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渊海子平
甲乙木の日主に根(地支の支え)がなく🌱、申酉の金⚔️に出会う時は警戒を要する。七殺(凶星)が命式に合入すると、眼病を引き起こしやすい。
甲木に根がなく丑月(12月)に生まれれば、水が旺盛🌊なら富貴に転じ、金土が多いと運勢を損なう。
乙木が酉月(8月)にあれば、水の助けがあると吉。丑月で根があれば衰絶しやすく、寅月で根がなければ更に危うい。
乙木が酉を坐(は)し、庚丁が天干に透出。財官の庫蔵は斟酌を要し、得失は孤辰の星象に関わる。
丙火が申月(7月)にあれば、根がなければ七殺に従う🔥。根があれば南方の火旺が有利で、根が弱ければ寿命が短い。
陽火(丙)に根がなければ、水郷🌊を行くことを忌む。陰火(丁)に根がなければ、水郷で却って救いがある。
陰火が酉月にあれば、命を棄てて財に従う💰ことが可能。北方の格局が成れば、南方では却って災いを招く。
戊己土が亥月(10月)に生まれれば、身弱で勢いに従うのが良く、卯月(2月)も同様。根気や比劫(同類)の争いを見ることを忌む。
庚金に根がなく、寅宮の火局🔥に遇えば、南方で貴気を得ることもあるが、寿命の短縮を防ぐべし。
辛金は柔順で、休囚の時は官殺が旺盛。大運で金の助けに逢えば、知恵が顕達する✨。
壬水の日主が戌月(9月)に生まれ、癸水が未月(6月)に生まれる場合は、東方の木運🌳を喜び、沖に逢えば絶敗する。
命を棄てて財に従うには、財星が集まることが必要。命を棄てて殺に従うには、七殺が会合することが必要。
財に従う場合は殺星の干渉⚔️を忌み、殺に従う場合は財星の生助💰を喜ぶ。もし命に根気を帯びていれば、却って災厄を招き、性命が危ぶまれる。
本章の核心は「棄命従殺」理論を説くことにある。日主(八字の日干)が極度に衰弱し、根(地支の支え)がない場合、無理に七殺(凶星)に対抗すると却って禍いを招くため、その勢いに「従順」に従い、殺を権威に化して富貴を求める方が良い。逆に、日主に根があるのに盲従すれば、逆効果となる。これは八字における「勢いに乗じて為す」というバランスの哲学を浮き彫りにする。
現代社会において、この理論は個人の発展戦略に投影できる:
「棄命従殺」は深層で道家の「柔弱剛強に勝つ」思想を体現している——劣勢時には柔をもって剛を制し、消極的な降伏ではなく、戦略的な迂回である。現代の競争文化において、これは「決して諦めない」という絶対化に挑戦し、動的平衡を提唱する。時勢を審らかにする「従」は、本質的に実力を温存することであり、ニーチェの「深淵から立ち上がる」というレジリエンスの哲学と通じるが、個人の英雄主義よりも環境との協調を強調する。