全 94 章中 8 章
滴天髓
本章は、天干と地支の配合を仔細に分析し、それによって人の禍福吉凶を判断することを強調している🌊🔥。原注は指摘している:干支は相互に配合し、その進退のメカニズムを推敲してこそ、はじめて禍福災祥を正確に予測できる。
任氏は次のように論評している:これは誤りを正す鍵である。干支の分析は正理に基づかなければならない——五行の衰旺と喜忌に注目し、四柱の本質を無視して奇格異局や神殺などの虚妄な説を追い求めるのではなく、そうでなければ予測が不正確になる。命理の核心は用神にある。財、官、印綬、比劫、食傷、梟殺のいずれであれ、すべて用神となりうる。「美」しい名称だからと偏愛したり、「悪」い名称だからと排斥したりしてはならない。肝心なのは、日主の衰旺と用神の喜忌を検討し、抑制すべきなら抑え、扶持すべきなら扶け、取捨を的確に行うことである。そうすれば運勢の吉凶は明らかになり、禍福災祥はすべて霊験あらたかとなる。
最初の命例分析: 表面上は、干に三奇(甲戊庚)が透り、支に拱貴(子辰が申を拱く)があり、局中に冲はなく、官星(午火)が用を為しているため、名利両全のようである。しかし庚申日主が季春(辰月)に生まれ、水勢は休囚であり、本来は官星午火🔥を用いることができるが、支が水局(申子辰が水に合する)🌊を会し水勢を増強し、火威を弱め、官星が損なわれる。もし壬水(食神)を用いて衆に敵対しようとしても、戊土の梟神が食を奪うため、効果を発揮しにくい。甲木財星は本来、土を疏(と)き水を衛ることができるが、甲木は退気し、戊土が当権であるため、疏通の力がない。たとえ甲木を用いたとしても、それは仮の神であり、命主は平凡な運命にある。さらに運が西南(甲木の休囚の地)を巡るため、祖業は尽き果て、妻に刑あり子を剋し、孤苦の一生を送る。この例は、用神を無視し、奇格や拱貴ばかりを論じることが、いかに虚謬であるかを証明している。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 偏财 | 偏印 | 元男 | 食神 |
| 天干 | 甲 | 戊 | 庚 | 壬 |
| 地支 | 子 | 辰 | 申 | 午 |
| 蔵干 | 癸伤 | 戊枭乙财癸伤 | 庚比壬食戊枭 | 丁官己印 |
| 星運 | 死 | 养 | 建 | 沐浴 |
二つ目の命例分析: 一見したところ、何の取り柄もない:天干で壬丙が相剋し、地支で子午が遥かに冲し、寒木(乙木)は陽を喜ぶが水が氾濫し火が絶えるため、名声を得るのは難しそうである。しかし詳細に推敲すると:三水二土二火で、水は旺であるが金が生じず、火は休囚であるが土が衛護(児が母を救う)している。天干では壬水が乙木を生じ、丙火が己土を生じ、それぞれが門戸を立てて相生し争いはない。地支では水が旺であるが🌊、己土が透出して根を通じ、水を止めて火を衛うには十分であり🔥、まさに「病を得て薬を得る」状態である。時は一陽来復の後(冬の末春の初め)で、木火が進気し、傷官(壬水)の秀気を用神とする。中年の運が東南(火木の旺地)を巡ると、用神が力を得て、必ず科挙に及第する人物となる。寅運に入ると、火が生じて木が旺になる🌱、甲榜に登り翰林に入り、青雲の志を遂げる。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 伤官 | 偏财 | 元男 | 正印 |
| 天干 | 丙 | 己 | 乙 | 壬 |
| 地支 | 子 | 亥 | 丑 | 午 |
| 蔵干 | 癸枭 | 壬印甲劫 | 己才癸枭辛杀 | 丁食己才 |
| 星運 | 病 | 死 | 衰 | 长生 |
以上の二例を総合すると、干支の配合の理をどうして軽視できようか。