読み込み中...
全 30 章中 5 章
奇门遁甲秘笈大全
傷門総論:傷門は軽々しく吉とすべきではない。主として夫妻に災禍があり、瘡病・杖の痛みで歩行もままならず、血や財、家畜を損なう。天穴の方位に人が無実の死を遂げ、長年にわたって病人が床に臥せる。商音(金命の人)が便りを求めても得難く、その他の諸事はすべて言うに及ばず凶である。
問:傷門は木に属し、春分の時節に当たり、若芽が初めて萌え出る。道理からすれば吉とすべきなのに、なぜ逆に凶と論じるのか。
衢仙答:傷門の木は、春分の節気に当たり、精液が内より外に向かって発揚し、根本の泄らしが過ぎるに至る。いわゆる外見は華美で内は虚ろ、労作の疲れに耐えられない。ましてや二月の中ごろの若芽は霜露の寒さに堪えられず、ゆえに「傷」と称するのであり、凶なのである。🌱 傷門がもし三奇(乙・丙・丁)の助けを得れば、逃亡の賊を捕らえること、漁猟、債権の取立て、賭博や競技のみに吉とする。もし上役に謁見して任に就くこと、出行、嫁娶、商売、修造、埋葬はすべて不利、大凶である。
静応(天盤の傷門が地盤の各門・各干に加臨する吉凶判断):
| 加臨 | 断語 |
|---|---|
| 傷門+傷門 | 主として変動、遠行はすべて折れ傷つく、凶 |
| 傷門+杜門 | 主として変動、失物・紛失、訴訟、手錠・足枷(の刑)、万事凶 |
| 傷門+景門 | 主として文書、印信、口論、妨害・紛擾、雑音と是非 |
| 傷門+死門 | 主として訴訟、印信のこと、凶。出行は大いに忌む。病気を占えば凶 |
| 傷門+驚門 | 主として親族の病気を憂い怖れる、企ては不利、凶 |
| 傷門+開門 | 主として貴人に会うが、開業・開店には物失い・変動があり、不利 |
| 傷門+休門 | 主として男性(陰の人)の変動、あるいは人に頼んで財・名声を謀るのは不利 |
| 傷門+生門 | (原文欠落) |
| 傷門+甲戊(甲子戊) | 主として失物は得難い |
| 傷門+乙奇 | 主として求め謀るも得られず、逆に盗難による失財を防げ |
| 傷門+丙奇 | 主として道中の損失あり |
| 傷門+丁奇 | 主として音信は確実でない |
| 傷門+己 | 主として財は散じ人は病む |
| 傷門+庚 | 主として訴訟・獄にて杖罪に処せられる、凶 |
| 傷門+辛 | 主として夫妻が私心を抱き、かってに怨み合う |
| 傷門+壬 | 主として盗難に連座する |
| 傷門+癸 | 主として訴訟・獄にて冤罪を蒙り、理があっても伸ばし難い |
動応(出門しての応験):傷門の日時に出行すれば、三十里にして人が争って殴り合うのを見る。漁師や家畜の争いを見ることもあり、避けるのが大吉である。
| 加臨 | 応験 |
|---|---|
| +傷 | 三里、十三里にて二台の車が道を塞いで争っているのに逢う |
| +杜 | 四里、十四里にて公吏や大工が木を伐るのに逢い、かつ婦人が幼児を抱いて過ぎる |
| +景 | 九里、十九里にて色衣の人が驢馬に騎って過ぎるのに逢う |
| +死 | 二里、十二里にて葬送や喪服の人が泣くのに逢う |
| +驚 | 七里、十七里にて人が争って打ち合い、家畜を追うのに逢い、婦人と少女が同行する |
| +開 | 六里、十六里にて人が壁を崩し、門を据え、板を解くのに逢う。あるいは二頭の豚が噛み合う |
| +休 | 一里、十一里にて老婦人と少年が同行するのに逢う |
| +生 | 八里、十八里にて人が木を伐るか土を盛るのに逢う |
身命を占う:水火木の命の者は吉、金の命の者は病を主とし、土の命の者は凶で、訴訟・杖刑を主とする。
杜門総論:杜門はもともと木に属し、これに犯せば災禍が頻発する。亥卯未の年月(木が旺盛な年月)には、獄に遭い困憊する。主として生別・死別のことをなし、六畜は疫病が多く、跌打により膿血を見、禍害は子孫に及ぶ。
問:杜門は陽木であり、夏冬の繁盛の時節に当たって本来旺気である。どうして凶と論じるのか。
衢仙答:杜門の陽木は、時は夏冬に当たり、外に向かって発生し津液はすでに泄らされ、陽気はかぎりなく高まり、一陰がまさに来ようとしている。木性はこの時に力尽きようとし、収斂しようとしても収斂できず、生旺しようとしても力はすでに尽き、かつその力を泄らしてその子(火)を充実させることもできず、陰気がその子を堅密な所に伏蔵せんことを待って、子を傷つけることを恐れる。ゆえに杜門と謂うのであり、小凶である。🌿
