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全 108 章中 5 章
八字月令
仲冬の子月、水神が当令し、寒気は凛冽、土脈は凍結する。戊土は陽土にして、本来厚重の質を有すが、水旺の月に生まれば、大地が氷水に浸かるがごとく、湿寒の交侵を受け、その性は剛毅より卑湿に転ずる。この時、戊土は最も火神の温暖をもって解凍し、燥土の相助をもって根を固め、木神の疏泄をもって水を導くことを要し、それをもって初めて生機を回復し得る。もしひたすら金水を見るならば、寒湿はますます甚だしくなり、格局はますます衰える。
🌊 原文
隆冬の寒気は凍泞し、土脈は塞滞す。戊土日元、水旺の子月に臨み、時は壬子に落つ。水勢冲激し、混凝厚重の体を転じて、一変して卑湿となる。須らく寅巳戌未等の神有るべきも、以て狂瀾を旣倒に挽くを要す。
📖 整体意訳 隆冬の季節、寒気は深く、土は凍えてぬかるみ、土脈は塞がり流れない。戊土の日主は水旺の子月に生まれ、時柱もまた壬子に落ち、水勢は荒れ狂い押し寄せて、もともと渾厚で重厚な土壌を、かえって卑しく湿り気の多い柔らかなものに変えてしまう。寅、巳、戌、未など火を蔵し土を燥かす神が現れて初めて、この水火の均衡を失した危機を救えるのである。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 比肩 | 七杀 | 元男 | 偏财 |
| 天干 | 戊 | 甲 | 戊 | 壬 |
| 地支 | 子 | 子 | 辰 | 子 |
| 蔵干 | 癸财 | 癸财 | 戊比乙官癸财 | 癸财 |
| 星運 | 胎 | 胎 | 冠带 | 胎 |
⚡ 要点
🧊 原文
戊は丑時に坐す、根無しと言うべからず。惟だ丑は湿土にして、水を見れば原もって水を以て論ず。月建は子を為し、時干は癸を透り、自然丑は水に恋してその本気を失う。際して茲の万物收藏の時、寒土能く潰えざらんや。救うの法は、喜ぶは帯火の土、或いは帯火の木有るを以てす。頻りに干支に来れば、寒湿の病去り、身自ら弱からざるなり。
📖 整体意訳 戊土が丑時に坐すのは、一応丑土をもって根とすることはできるが、丑は湿土であって、性質が水に偏る。月令は子水、時干には癸水が透り、丑土は当然「水を見て己を忘れ」、土の本気を失ってしまう。寒冬、万物が閉蔵する時、寒土は崩れやすい。救うには、火を帯びた土(戌・未など)や火を帯びた木(丙火を蔵する寅木など)が天干地支に繰り返し現れ、寒湿の病が除かれて、日主は自然と弱まることがないのである。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 比肩 | 七杀 | 元男 | 正财 |
| 天干 | 戊 | 甲 | 戊 | 癸 |
| 地支 | 子 | 子 | 寅 | 丑 |
| 蔵干 | 癸财 | 癸财 | 甲杀丙枭戊比 | 己劫癸财辛伤 |
| 星運 | 胎 | 胎 | 长生 | 养 |
⚡ 要点
🌱 原文
時は甲寅に逢う。殺印相生、日元戊土、妙処は全く一寅に在り。寅中に丙を蔵し、冬土火を得て温暖なれば、分外に繁栄す。月提の子水、寅を見れば則ち泄ぜられ、生機衰えず。若し重ねて土火を見れば、日元愈々発越す。頻りに金水来らば、格局優より転じて劣と為る。
📖 整体意訳 時柱が甲寅に遇うと、七殺生印の格局を成す。戊土の日主の妙味はすべて一つの「寅」にある――寅の中に丙火を蔵し、冬の土が火を得て暖まれば、生機はとりわけ繁栄する。月令の子水は寅木によって泄かれて、水は氾濫せず、生機も衰えない。さらに土や火が身を助ければ、日主はますます健旺となるが、金や水が頻繁に現れれば、格局は優位から劣位に転じる。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 比肩 | 七杀 | 元男 | 七杀 |
