全 48 章中 31 章
子平真诠评注
原文1意訳 正官は日主を剋するものではあるが、七殺とは異なり、それは有情の制約である。社会における尊卑関係のようなものである。人生において完全な自由はあり得ず、天子のような尊い身分であっても、天地や祖宗の制約を受ける。正官は尊重すべき権威を表し、国には君主が、家には長輩がいるようにである。刑・沖・破・害はこの尊卑の秩序を破壊し、下が上を犯すことに等しく、好ましくない。
徐楽吾補足:正官と七殺はいずれも日主を剋するが、正官は陰陽の配合による有情の剋であるため、用法は似ているが細かい違いがある。例えば、身強で官が軽い時は財を用いて官を生じさせるのが良く、身弱で官が重い時は印を用いて官を化すのが良い。日主と官殺の力が均衡している場合、七殺は食傷で制伏するのが良いが、正官は制するのではなく、むしろ財で生じ助ける必要がある。もし食傷があれば、さらに印で保護する必要がある。正官と日主は陰陽調和の関係にあり、日主はその剋を恐れないが、食傷は官星を傷つけ、さらに日主の元気を泄らすため、不吉なのである。刑・沖・破・害は全ての格局にとって忌むべきものであり、官星に限ったことではない。
原文2意訳 刑・沖・破・害を忌むのであれば、官星を生じ助け保護することは喜びとなる。喜用を留め、忌神を取り除けば貴気は顕れるが、その貴気の高低は八字の配合の清濁・純雑にかかっている。例えば、薛相公の八字:甲申、壬申、乙巳、戊寅。壬水の印星と戊土の財星は乙木によって隔てられ、水と土は互いに妨げないため、大貴となった。しかし、寅申巳の三刑があり、わずかに瑕疵がある。運が乙亥に至った時、四沖が波乱を引き起こす可能性がある。もう一つの例:壬戌、丁未、戊申、乙卯(注:原文「戊甲」は誤記の可能性あり、文脈から戊申日と校正)。これは雑気正官格であり、干に透出し支で会するため本来は貴格となるはずだが、壬財と丁印が合し、財と印の両方を失い、官星が孤立して輔佐なく露わになったため、官職は七品を超えなかった。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 劫财 | 正印 | 元男 | 正财 |
| 天干 | 甲 | 壬 | 乙 | 戊 |
| 地支 | 申 | 申 | 巳 | 寅 |
| 蔵干 | 庚官壬印戊财 | 庚官壬印戊财 | 丙伤戊财庚官 | 甲劫丙伤戊财 |
| 星運 | 胎 | 胎 | 沐浴 | 帝旺 |
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 偏财 | 正印 | 元男 | 正官 |
| 天干 | 壬 | 丁 | 戊 | 乙 |
| 地支 | 戌 | 未 | 申 | 卯 |
| 蔵干 | 戊比辛伤丁印 | 己劫丁印乙官 | 庚食壬才戊比 | 乙官 |
| 星運 | 墓 | 衰 | 病 | 沐浴 |
徐楽吾補足:貴気の高低は八字の清純さにかかっている。薛造は官印相生し、財が印を破らず、官星が月令を得て真神が用いられるため、大貴となった。しかし三刑により減点される。雑気官格は丁壬の合により財印両失し、官星が傷つけられ、格局が混濁している。
原文3意訳 もし財と印を併用できないのであれば、印を単独で用いるよりは財を単独で用いる方が良い。印は官を護るが、官の気を泄らすからである。一方、財は直接官を生じさせることができる。もし官が化して印となり、さらに財が透出すれば、極めて秀でた大貴の格局となる。例えば、金状元の命:乙卯、丁亥、丁未、庚戌。亥卯未が三合して印に化し、水旺火弱であるため、財を用いて印を損じる。「君頼臣生」の理に合い、忌神を取り除き喜神を留め、傷官も雑殺もないため、貴となった。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 偏印 | 比肩 | 元男 | 正财 |