杜門は身形を隠す方位であり、災いを避け難を逃れ、穴を塞ぎ、捕捉するには吉であるが、その他のことはすべて不利である。
静応:
| 加臨 | 断語 |
|---|---|
| 杜門+杜門 | 主として父母の疾病、田宅の処分・売却のことに因る、凶 |
| 杜門+景門 | 主として文書・印信が阻隔され、男性、小人(子女・若者)の疾病があり、遅疑して有利でない |
| 杜門+死門 | 主として田宅・文書の失落、訴訟による破財、小凶 |
| 杜門+驚門 | 主として門戸内に憂い・疑い・驚き・恐れがあり、かつ訴訟事がある |
| 杜門+開門 | 主として貴人・官長に会うが、事を謀るには先ず自分の財を破って後ようやく吉 |
| 杜門+休門 | 主として財を求めるに益あり |
| 杜門+生門 | 主として男性・小人の破財、および田宅のことで財を求めても成就しない |
| 杜門+傷門 | 主として兄弟が相争い、田産・破財すること |
| 杜門+甲戊 | 主として謀事は成就せず、密かなところで財を求めれば得る |
| 杜門+乙奇 | 主として密かに男性の財物を求めるに宜しいが、後、事情が不明なまま訴訟に至る |
| 杜門+丙奇 | 主として文書・契約を失う |
| 杜門+丁奇 | 主として男性の訴訟・獄事 |
| 杜門+己 | 主として私かに人を害そうと謀って非難を招く |
| 杜門+庚 | 主として女性に因り訴訟・獄にて刑を受ける |
| 杜門+辛 | 主として人を打ち傷つける訴訟となり、男性・小人は凶 |
| 杜門+壬 | 主として姦通・窃盗の事、凶 |
| 杜門+癸 | 主として万事がすべて阻まれ、病者は食欲がない |
動応:杜門の日時に出行して三十里にて少女が同行して歌うのに逢い、六十里にて悪人に逢う。
| 三奇臨照 | 応験 |
|---|---|
| 乙奇臨 | 若い婦人が色衣を着ているのを見る |
| 丙奇臨 | 火光が屋を焼くか、のろしの物を見る |
| 丁奇臨 | 人が馬に騎り弓・弩を持つのを見る |
| 加臨 | 応験 |
|---|---|
| +杜 | 四里、十四里にて婦人が孫を連れ緑衣を着ているのに逢う |
| +景 | 九里、十九里にて妊婦が色衣を着ているか、公吏人が赤馬に騎るのに逢う |
| +死 | 二里、十二里にて喪服の人が泣いているのに逢う |
| +驚 | 七里、十七里にて歌・太鼓・どらの音に逢うか、人が公の訴訟事を言っているのに逢う |
| +開 | 六里、十六里にて歌を唱う者や犬が豚を噛むのに逢う |
| +休 | 一里、十一里にて芝居をしたり、黒衣の婦人が孩児を抱いているのに逢う |
| +生 | 八里、十八里にて人が金(金銭)を担ぎ、あるいは食物を手に持ちかつ歌詞を唱うのに逢う |
| +傷 | 三里、十三里にて大工が木の棒を持っているのに逢う |
身命を占う:火の命の者は栄達し、水の命の者は富裕になり、木の命の者は平穏、金の命の者は疾病、土の命の者は訴訟の凶。もし金の年月日時あるいは土の命の年月日時に逢えば不利、水火の年月日時に逢えば吉である。
景門総論:景門は血の光を主とし、官府の牒状により田荘を売る。禍災は多くあるべきで、子孫は苦難を受ける。外は凶にあって悪死し、六畜も傷つくのを見る。生別と死別、占う者は必ず警戒せよ。🔥
問:景門は火に属し、南方の夏の季節、ちょうど陽明の域に当たる。どうして凶なのか。
衢仙答:景門は夏の季節の気を持ち、万物が壮盛にしてまさに老いゆかんとする時、死門の坤宮と近しく、また陽の盛んな気である。天の数はこの時、まさにものを殺す情を有しようとしている。上か明るく下かが明らかな方位を主とすると言えども、すべてが吉なわけではない。ただ文書の事にのみ利があり、ゆえに次吉とするのである。
景門の用事は、上書・献策・奏対・将士の選抜のみに宜しく、吉、その他は不利である。景門は坤(二宮)、艮(八宮)、中宮にて吉、三・四宮では平、一宮では迫吟、六・七宮では迫宮、大凶。もし三奇を得れば、また計略を設けて詐を用い、陣を破り、火攻めにし、号令を下し、功に封じ爵を賞することに宜しい。
静応:
| 加臨 | 断語 |
|---|---|
| 景門+景門 | 主として文書・事はまだ動かず、先だって予め見える意味があり、内に男性・小人の憂患あり |
| 景門+死門 | 主として官の訴訟あり、田宅の事により争い、啾唧(口論・是非)が多い |