| 天干 | 戊 | 甲 | 戊 | 甲 |
| 地支 | 子 | 子 | 申 | 寅 |
| 蔵干 | 癸财 | 癸财 | 庚食壬才戊比 | 甲杀丙枭戊比 |
| 星運 | 胎 | 胎 | 病 | 长生 |
⚡ 要点
🌬️ 原文
乙卯の官星禄を得、兼ねて月提子水の生を有す。財官清純、惟だ木旺は總え来りて土を尅す。官旺身弱、戊は虚にして孤なり。要は劫比の頻見、再び丙丁の火有れば、則ち木は火を生じ、火は土を生じ、愈々有情を覚ゆ。
📖 整体意訳 時柱の乙卯は、正官が臨官の禄位を得て、月令の子水からも生じられ、財官は清純である。しかし木が旺盛ならば必ず土を克し、官旺身弱の局面を形成して、戊土は虚しく孤立する。比肩・劫財(戊士・己土)が頻繁に現れて身を助け、さらに丙丁の火が透出するならば、「木生火・火生土」の通关格局が形成され、ますます情理あるものとなる。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 比肩 | 七杀 | 元男 | 正官 |
| 天干 | 戊 | 甲 | 戊 | 乙 |
| 地支 | 子 | 子 | 午 | 卯 |
| 蔵干 | 癸财 | 癸财 | 丁印己劫 | 乙官 |
| 星運 | 胎 | 胎 | 帝旺 | 沐浴 |
⚡ 要点
🔥 原文
月時の子辰水を会し、土は虚にして水を見て愈々寒し。時干の丙火は根無く、土を暖むる力は極めて弱し。冬戊は通根を喜び、水財は得地を以て忌む。今まさに其の反を得るは、五行配合の無情なるなり。須らく支に寅巳戌未等の神有るべく、水の有餘を去り、丙戊の不足を輔く。
📖 整体意訳 月令の子と時支の辰は半会水局を成し、土は虚にして水に遇えばますます寒い。時干の丙火は辰の上に坐して根がなく、土を暖める力は極めて弱い。冬季の戊土は通根して地を得ることを喜び、水財は地を得ることを忌むが、今はまさにその反対――水は地を得て火は根なし、五行の配合は情ない。地支に寅・巳・戌・未などの神を備えて、余りある水を斥け、足りない丙火と戊土を助けなければならない。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 比肩 | 七杀 | 元男 | 偏印 |
| 天干 | 戊 | 甲 | 戊 | 丙 |
| 地支 | 子 | 子 | 戌 | 辰 |
| 蔵干 | 癸财 | 癸财 | 戊比辛伤丁印 | 戊比乙官癸财 |
| 星運 | 胎 | 胎 | 墓 | 冠带 |
⚡ 要点
☀️ 原文
戊日巳時、時干再び丁火を透らし、火暖かにして堤を成す。月令の子水は旺なるも、干頭を透らさざるを以て、印壊を免かる可し。冬戊は惟だ火温を喜び、愈々暖かなれば土の生機は愈々暢なり。迭に金水を逢わば、危うきかな殆うきかな。
📖 整体意訳 戊土の日主が巳時に生まれ、時干にさらに丁火が透り、火が土を暖めて堤防を築く。月令の子水は旺んではあるが、天干に透出せず、印星たる火神を直接損なうことはない。冬の土は火の温暖を最も喜び、暖かくなるほど土の生機はますます通暢する。もし金水が繰り返し現れれば、形勢は危機的で救い難い。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 比肩 | 七杀 | 元男 | 正印 |
| 天干 | 戊 | 甲 | 戊 | 丁 |
| 地支 | 子 | 子 | 寅 | 巳 |
| 蔵干 | 癸财 | 癸财 | 甲杀丙枭戊比 | 丙枭戊比庚食 |
| 星運 | 胎 | 胎 | 长生 | 建 |
⚡ 要点
🌤️ 原文
戊土並列し、時支午に坐す。気温かにして実す。一点の午火、誠に寒土離るべからざる真神なり。乃ち月支子水を以て、時に乗じて令を得たり。子午は専気の神を為し、相遇すれば必ず沖す。沖すれば則ち旺は発き衰は抜かれ、身主之に随いて動揺す。所喜は支に寅卯有れば、則ち水木に情を恋し、火を傷せず。干に再び丙丁を透露せば、尤も妙なり。
