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三命通会
全体意訳 覆灯火は、金盞(きんさん)の流れる光、玉台(ぎょくだい)が輝きを放つが如く、日月の光も届かぬ暗がりを照らし、天地がまだ明るくならない時の闇を灯すことができる。この火は、世の中の夜間を照らす灯火を象徴し、**木を灯心(とうしん)**とし、**水を灯油(とうゆ)とする。陰のエネルギー(水や土など)に遇えば吉、陽の衝撃(風や火など)に遇えば凶。日柱や時柱に再び辰・巳が現れるのは最も忌む(地支が衝(しょう)して風を招き灯を消しやすく、早逝を暗示)。陰時は戌亥子丑、または未から亥の時間帯を指す。五行において木は根基(こんき)**であり、全ての木は有利。官星や禄貴の扶持を得、天干が水に化す(かす)ならば更に吉。大運で助けに遇えば顕貴となる。
水は**井泉水(せいせんすい)、澗下水(かんかすい)**を良質な灯油とし、長流水は次点。**大海水(たいかいすい)、天河水(てんがすい)**は無効で、遇っても平常。この火が水に遇うには木による中継が必要で、水勢が強すぎれば却って災いとなる。**泊金(はくきん)**の照らしは最も清貴(水木の配合が必要)。**砂中金(さちゅうきん)、釵釧金(さいせんきん)**は吉。**剣鋒金(けんぽうきん)**は「灯花剣を払う(とうか けんをはらう)」と称され、大吉。**白蠟金(はくろうきん)**は適さない。土は火の性質を剋破(こくは)するのを防ぐ必要があり、**屋上土(おくじょうど)(丙戌丁亥)**のみが灯火を護り風を避け、**壁上土(へきじょうど)**は安住の地となり、この二つが同時に見られれば富貴を主る。砂中土は木があれば衣食を保ち、その他の土は無用。火は同类を喜ぶが風を恐れる——**霹靂火(へきれきか)**は風を帯びるため灯を消しやすく、**天上火(てんじょうか)、炉中火(ろちゅうか)**との相见は最も凶。
覆灯火命は安定の中に貴(たっと)さを求める必要あり:
| 伝統的要素 | 現代的対応 |
|---|---|
| 辰巳の衝を忌む | 核心領域(事業・健康)におけるマルチタスク消耗を避ける |
| 屋上土が灯を護る | 家庭・チームのサポートシステムを構築しリスクに抗う |
| 井泉・澗下を油となす | 教育・人脈などへの的確な資源投入 |
| 泊金の照らし | 資格・技術など専門能力の付加 |
「灯は風を避けるべし、光を棄つるにあらず」——脆弱性は欠陥を意味せず、適した環境を創造するのが鍵。現代人は「燃焼効率」を追求しがちだが、システムの安定性を軽視する。覆灯火の命理が示唆するのは:持続的達成 = 核心能力 × 干渉耐性設計。