた同じく水と数える。堂局が平にして低ければ砂が応験し、少しでも曲折があれば水が先に作用する。
龍は根本たり、水は運用たり、両者は本と軽重なし。龍を尋ね穴を立てるには水を先とす、詳細の要領ここに伝授す。
人はみな龍・穴・砂・水を地理の四用となすが、四者のうち、独り龍を首となすは、なぜか? 龍は根本なり。 ゆえに常に龍を観るべきである。もし真龍あれば、必ず真穴あり。結穴の処は、砂が必ず環抱す。砂の抱える処は、水が必ず匯聚す。龍真にして穴的なれば、砂水も自然に随う。地を看る要領は、この数句でもって説き尽くせり。
地理由来て四用に分かつ、第一に龍を重んず。吉凶禍福この中より生ず、真情を考察せざるべからず。龍はただ地気を管すのみ、あるいは煖かくあるいは冷たし、吉凶禍福は自ら主となす能わず、その本性は静かなればなり。砂水は天氣を得、人は善く承接すれば則ち吉にして福、善く承接せざれば則ち凶にして禍、その本性は動くなればなり。ゆえに『周易』に曰く、「吉凶悔吝は動より生ず」と。
ある人は言う:龍もまた常に動くものである。二十四龍、何れの龍が入首するを論ぜず、時には乾に転じ、忽ち坤に転じ、時には艮に入り、また忽ち巽に向かう、何をもって動かずと言わんや? 砂水にも静なるものあり、巽砂の侍側するは、則ち永遠に巽にして、丙に変ずるを見ず。酉水の朝来するは、則ち永遠に酉にして、何をもって辰と変ずるを見んや? 此くの如く說けば砂水もまた静なり。
托長老が答えて曰く:二十四龍、龍が逶迤として行くを見るに、入首の亥に在るに至れば則ち亥に止まり、入首の卯に在るに至れば則ち卯に止まる、これ豈に静ならずや? 砂水に至りては、則ち変動して定まらず。同じく卯龍なるも、砂水の乾亥の方に見える者有り、砂水の丙午の方に見える者有り。同じく丙龍なるも、砂水の丑艮の方に聚まる者有り、これ豈に動にして拘束し難きならずや? 正にその動にして拘わり難きがゆえに、喜忌のその中に分かたるる有り。喜ぶ者は吉にして福、忌む者は凶にして禍、道理の自然これくしきなり。
地気の動くは、龍が主導し、天氣の動くは、砂水が主導する。天は施し地は承け、夫は唱え婦は随う、これは変わらざる道理である。此くして四者のうち、龍の根本たるを知る。
しかしながら既に龍を根本と言うならば、何をもって水法を龍・穴および砂の後に置いて説くのか、また何の理由か? なぜなら水は龍を尋ねる要法だからである。古人が言う:気は水の母、水は気の子。来水は龍の行くを導き、界水は龍の脈を止める。水源に長短あれば、則ち龍の遠近を推し知り、水勢に大小あれば、則ち龍の枝幹を弁別す。水勢の返彎を観れば、朝山と穴の賓主関係が此くして明らかになり、水流の来去を観れば、龍と砂の順逆が此くして弁別される。
山を看ずる前に、先ず水を看よ。 真龍の落ちる処には水が必ず匯聚し、真穴の結ぶ処には水が必ず纏繞す。もし曲流の水あれば、必ず曲転の砂あり。此くして地を尋ねる法、水を要務となすを知る。
水には形勢あり、水を見るの法は、詳しくは下文に見ゆ。水中にもまた巒頭あり、曲流水あれば必ず曲転砂あり、水の行止が砂によって決まることを見る。「真龍落処水聚り、真穴結処水纏う」のこの二句は、実に地を看るの要訣である。
水を辨ずるには分合を論ずることを須い、分あり合ありてはじめて穴に誤りなし。前に合し、後に合しおよび両旁に合すれば、気止まり水交わり、はじめて穴を作す可し。
水の分合には三種あり:
しかしながら合水にはまた前後左右の異なりあり、以下、逐層に説明を進め、妙処に及ぶ。順結なる者は、水は前に合し、回結なる者は、水は後に合し、横結なる者は、あるいは左右に合す。
左右の旁水に至りては、前合に勝り、而して旁合はまた後合に如かず。なぜなら前合は順局にして、水はみな前に向かって去り、收住凝蓄すること能わざればなり。旁合なる者は水は穴前に横過すれども、必ずしもみな広闊なる匯聚の水口にあらざればなり。後合に至りては、則ち翻身逆朝して、随後の水、口に入らざるはなし。前合水は得ること易く、後合水は求め難し、なぜなら後合は水の蓄聚を得るゆえなり。
要するに、分あり合ありて、はじめて穴の結作は真なり。これは水の分合を察する、水を辨ずる第一の法則なり。
さらに水勢を辨じて結局を論ず:逆朝・横抱は、堆金積玉なり。その次に合襟水および順流水を取り、山高く水なき、合わせて五局と為す。君今、局勢を認め識れ、大聚小取のいずれも記録に値す。
昔、大禹の治水の時、天より神亀が降り、纹理を背負いて出でた。禹王この纹理を見て、はじめて水を治むるを知った。水の性情を知ることを得たれば、ゆえに葬法と厝法は水を第一と為す。水性は動くを主とし、陽に属し、管事すること速やかなり。ゆえに朝は貧しく暮れは富むと言い、その快捷なるを取るなり。
向を以て水に配す、水は二十四山の方位より来たる。陽水の来たるに陽向を立て、陰水の来たるに陰向を立てれば、則ち吉なり。もし陰水の来たるに陽向を立てれば、則ち凶なり。
先聖はよく水の性情を知る:水に吉凶なし、方位によって同じからず。 方位は天地の使用、水は天地の血脈なり。水自身に吉凶はなく、方位と向にのみ吉凶あり。ゆえに納め吉なれば則ち吉、納め凶なれば則ち凶なり。
| 概念 | 意味 | 本文との関係 |
|---|---|---|
| 浄陰浄陽 | 二十四山を陰陽に分け、陰山は陰水を納め、陽山は陽水を納める | 文中の「陽水が来れば陽向を立て、陰水が来れば陰向を立てる」という理気の根拠 |
| 納甲 | 八卦に干支を納める法であり、水の陰陽属性を推算するために用いる | 来水の方位の吉凶を判断するための道具 |
| 先天後天 | 先天八卦と後天八卦であり、それぞれに方位体系がある | 水法理気において来水・去水を消納する際に必ず参酌すべき二つの体系 |
| 水口 | 水流が去る関口であり、砂で水口を関するのが要務である | 「大水口出者」と「洋洋水口」が指すもの |
| 合襟水 | 穴前に二つの水が合流し、衣襟が交わるようである | 文中に列挙された五局の一つ |
| 蛾眉水 | 彎曲して眉のような形の水であり、水法の上格とされる | 「静深蛾眉最亲人」が指すもの |
| 逆水朝元 | 水が逆流して穴前に朝し、福を発するのが最も速い | 「第一逆朝好,速発地多逆水」が指すもの |