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全 108 章中 35 章
八字月令
卯月は仲春にあたり、木気が最も盛んな時期である。辛金は十二長生において「絶」の地に臨み、月令の財星は旺んであるが、日主の力は不足している。本章の十二の時柱について、核心的な判断は二つの道筋のみである。一には土の印星、金の比劫による生扶があるかどうかを見る。二には生扶がなければ、従財格に転じるかどうかを見る。辛金は珠玉の如く、水を喜んで淘洗するが、まず土金の基盤がなければならず、そうでなければ水が多ければかえって弱金を泄耗する。これが全章の総綱である。
辛金が卯月に生まれるのは、正に気絶の地にあり、まず生扶を以て先としなければならない。この局の時柱は戊子で、戊土正印が透干して身を生じる。子水は辛金の長生の位ではあるが、実際には旺木の卯木を養うために去っていく。最も良いのはさらに庚申の劫財が身を助け、日主に根をもたらすことであり、そうして初めて「食神生財」を用いることができる。大忌は甲木の透出である。甲木は戊土を克し、正印を破り、辛金の生機を失わせるからである。
卯月の辛金は絶地に瀕しているが、己土と丑土が相互に資助し合うことを得て、これは絶処逢生に属し、月支の卯木財星を担うことができる。辛金の質地は珠玉の如く、なお水を必要として淘洗されて初めて、精光燦然とし、光彩を放つことができる。それゆえ、年・月の干に壬水が透出すか、日支・他の支に亥水が見えれば、これぞ優秀な命局である。
辛日主が卯月寅時に遇うのは、財星が極めて旺んであり、庚金劫財に頼って身を助け、両金両木の局面を形成し、平衡に趨く。しかし春の金は結局土を必要として生扶されるので、天干第一に土がなければならない。戊土であるか己土であるかを固執するには及ばない。前人(先人)は二月の辛金は己土を喜び、戊土が金を埋めることを忌むと言うが、この説は固執に過ぎる。もし土がなければ、必ず金の比劫がなければならない。丁火と木は大忌である。
辛日・卯月に、さらに辛卯時に逢うのは、両辛の比肩が両卯の財星に対抗する形である。財は旺んではあるが、辛金もまた孤独ではない。しかし月令から見れば、木の力は金より強く、十二長生から見れば、辛金はすべて絶地に臨む。必ずさらに土金の生扶がなければ、身財両旺にはなれない。もし木・火・水が透干すれば、いずれも身弱と論ずべきである。
辛金は珠玉の金であり、壬水による淘洗を好む。仲春の卯月に生まれるならば、さらに辰土が生じるのが良い。惜しむらくは卯・辰は東方に位置し、辛金の絶気・墓庫の地であり、辰土は印綬といえども、金を生じる力は極めて微弱である。なお天干に再び土が見えて相生する必要があり、そうして初めて過ちがない。忌むべきは水・木の過重であり、土・金は有益、火は必要ない。
二月の辛金は衰弱しており、水が気を泄らすことを喜ばず、火が身を克すことも喜ばない。この時、時柱の癸水・巳火は、いずれも忌神に属する。しかし巳は火に属すとはいえ、戊土の禄であり、庚金の長生の地である。戊土・庚金が透干して生扶するだけで、弱から強に転じられなくとも、中和の状態に配合することができる。
辛金は卯において絶え、辛日が卯月午時に生まれるのは、財と殺がともに極めて旺んであり、ましてや甲木正財が高く透出している。このような場合「従財」格と判断することができる。その他の柱において水・木を忌まず、土・金の生扶が見えれば、かえって格を破る。午中に己土が蔵されているから、完全に棄て尽くせないと言う者もある。しかし己土はすでに旺木に制されているので、どのような残余の力があって辛金を生じることができようか?
卯月未時は、卯未が半合木局を成し、乙木偏財が透干し、木の根気は深く固い。未は土に属し金を生じることができるとはいえ、未土はすでに乙卯の木気に制克され、辛を生じる力がない。それゆえこれまた「棄命従財」と論ずる。水・木が重なることを怕れず、ただ比劫の分奪を怕れる。火は財気を泄らし、土は金を生じて格に逆らうので、いずれも喜ぶところではない。
丙と辛は相合するが、卯月は木が旺んで火が相の時期であり、決して丙辛化水することはできない。しかし丙火官星は透干し、卯木財星は官を生じ、柔弱な辛金は坐下の申金旺地にあったとしても、なお財官を担うに足る十分な力を欠く。最も妙なるは戊土の透出であり、同時に亥水が見えることである。これにより辛金に根があり、火が来て局を暖め、水が来て金を洗えば、自然に温潤の妙理に合致する。ただ天干に土があれば、金・水は忌まず、火・木も大した支障はない。
卯月の辛金は、酉時が日主の臨官禄地であっても、酉金は丁火七殺の克制を受け、辛金は根断源消に等しく、さらに卯酉相冲を加える。必ず土がなければ、丁火を化泄し、弱金を生助し、「殺印相生」を形成することができる。もし土がなければ、退いて次を求めるならば、比劫の兄弟が帮扶するのが良い。水は喜ぶところではなく、特に癸水陰水を忌讳する。
卯月に気絶した辛金が、戊戌正印の生身を得るのは、確かに絶処逢生の佳造である。ただ戌は火庫であり、戌中に丁火の暗七殺が蔵され、暗中に金を克すので、最も喜ばしいのは天干に水があって火を制し、調候することである。土はすでに生身の作用を果たしている。木が現れれば容易に火勢を転生しやすい。火は必要なものではなく、金は幫助を嫌わない。
子平法では卯月の辛金は必ず壬水による淘洗、己土による相生がなければならないとしている。この局の時柱は己亥で、亥は壬水の禄地であり、上記の法則と完全に符合する。しかしなお年・月の両干と歳・日の二支の配合の如何を見なければならない。亥卯半合木局、財星が当令するという特徴に基づき、最も喜ばしいのは庚申が身を幫うことであり、この点は疑う余地がない。そのほか少し木火が夹杂しても、大筋を傷つけることはない。
| 時柱 | 格局傾向 | 核心喜用 | 核心忌避 |
|---|---|---|---|
| 戊子時 | 印星透出、劫財を待って食神生財 | 庚申、戊土 | 甲木の印破り |
| 己丑時 | 印比相資、絶処逢生 | 壬水、亥水の淘洗 | 木火の過旺 |
| 庚寅時 | 財旺、劫財に頼って身を助く | 戊/己土、庚金 | 丁火、甲/乙木 |
| 辛卯時 | 両辛対両卯、なお身弱 | 土、金の生扶 | 木火水の透干 |
| 壬辰時 | 傷官配印、印弱く助けを要す | 土、金 | 水木の過重、火 |
| 癸巳時 | 食神泄気、官火が克す | 戊、庚の透干 | 水、火の旺んで制なし |
| 甲午時 | 従財格 | 水、木 | 土、金 |
| 乙未時 | 棄命従財 | 水、木 | 比劫、火、土 |
| 丙申時 | 財官旺、身弱く任えず | 戊土、亥水 | 土なく旺財官を見る |
| 丁酉時 | 七殺が禄を克す | 土で殺印相生を成す | 土なく水を見る、特に癸水を忌む |
| 戊戌時 | 正印生身、暗殺庫に蔵す | 水が火を制す | 火、木の火への転化 |
| 己亥時 | 偏印+壬禄、財旺に劫を用う | 庚申 | 水木の過重で金なし |