📖 整体意訳 戊土は比肩が並び立ち、時支には午火が坐して、気は温かく充実している。この一点の午火は、寒土にとって欠くべからざる真神である。しかし月支の子水は時を得て当令しており、子も午も専気の神であって、相遭えば必ず沖し合う。沖すれば旺なる者はますます旺んとなり、衰えたる者は引き抜かれて、日主はこれに従って動揺する。地支に寅・卯の木が有れば、水は「心を移して」木を愛で、火を傷つけない。さらに天干に丙丁の火が透出すれば、なお素晴らしい。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 比肩 | 七杀 | 元男 | 比肩 |
| 天干 | 戊 | 甲 | 戊 | 戊 |
| 地支 | 子 | 子 | 子 | 午 |
| 蔵干 | 癸财 | 癸财 | 癸财 | 丁印己劫 |
| 星運 | 胎 | 胎 | 胎 | 帝旺 |
⚡ 要点
🌿 原文
日元戊土、時上己未両刼の助を得、身主尚お弱に非ず。月提の一点子水、上下の厚土に包範され、之を制すること殆んど尽くす。冬土は水財を以て病と為すと雖も、而も提纲の水は損ず可からず。是れ其の体を顧みざるなり。刼比迭に見ゆ。喜ぶは木有るを以て之を疏かにし、火を以て之を暖む。若し土気重きに過ぐれば、又喜ぶは水来りて潤澤す。
📖 整体意訳 戊土の日主は、時柱の己未という両重の劫財の助けを得て、身はさほど弱くない。月令の一点の子水は、上下の厚い土に包まれ制約され、幾ど克ち尽くされている。冬の土は水財を病とすとはいえ、提纲の水は損なってはならないのに、今は「敵に備えて体を顧みない」嫌いがある。劫財・比肩が繰り返し現れるならば、木で土を疏かにし、火で局を暖めるのが良い。逆に土気が重すぎる場合には、水が来て潤し不調を整えるのを喜ぶ。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 比肩 | 七杀 | 元男 | 劫财 |
| 天干 | 戊 | 甲 | 戊 | 己 |
| 地支 | 子 | 子 | 辰 | 未 |
| 蔵干 | 癸财 | 癸财 | 戊比乙官癸财 | 己劫丁印乙官 |
| 星運 | 胎 | 胎 | 冠带 | 衰 |
⚡ 要点
🥶 原文
申子半会水局を為し、時庚の情は水に帰し、水盛んにして土薄し。喜ぶは燥土有るを以て之を実にし、其の身財兩停たるを以て貴と為す。冬土金に逢えば、則ち菁英尽く泄かれる。佩印は尤も火を需む。以て火有れば便ち昌んなるべく、火無ければ則ち亡ぶ。
📖 整体意訳 申と子は半会水局を成し、時干の庚金の情は水に帰し、水は盛んで土は薄い。燥土(戌・未)によって日主の根基を満たし、身と財が均衡を保つのを貴とす。冬の土が金に遇えば、土の精気は完全に漏れ出て耗かされる。それゆえ印星(火)を身に帯びることがいっそう必要である。したがってこの格局は火が有れば昌盛となり、火が無ければ衰亡に向かう。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 比肩 | 七杀 | 元男 | 食神 |
| 天干 | 戊 | 甲 | 戊 | 庚 |
| 地支 | 子 | 子 | 寅 | 申 |
| 蔵干 | 癸财 | 癸财 | 甲杀丙枭戊比 | 庚食壬才戊比 |
| 星運 | 胎 | 胎 | 长生 | 病 |
⚡ 要点
❄️ 原文
時辛酉に落つ。傷官の気極めて旺なり。日元旺者は泄を喜び、秀気流通と名づく。弱者は泄を悪み、泄せば則ち本身愈々衰う。月提の一点子水金を見れば、則ち水気益々寒く、戊土愈々凍る。誠に火土金を制し、水を去るの神に非ざれば、重ね重ね之を見れば、以て更生し難し。
