全 200 章中 177 章
三命通会
六壬趨艮格は、六壬日(壬寅、壬辰など)に生まれ、甲寅時を迎える特殊な命局を指す。この時、寅木と亥水が暗合し、亥の中に蔵される壬水の禄位(すなわち「暗禄」🔥)を引き出すことができる。この格局は、表面上の禄位よりも貴重である。最も忌むのは八字に再び「亥」の字が現れること(暗禄が填実され失効するため)であり、地支の冲・刑や天干の相克も恐れる。中でも壬寅日と壬辰日が最も典型的である——八字に「寅」の字が多いと大富をもたらす。これは、寅中の甲木(食神🌱)が丙火(財星🔥、丙火は寅において長生の状態)を生じ、財が旺じてさらに官星(土⛰)を生むという好循環を形成するためである。しかし、官星(土⛰)・七殺(土)が日主を剋すことや、申金・庚金が甲木を損傷すること(財🔥を生むことができなくなる)を忌む。別の見解として補足すると、壬日で寅が多い時、寅中の甲木が密かに己土を邀合し壬水の官星⛰となり、寅中の丙火🔥が辛金を邀合し壬水の印星(金💍)となる。この時、午火が寅木を合拌すること、申金が寅木を冲すること、また財官星が過度に旺じて填実されることを忌む。この格局は日主が身強であることを喜び、歳運も同様である。古い口訣は警告する:「六壬趨艮、亥月に生まれば、必ず貧困を主る」;『相心賦』はこれを賛えて「智慧充盈にして且つ仁厚」;『真宝賦』は強調する「財星🔥或いは印星💍が透出して初めて奇格たり、官殺⛰が肆虐すれば却って貧賤と成る」と。
寅木を中核とし、地支の暗合(寅亥合)を通じて隠れた資源(暗禄)を活性化させ、食神(甲木🌱)が財(丙火🔥)を生む経路を借りて富の増殖を実現し、事業機会(財が官⛰を生む)へと転化する。本質は「無形のエネルギー」を善用する知恵の格局である。
「明禄は暗禄に如かず」は、顕在的な優位性は狙われやすく、潜在的な能力こそがより耐性を持つことを明らかにする。格局の成否の鍵は「中核」(寅木)が破壊されるか否かにあり——現代人に対し、核心的技能(甲木🌱)と革新力(丙火🔥)を守り、外界の侵食(庚金⚔️)に抵抗するよう戒める。
(「壬寅、壬辰の二日を正とす」に基づく典型仮想事例の補足)
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 比肩 | 比肩 | 元男 | 食神 |
| 天干 | 壬 | 壬 | 壬 | 甲 |
| 地支 | 寅 | 寅 | 寅 | 寅 |
| 蔵干 | 甲食丙才戊杀 | 甲食丙才戊杀 | 甲食丙才戊杀 | 甲食丙才戊杀 |
| 星運 | 病 | 病 | 病 | 病 |
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 比肩 | 偏印 | 元男 | 食神 |
| 天干 | 壬 | 庚 | 壬 | 甲 |
| 地支 | 辰 | 戌 | 辰 | 寅 |
| 蔵干 | 戊杀乙伤癸劫 | 戊杀辛印丁财 | 戊杀乙伤癸劫 | 甲食丙才戊杀 |
| 星運 | 墓 | 冠带 | 墓 | 病 |