| 天干 | 乙 | 丁 | 丁 | 庚 |
| 地支 | 卯 | 亥 | 未 | 戌 |
| 蔵干 | 乙枭 | 壬官甲印 | 己食丁比乙枭 | 戊伤辛才丁比 |
| 星運 | 病 | 胎 | 冠带 | 养 |
徐楽吾補足:印を用いる者は多く身弱で、他人に依存する。財を用いる者は多く身旺で、積極的に他人を管轄する。身旺であれば顕赫となり、身弱であれば庇護を受けるのが良い。金造は官が印に化した後、水が盛んで火が塞がれているため、財を用いて調節している。典型的な正官格ではないが、格局は清秀である。
原文4意訳 傷官に遇えば印を佩用して化解する必要があり、官殺混雑には取清が必要である。例えば、宣参国の命:己卯、辛未、壬寅、辛亥。未中の己官が干に透出して取清し、支が木局を会して傷を化し、辛金の印星が傷を制する。これが「傷に遇い印を佩ぶ」である。李参政の命:庚寅、乙酉、甲子、戊辰。甲は酉官を用い、庚殺が混雑するが、乙が庚に合して官を留め、子辰が合して印となり殺を化す。これが「雑殺を取清する」である。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 正官 | 正印 | 元男 | 正印 |
| 天干 | 己 | 辛 | 壬 | 辛 |
| 地支 | 卯 | 未 | 寅 | 亥 |
| 蔵干 | 乙伤 | 己官丁财乙伤 | 甲食丙才戊杀 | 壬比甲食 |
| 星運 | 死 | 养 | 病 | 建 |
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 七杀 | 劫财 | 元男 | 偏财 |
| 天干 | 庚 | 乙 | 甲 | 戊 |
| 地支 | 寅 | 酉 | 子 | 辰 |
| 蔵干 | 甲比丙食戊才 | 辛官 | 癸印 | 戊才乙劫癸印 |
| 星運 | 建 | 胎 | 沐浴 | 衰 |
徐楽吾補足:宣造は官星が既に傷に泄されているため、鍵は官ではなく印にある。李造は乙庚の合で殺を緩め、印が殺を化し、格局は合によって清まる。
原文5意訳 官格で傷官が透出し印を用いる場合、財星を見ることを忌む。財が印を破り傷を護るからである。しかし、反例もある。例えば、范太傅の命:丁丑、壬寅、己巳、丙寅。支が金局を会して傷官となるが、丙丁の印星が囲みを解く。壬財が透出すれば本来は破格となるはずだが、丁が壬に合して財を取り除き、丙が傷を制して官を護る。無情の中に有情が現れ、かえって大貴となる。地支の刑沖は会合によって化解され得ることは、前文ですでに見た通りであり、繰り返さない。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 偏印 | 正财 | 元男 | 正印 |
| 天干 | 丁 | 壬 | 己 | 丙 |
| 地支 | 丑 | 寅 | 巳 | 寅 |
| 蔵干 | 己比癸才辛食 | 甲官丙印戊劫 | 丙印戊劫庚伤 | 甲官丙印戊劫 |
| 星運 | 墓 | 死 | 帝旺 | 死 |
徐楽吾補足:范造は丁壬が合して官に化し、丙印が禄を得る。初春は木旺土虚であり、真神が用いられ、官印ともに旺じる。巳丑が会して金となるのは真ではなく、官を傷つけることはできないため、貴となった。
正官は社会的権威と秩序を表し、リーダーシップ、規則、あるいは長輩のような存在を象徴する。陰陽の調和と尊卑有序を強調する。八字における官星の清濁、配合(財による生じ助け、印による化し)が貴気の高低を決定し、刑・沖・破・害による安定の破壊を忌む。
正官の哲学は陰陽のバランスと社会的責任を体現している。個人の自由は集団の規則に従う必要があるが、規則もまた柔軟性(印による化し)を必要とし、硬直的であってはならない。現代社会において、権威と個人の成長は対立するものではなく、動的な協働関係——企業におけるリーダーと従業員の共生のように——にある。