📖 整体意訳 時柱が辛酉に落ちると、傷官の気は極めて旺んである。日主が旺んの時は泄を好み、これを秀気流通という。日主が弱い時は泄を忌み、泄せば洩れるほど自身はますます衰える。月令の一点の子水が金と遇えば、水気はますます寒く、戊土はそのゆえにますます凍え固まる。この格局は火土の金を制し水を去る神でなければ救えない。もし金水が重ね重ね現れれば、生機は回復し難い。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 比肩 | 七杀 | 元男 | 伤官 |
| 天干 | 戊 | 甲 | 戊 | 辛 |
| 地支 | 子 | 子 | 午 | 酉 |
| 蔵干 | 癸财 | 癸财 | 丁印己劫 | 辛伤 |
| 星運 | 胎 | 胎 | 帝旺 | 死 |
⚡ 要点
🌊 原文
戊土は戌に坐して庫と為し、壬水は子に見て刃を得。土水均しと雖も、冬土其の寒に堪えず。須らく通根得地の火印有るべく、高亢の厚土を動闢し、もって此の倒懸を解す可し。否則水勢猖狂、仍お財多身弱の富屋貧人の命と為らん。
📖 整体意訳 戊土は戌土を庫として根を深くし、壬水は子月に羊刃を得る。土と水は一見均衡しているが、冬の土はその寒さに耐えられない。通根して地を得た火印(丙午・丁巳など)、および高く厚い燥土をもって開き防ぎ止め、それをもってこの懸かる窮地を解かねばならない。そうでなければ水勢は猖狂にして、ついに財多身弱、富屋貧人の命となる。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 比肩 | 七杀 | 元男 | 偏财 |
| 天干 | 戊 | 甲 | 戊 | 壬 |
| 地支 | 子 | 子 | 申 | 戌 |
| 蔵干 | 癸财 | 癸财 | 庚食壬才戊比 | 戊比辛伤丁印 |
| 星運 | 胎 | 胎 | 病 | 墓 |
⚡ 要点
🌊 原文
亥子の気は北方に帰し、癸又時を透り旺を助く。日元戊土孤りにして輔無し。其の病の水に在ること明らかなり。病を去るは惟だ刼比の土を喜ぶ。所謂一神一用、干に再び金水を見、而して身主の絶えず援助無き者は、格は財に従うを取りて返って佳し。
📖 整体意訳 亥と子の気は北方に帰一し、癸水もまた時柱に透出して旺気を助ける。戊土の日主は孤立無援であり、その病が水にあることは明らかである。病を取り除くは、ただ劫比の土のみを喜ぶ。いわゆる一つの働きは一つの用である。もし天干地支にまた金水が現れ、日主がまったく援助を得られないならば、格局は財に従うを取るのがむしろ良い。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 比肩 | 七杀 | 元男 | 正财 |
| 天干 | 戊 | 甲 | 戊 | 癸 |
| 地支 | 子 | 子 | 申 | 亥 |
| 蔵干 | 癸财 | 癸财 | 庚食壬才戊比 | 壬才甲杀 |
| 星運 | 胎 | 胎 | 病 | 绝 |
⚡ 要点
📖 整体意訳 亥と子は同様に北方の水気に帰し、癸水はさらに時干に透じて水勢を助けます。戊土の日主は孤立無援で、その病の原因が水の盛んさにあることはすでに明らかです。病を取り除く方法は、ただ劫比(戊己土)を喜んで身を助け水を制するのみで、いわゆる一神一用です。もし幹支に再び金水が見えて日主にまったく援助がなければ、財に従うのもまた良しとし、その貴さは純粋さにあります。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 比肩 | 七杀 | 元男 | 正财 |
| 天干 | 戊 | 甲 | 戊 | 癸 |
| 地支 | 子 | 子 | 寅 | 亥 |
| 蔵干 | 癸财 | 癸财 | 甲杀丙枭戊比 | 壬才甲杀 |
| 星運 | 胎 | 胎 | 长生 | 绝 |
⚡ 要点
本章は戊土が子月に生まれる十二の时辰の変化を論じ、核心となる観念は次のように帰納できる:
現代的な視点で子月の戊土を鑑みるならば、資源は豊かだが環境が過酷な状況下での一人の人間の生存戦略と見做すことができる: