全 86 章中 17 章
渊海子平
食神とは、我(日主)の財星を生み助ける五行を指す。例えば甲木日主が丙火を見る場合、表面的には丙火が甲木の気を盗み泄らすように見えるが、実際には丙火は戊土(甲木の偏財)を生むことができるため、丙火を甲木の食神と呼ぶ。
食神を持つ命の人は、往々にして財運に恵まれ、生活が豊かで、性格は温厚で度量が広く、体つきは豊満で、一生安逸自在に過ごし、子孫に恵まれ長寿である。
案例一:
己未 己巳 丁未 辛丑
丁火日主で、己土が食神となる。巳丑が合金局して財星となり、身強で弱くなく、食神が財を生むため、官位がありかつ長寿である。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 食神 | 食神 | 元男 | 偏财 |
| 天干 | 己 | 己 | 丁 | 辛 |
| 地支 | 未 | 巳 | 未 | 丑 |
| 蔵干 | 己食丁比乙枭 | 丙劫戊伤庚财 | 己食丁比乙枭 | 己食癸杀辛才 |
| 星運 | 冠带 | 帝旺 | 冠带 | 墓 |
案例二:
乙巳 乙酉 癸酉 乙卯
癸水日主で、三つの乙木が食神となる。しかし巳酉丑が合して印局となり食神を剋し、三乙木は逆に傷官に化して正官を剋するため、名利を成し得ない。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 食神 | 食神 | 元男 | 食神 |
| 天干 | 乙 | 乙 | 癸 | 乙 |
| 地支 | 巳 | 酉 | 酉 | 卯 |
| 蔵干 | 丙财戊官庚印 | 辛枭 | 辛枭 | 乙食 |
| 星運 | 胎 | 病 | 病 | 长生 |
食神有気は財官に勝る
食神旺相は財官に勝り、日主強健なら福自ずから安し;
若し食を奪われるに逢えば局を傷つけ反し、辛労して禍を招き百事難し。
核心:身強で食旺は貴格となり、梟神が食を奪うことを忌む。
食神無損は格崇高
食神無損は格調高く、甲丙庚壬は貴豪を顕わす;
丁己乙辛は福禄多く、家門の英傑功労を建つ。
核心:陽干の食神(甲丙庚壬)は貴格となりやすく、陰干(丁己乙辛)は福禄を主る。
甲人丙を見るは本より気を盗む
甲木丙に遇えば泄気すれども、財を生み食を化して福禄に依る;
心広く体胖(ゆたか)にして衣食足り、印綬食を剋すれば反って孤凄なり。
核心:食神が財を生めば富足し、印綬が食を奪うを見れば貧す。
申時戊日食神奇
申時戊土食神奇なり、秋冬令を得れば福禄斉(ととの)う;
若し甲丙卯寅の破りに逢えば、孤苦潦倒して運済わず。
核心:戊土申時は食神格となり、秋冬は吉とし、木火の局を破るを忌む。
寿元合起最も奇なり
食神合局最も奇なりと称し、年柱七殺足りて慮(おもんぱか)らず;
殺を制すれば干頭旺勢を顕わし、人間の富貴此の中に覓(もと)む。
核心:食神制殺は貴格となり、富貴双全を主る。
食神先に居り殺後ろに居る
食神前なり殺後なれば、富貴栄華享(う)けて尽きず;
食神殺に近ければ反って殃(わざわい)となり、奔波労碌空しく消瘦す。
核心:食神と七殺は間隔を要し、貼身で相剋すれば則ち凶。
食神は「福禄自ら生ず」のエネルギーを代表する:
性格特質:
財富邏輯:
健康啓示:
食神の本質は「生命を滋養する」エネルギーである:
古人は「食」をもって生命の根基を喩え、福禄は厚い徳をもって載せるべきことを戒めた。
現代人は、創造と享受のバランスを見出し、安逸が志を消磨することに警戒すべきと理解できる。
| 概念 | 説明 |
|---|---|
| 倒食 | 偏印が食を奪う、精神抑圧を主る |
| 食神制殺 | 才華をもって圧力を駆使する |
| 食神生財 | 技能を現金化する核心的路徑 |
延伸閲読:
現代研究: