全 48 章中 12 章
子平真诠评注
全体意訳 八字で用神が確定すると、特定の格局が形成され、格局には自ずと高低・優劣が生じる。財、官、印、食、煞、傷、劫、刃などの格局で、貴人を出さないものなどあろうか?貧賤の命を出さないものなどあろうか?極めて貴いものから極めて賎しいものまで、千差万別、変化は極まりなく、言葉で尽くすことができようか?しかし、その核心原理の鍵は、「有情か無情か、有力か無力か」という八文字にある。
格局の高低は、五行の相生相克における有情度(相互の呼応程度)と力量の強弱(干支の根気の深浅)によって決まる。有情とは、忌神が制化され、喜神が生扶されることを指す。有力とは、重要な十神が通根・透干し、位置が適切であることを指す。
「有情か無情か」には、中国伝統の「和諧共生」思想が含まれている——システム内の要素は白黒はっきりしたものではなく、制化を通じて動的平衡に達するのである。「有力か無力か」は「度」の哲学を体現している——剛すぎれば折れやすく、柔らかすぎれば廃れる。中庸こそが上である。
閻錫山命造(極めて高い格局) 辛金の七殺が透干して忌神となるが、丁火の食神が緊密に殺を制する(有情)。乙木の根が強く食神の力を担える(有力)。「食神制殺」の権柄格局を形成。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 偏印 | 七杀 | 元男 | 食神 |
| 天干 | 癸 | 辛 | 乙 | 丁 |
| 地支 | 未 | 酉 | 酉 | 亥 |
| 蔵干 | 己才丁食乙比 | 辛杀 | 辛杀 | 壬印甲劫 |
| 星運 | 养 | 绝 | 绝 | 死 |
商震命造(中程度の格局) 丙火の傷官が透出して殺を制するが、丙辛が相合してわずかに牽絆される(情・力がやや欠ける)。なお貴格を成すが、層はやや劣る。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 正财 | 七杀 | 元男 | 伤官 |
| 天干 | 戊 | 辛 | 乙 | 丙 |
| 地支 | 子 | 酉 | 未 | 子 |
| 蔵干 | 癸枭 | 辛杀 | 己才丁食乙比 | 癸枭 |
| 星運 | 病 | 绝 | 养 | 病 |
陸栄廷命造(中程度の格局) 丙火の傷官と辛金の七殺がともに透干するが、丙が戌庫に坐り火力がやや弱い。乙卯が専禄で支える(有力だが極致ではない)。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 正财 | 七杀 | 元男 | 伤官 |
| 天干 | 戊 | 辛 | 乙 | 丙 |
| 地支 | 午 | 酉 | 卯 | 戌 |
| 蔵干 | 丁食己才 | 辛杀 | 乙比 | 戊财辛杀丁食 |
| 星運 | 长生 | 绝 | 建 | 墓 |
許世英命造(中~低程度の格局) 双辛の殺が透干して身を克す。丙火の傷官が巳に蔵され合される(殺を制する力が無力)。乙木の根が弱く担いきれない。貴ではあるが波乱が多い。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 偏印 | 七杀 | 元男 | 七杀 |
| 天干 | 癸 | 辛 | 乙 | 辛 |
| 地支 | 酉 | 酉 | 丑 | 巳 |
| 蔵干 | 辛杀 | 辛杀 | 己才癸枭辛杀 | 丙伤戊财庚官 |
| 星運 | 绝 | 绝 | 衰 | 沐浴 |
胡漢民命造(欠陥のある貴格) 癸水の官星が透干せず、庚金の財星も露わでない。申が寅を沖して根気を損なう(輔佐が損なわれる)。大成するには運勢による補填を待つ必要がある。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 伤官 | 比肩 | 元男 | 比肩 |
| 天干 | 己 | 丙 | 丙 | 丙 |
| 地支 | 卯 | 子 | 寅 | 申 |
| 蔵干 | 乙印 | 癸官 | 甲枭丙比戊食 | 庚才壬杀戊食 |
| 星運 | 沐浴 | 胎 | 长生 | 病 |
| 次元 | 高格局の特徴 | 低格局の特徴 |
|---|---|---|
| 有情度 | 忌神が合化/制伏され、喜神が生ずる | 忌神が制されず、喜神が沖克・合絆される |
| 根気の強弱 | 用神が通根・透干し、日主に近接 | 用神が虚浮で根がなく、日主から遠い |
| 五行流通 | 殺印相生、財官相生が循環して順暢 | 五行が戦克し、流通が阻塞する |
| 位置配置 | 喜神・用神が月令、日支の重要位置 | 忌神が月令、日支の核心位置を占める |
注:格局の高低は先天的な潜在能力を示すに過ぎず、実際の成就は大運・流年を組み合わせて判断する必要がある。低格局の者も喜神・用神の運を行く時は奮起して有為となり得るし、高格局の者も忌神の運に逢えば謹んで自重せねばならない。