全 200 章中 119 章
三命通会
全体意訳
本章は十干(甲から癸まで)が地支に坐す場合の吉凶法則を詳細に解説し、月令(月の支配星)や時辰、大運の影響と組み合わせることで、命式の成敗の鍵を明らかにする。核心は五行のバランスと気候の調和にある:木は金の彫琢を必要とし🔥、火は水の制衡を要し🌊、土は木の疏通に頼り🌳、金は火の錬成を仗り🔥、水は土の勢いを借りる⛰。運勢は命式中の不足を補うことを要し、過剰な旺盛や克制を忌む。十干はそれぞれ特性が異なる――甲木は棟梁の如く秋冬を喜び❄️、乙木は藤蔓の似く春の潤いを宜しくし🌱、丙火は太陽の若く土の晦ますを畏れ🌫、丁火は灯燭の類で夜生を宜しくし🌙、戊土は堤岸と同じく火の生ずるを必要とし🔥、己土は田園に比し耕鑿を要し🪵、庚金は刀斧の似く火の錬るを求め🔨、辛金は珠玉の如く炉の煅えるを避け💎、壬水は江河に比し疏通を宜しくし🌊、癸水は雨露に喩え壅塞を忌む💧。文中には多くの命例が散りばめられており、具体的な吉凶は干支の組み合わせ、透干・蔵干、節気の深浅を総合的に判断する必要がある。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 比肩 | 比肩 | 元男 | 比肩 |
| 天干 | 甲 | 甲 | 甲 | 甲 |
| 地支 | 子 | 子 | 子 | 子 |
| 蔵干 | 癸印 | 癸印 | 癸印 | 癸印 |
| 星運 | 沐浴 | 沐浴 | 沐浴 | 沐浴 |
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 七杀 | 食神 | 元女 | 偏印 |
| 天干 | 辛 | 丁 | 乙 | 癸 |
| 地支 | 亥 | 丑 | 巳 | 未 |
| 蔵干 | 壬印甲劫 | 己才癸枭辛杀 | 丙伤戊财庚官 | 己才丁食乙比 |
| 星運 | 死 | 衰 | 沐浴 | 养 |
| 十干 | 特性のメタファー | 現代的適応ポイント |
|---|---|---|
| 甲木 | 開拓型リーダー | 秋冬生まれは技術・管理向き;衝動的な決断を忌む |
| 丁火 | 精密な工匠精神 | 夜生まれは研究開発・芸術向き;労逸の結合に注意 |
| 庚金 | 実行力の強者 | 火運は起業に有利;金水運は頑固・硬直化に注意 |
| 癸水 | 応変型人材 | 春生まれはメディア・貿易向き;土運は資源の誤配分に注意 |
陰陽互根:
「木有りて金無ければ則ち庚辛虧けて義寡なく、金有りて火無ければ即ち勇有りて礼無し」 剛柔のバランスを失うと、能力と品德が乖離する。現代社会においては、専門能力(金)に人文的素養(火)を配し、理性的決断(木)には制度的制約(金)を補うべきである。