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三命通会
空亡とは、「空」が「実」に対し、「亡」が「有」に対する弁証法的関係である。『神白経』には、「空亡には様々な形態があり、天干が至らない位置がすなわち空亡である」とある。『洞玄経』は、「遁甲が窮まる処がすなわち亡地である」と指摘している。甲旬の終わる処を空亡という——地支の位置はあるが天干の禄位がないのが「空」、地支はあるが対応する天干がないのが「亡」である。例えば甲子旬では天干が酉の位置までで十干が満ちるため、戌亥の二支には対応する天干がなく、他の五旬も同様であり、これが空亡である。しかし空亡は必ずしも全て凶とは限らず、「空」の中に実が潜み、「亡」の中に有が存在するからである。
空亡には陰陽軽重がある: 🔥 陽年陽旬(例:甲子/丙寅/戊辰/庚午/壬申)は戌が重く亥が軽い 🌊 陰年陰旬(例:乙丑/丁卯/己巳/辛未/癸酉)は亥が重く戌が軽い 出現する位置にも格差がある:時柱の空亡は影響が比較的軽く(例:甲子日生まれで甲戌時)、日柱の空亡が最も重い(例:己巳日生まれで癸亥時)。
| 類型 | 特徴 | 現実への影響 |
|---|---|---|
| 截路空亡 | 日柱の特定の時辰に壬癸水に遇う(例:甲己日の申酉時) | 万事が阻害され、途中で水に遭うが如し |
| 四大空亡 | 甲子/甲午旬に水がなく、甲寅/甲申旬に金が欠ける | 夭折を主る(顔回はこの類) |
| 五鬼空亡 | 年柱に対応する特定の地支(例:甲己の人、巳午を見る) | 貧困に陥り落魄する |
| 克害空亡 | 日主の特定の空亡支(例:甲乙の人、午を見る) | 配偶者や子孫を克損する |
| 破祖空亡 | 特定の組み合わせ(例:戊己の人、戌を見る) | 祖業が破敗する |
例1:甲子年 壬戌月 甲子日(互いに空亡を換える) 年柱甲子の正空亡は戌にあり、月柱壬戌は甲寅旬に属する(空亡は子)、財産が散尽することを主る
本文内チャート
| 干支の組合せ | 第 1 組 | 第 2 組 | 第 3 組 |
|---|---|---|---|
| 天干 | 甲 | 壬 | 甲 |
| 地支 | 子 | 戌 | 子 |
例2:巳酉丑年生まれ 丁丑月 癸未日 戊午時(午未空) 戊癸の火が午で旺じ、かえって貴格となる。「火空則明」を体現している
本文内チャート
| 干支の組合せ | 第 1 組 | 第 2 組 | 第 3 組 |
|---|---|---|---|
| 天干 | 丁 | 癸 | 戊 |
| 地支 | 丑 | 未 | 午 |
例3:甲午 癸酉 丙子 壬辰時(辰空) 辰は空亡だが酉と合し、さらに墓庫と夾貴に逢い、官運を成就する
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 偏印 | 正官 | 元男 | 七杀 |
| 天干 | 甲 | 癸 | 丙 | 壬 |
| 地支 | 午 | 酉 | 子 | 辰 |
| 蔵干 | 丁劫己伤 | 辛财 | 癸官 | 戊食乙印癸官 |
| 星運 | 帝旺 | 死 | 胎 | 冠带 |
坤造(女性)の例:己巳日 癸亥時(日時ともに空亡)
本文内チャート
| 干支の組合せ | 第 1 組 | 第 2 組 |
|---|---|---|
| 天干 | 己 | 癸 |
| 地支 | 巳 | 亥 |
空亡の本質は「存在性の欠如」である——命盤に構造的な欠落が現れた時、制御を失って墜落する(真空亡)可能性もあれば、自由によって超越する(虚中得德)可能性もある。例えば大人の命格で「三位空亡反成大貴」となるのは、まるでヴィーナスの腕が折れたことが永遠の美を成したようである。