全 86 章中 52 章
渊海子平
人は天地の恵みを受けて生まれ🌍、運命は陰陽五行(🌊水、🔥火、⛰土、🌬風、🌱木)によって決まる。貴賤や吉凶を知りたいならば、まず月令(生まれ月)を綱領として見て吉凶を判断し、日干(生まれ日の天干)を核心として、格局を形成し、四柱には財官(富と官運)が現れることが喜ばれる。
用神は損なわれてはならず、日主(命主自身)は健やかに旺盛であることが望ましい。年柱が日干を傷つけるのは「主本不和」と呼ばれ、歳月時柱は殺官混雑を恐れる。用神を取るには生月の深浅を見、強弱は日時によって見る。官星の正気は刑冲を忌み、時上の偏財は兄弟星に逢うことを恐れる。生氣印綬は官運に利あるも財郷を畏れ、七殺は制伏されることを喜び過剰な旺盛を好まない。
傷官が官運を行くには災いがあり、陽刃が歳君と冲合するには禍を招く。富み且つ貴いのは財旺が官を生むからであり、貧しく夭折するのは身衰が鬼に遇うからである。六壬が午位に生まれるのは「禄馬同郷」と称され、癸日が巳宮に生まれるのは「財官双美」である。財多身弱は富屋貧人であり、殺を以て権に化すは寒門貴客を顕す。
登科するのは官星が破られないからであり、納粟するのは財庫が生旺しているからである。官貴が過ぎて旺ずれば旺ずるほど必ず傾き、印綬が傷つけられれば栄華は久しからず。官印有りて破られなければ棟梁となり、官印無くとも格有れば朝廷に用いられる。名を金榜に標すには身旺で官に逢う必要があり、聖君を佐ける貴さは官を冲して合に逢うことにある。
格でも局でもなければ奇ならず、身弱で官に遇えば徒労に終わる。小人の命には正印官星があり、君子の格は七殺陽刃を犯す。殺を好むのは陽刃偏官のためであり、慈心あるのは印綬が天徳に逢うためである。日主が高強であれば病少なく、財命に気あれば一生安らかである。印綬天徳が同宮で刑を犯さなければ、日主自ら弱ければ憂い多し。
身強殺浅は仮の殺を権と為し、殺重身軽は終身損なう。衰は官を鬼に変え、旺ずれば鬼を官に化す。月が日干を生むは財郷を喜ばず、日主に依る所無きは財地を喜ぶ。時に日禄に帰るは官星を喜ばず、辛日の戊子時は丙丁を忌む。
太歳は衆殺の主であり必ずしも災いとならず、闘戦に遇えば必ず本命を刑する。歳が日干を傷つければ禍軽く、日が歳君を犯せば災い重し。五行に救い有れば反って財と為り、四柱に情無きを「歳を剋す」と称す。
五行相剋には救応有り:庚辛が甲乙を傷つけても丙丁先ず見れば危うからず、丙丁が庚辛を剋しても壬癸に遇えば畏れず、戊己は甲乙を愁え庚辛を要す、壬癸が戊己を透らせば甲乙臨むに救い有り、壬が丙を剋すには戊を要し、癸が丁を傷つけるには己の制するを喜ぶ。
庚が壬を得て丙を制すれば寿命延び、甲は乙を以て妻と為せば庚凶転じて吉と為る。天元旺んで依る所無きは常人、日主柔で財官に遇うは寒士。
女人に殺無く二徳帯びれば両代封ぜられ、男命身強で三奇に遇えば一品貴し。甲が己旺に逢えば正心を懐き、丁が壬過に遇えば淫乱を犯す。丙申に臨み陽水に逢えば難寿、己亥に入り陰木見れば寿を損なう。庚寅に値し丙旺に遇えば危うからず、乙巳に遇い衰を見れば禍有り。
乙が庚旺に逢えば仁義存し、丙が辛生に合すれば威権を掌る。一木火位に重なれば気散じ、独水三たび庚辛を犯せば体全し。水冬旺に帰れば楽しく憂い無く、木春生に向かえば寿安らか。
金弱く火炎に遇えば血疾有り、土虚しく木旺に逢えば脾傷つく。木金に傷つけられれば筋骨痛み、火水に剋されれば眼昏く目暗し。水火に値して傷つけられれば下元冷疾。
金寅に逢い土に遇えば「還魂」と号し、水巳に入り金を見れば「不絶」と名づく。土卯未に臨めば中年灰心し、金火郷に遇えば少壮志を挫く。金木刑戦すれば仁義失い、水火互いに傷つければ是非多し。
木は水の養いに頼るも水盛んなれば則ち漂流し、金は土の生に頼るも土厚ければ金埋没す。🌱五行偏枯すべからず、務めて中和の気を求めよ。更に心を静め慮りを忘れ、推命して初めて誤り無からん!
五行のバランス(🌊🔥⛰🌬🌱)と日主の強弱を核心として強調:人生は陰陽五行に支配され、貴賤吉凶は八字の格局(財官、用神など)によって決まる。月令の綱領、日干の主本が命理の枠組みを構築し、殺官混雑、刑冲損傷を忌む。「中和の気」を追求し、偏枯極端を避ける。
自由意志と宿命を探求:五行の枠組みは定命ではなく、動的平衡(「旺ずれば則ち鬼を官に化す」)。「務めて中和に禀る」は中庸の道に呼応し、制約の中での主体性の探求を奨励——「寒門貴客」は努力(七殺を制伏)の価値を顕彰。