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五行精纪
天上の三奇とは日・月・星🌞🌙⭐を指し、天干の乙を日奇、丙を月奇、丁を星奇と対応させる。一方、地下の三奇は甲・戊・庚であり、甲は陽木の首(リーダーシップを象徴🌳)、戊は陽土の君主(安定を意味する⛰)、庚は陽金の精華(堅靱さを表す🔩)とされる。ある人の年・月・日・時の四柱の天干に、乙丙丁または甲戊庚の組み合わせが明確に現れ、さらに六儀(六儀とは子位から順に数えて生月に至る本命の干支を指す)に巡り合えば、その人の事業は大きく、並外れた成就を遂げる前兆となる。また、甲戊庚が二吉(丑と未)に逢えば、富貴が盤石であることを示す。福神の助けがあり、かつ生まれた時期が旺盛であれば、命主は極めて貴くなる。しかし、もし福神がなく、死絶・冲破・空亡に犯されているならば、福は減じられる。
古人は正月を一年の始めとし、日の出を乙位とするため、乙を日奇とした。また、老人星(吉祥を象徴)が丁位によく見えることから、丁を星奇とし、月光が夜を照らし丙位に至って天下が明るくなるため、丙を月奇とした。三奇の命格を持つ人は、通常、精神が並外れており、胸襟が広く優れ、好奇心が強く、志は遠大で、博学多才である。貴気を帯びれば高貴で富み、官符・劫殺を帯びれば器量が大きく見識が広く、空亡・生旺を帯びれば世俗を超越し、富貴にも淫せず、威武にも屈しない。しかし、元辰・咸池あるいは死絶を帯びていれば、役に立たない可能性がある。
順食の干神(例えば乙丙丁や甲戊庚が順に現れるもの)は、神童として及第し、名声が遠くまで広がることをもたらす可能性がある。もし日時において禄馬・公卿殺が組み合わされれば、文武に秀でて明君を補佐することができる。ただし、乙の人が乙丙丁を見て初めて吉となり、他の天干の人が見てもそうではない。甲戊庚が順食で長生も兼ね備えていれば、高位(例えば両府の官)に至れるが、禄馬がなければ単に財を蓄えた人にとどまる。三奇は必ず貴地に重ね合わさって初めて栄華が顕われる。空奇で貴がなければ貧賤で虐げられる。
三奇は、三合の局(例えば甲戊庚が申子辰の上にあること)に入って初めて清らかな貴とされる。順序は重要であり、順序が整わなければ力は半減する。もし天羅地網・交伏・空亡に遭えば、良くない。俗に、三奇があれば貴い、あるいは順番が整っていれば貴い、というのは必ずしも正しくない。乙丙丁が順生(乙が丙丁を生む)するのは、秀気が下降する形で、普通の命である。一方、逆の順序(乙が時、丙が日、丁が年)であれば、秀気が上達するため貴い。甲戊庚は順序通りであれば貴く、逆であれば福は薄い。夜に生まれれば福は厚く、正しければ早く貴くなり、順序が乱れていれば晩年になって貴くなるか、あるいは長寿でない。
三奇が懸垂(逆の順序)しているもの、例えば呂望(姜子牙)は、白髪の釣り翁で、晩年に貴くなった。太歳が三奇を帯びていなければ、主として孤独となる。五行にはそれぞれ奇儀があり、順逆に区別される。すなわち、年・胎・月・日・時の順、あるいは時・日・月・胎・年の逆である。胎元は歳の前に立つか後に立つかであり、空亡・刑冲・敗害を避ける必要がある。三奇が合(前後五辰の合)を帯びているのが上とされ、逆順で吉方の好みを分ける。すなわち、甲戊庚は土金の方位を喜び、乙丙丁は火の方位を喜ぶ、などである。逆順の三奇はいずれも吉であるが、ただし連続して並ばないことや、刑害・空亡が克倒して乱すことを忌む。
太乙経では、辛壬癸を水奇としている。四奇格とは、例えば甲戊庚壬や乙丙丁庚などの組み合わせであり、官位は紫緋(高官)に至ることができる。例として、翁中丞のケースや陳左司のケースが挙げられる。