| 景門+驚門 | 主として男性、小人の疾病事、凶 |
| 景門+開門 | 主として官吏は昇進して吉、文・印を求めればさらに吉 |
| 景門+休門 | 主として文書の遺失、争訟が止まない |
| 景門+生門 | 主として女性(陰の人)の出産に大いに吉であり、さらに財を求めれば旺んで利あり、往来の者もすべて吉 |
| 景門+傷門 | 主として姻戚・眷属・小人の口論、あるいは不和による紛擾 |
| 景門+杜門 | 主として文書の失物・紛失、財を散じて後平らぐ |
| 景門+甲戊 | 主として財産により詞(告訴)をなす訴訟、遠行は吉 |
| 景門+乙奇 | 主として訴訟事は成就しない |
| 景門+丙奇 | 主として文書が急迫し、火急の速度の如く不利 |
| 景門+丁奇 | 主として文書・印状により非難を招く |
| 景門+己 | 主として官司の事に連座する |
| 景門+庚 | 主として訴訟の本人が自ら訴え出る |
| 景門+辛 | 主として女性(陰の人)の訴訟 |
| 景門+壬 | 主として賊のために連座する |
| 景門+癸 | 主として奴婢のために禍を致す |
動応:景門の日時に三十里外に出れば赤い紋のある大蛇を見、七十里外には水火により物を失う。もし強いてなすことがあれば、東の家の長および小人・子女が害を受けることを主とする。
| 加臨 | 応験 |
|---|---|
| +景 | 九里、十九里にて人が文書を抱えているのに逢い、さらに火光の驚き・恐れあり |
| +死 | 二里、十二里にて喪服の人が泣き、色衣の人が馬に騎るのに逢う |
| +驚 | 七里、十七里にて争訟・闘打に逢う、避けるべし |
| +開 | 六里、十六里にて人が隊を成して行き、官吏が馬に騎るのに逢う |
| +休 | 一里、十一里にて女人の泣くのと魚売りが並んで行くのに逢う |
| +生 | 八里、十八里にて小児が牛を追い、人が袋に入れた金銭を背負うのに逢う |
| +傷 | 三里、十三里にて色衣の女人が車・駕籠に坐すか、驢馬に乗るのに逢う |
| +杜 | 四里、十四里にて老少の婦人が黒衣の童子を連れて行くのに逢う |
身命を占う:火災を主とする。水の命の者は大凶、金の命の者は疾病、木の命の者は中平、土の命の者は富がある。もし金水の年月日時に当たれば不利である。
死門総論:死門の方角は最も凶であり、人がこれに当たれば禍は軽くなることがない。これを犯せば資産は退き、さらに父母の喪服や人の死を防ぐべし。⚰️
問:死門は土に属し、また黒星に係わり、夜を分かつ方角で、秋冬の気であり、天地の粛殺はここからして始めて顕われる。門が凶で星も凶であれば、棄てて用いざるべきであるが、この門は果たして用いることができるのか知らない
衢仙答:死門の凶は、天地の令が行き渡り、盛んに粛殺の威を振るい、草や柳は色変わり、木は葉落つるに逢う、ゆえに凶の象である。もし奇の助けを得て、死刑執行の見舞い、捕捉、狩猟の事に吉を得るものがあれば、それは天の順序に従うからであって、棄てるべきではないのである。
静応:
| 加臨 | 断語 |
|---|---|
| 死門+死門 | 主として官司により留置され、印信は気無く、凶。官司が動いて杖刑を受けることを主とし、凶[訳注:原文ここに「加死」の重複あり、おそらく版本の衍文、あるいは異なる宮位の死門の重畳を指すか。今は両方を併存する] |
| 死門+驚門 | 主として官司により却下(給されず)、憂い・疑い・病気が生じる、凶 |
| 死門+開門 | 主として貴人に見え、印信・文書の事を求めるに大いに利あり |
| 死門+休門 | 主として財物を求める事は不吉、もし僧道に方(方術・導き)を問えば吉 |
| 死門+生門 | 主として葬式の事、財を求めて得る。病気を占えば、死者がふたたび生きる |
| 死門+傷門 | (原文欠落) |
| 死門+杜門 | (原文欠落) |
| 死門+景門 | 主として文契・印信・財産の事により官に見える、先に怒って後喜ぶ、凶でない |
| 死門+甲戊 | 主として偽りの財を作る |
| 死門+乙奇 | 主として求める事は成就しない |
| 死門+丙奇 | 主として便り・情報が憂い疑わしい |
| 死門+丁奇 | 主として年老いた男性(老人・男性)の疾病 |
| 死門+己 | 主として病気・訴訟が末永く係り、止まない、凶 |
| 死門+庚 | 主として女人の出産、母子とも凶 |
| 死門+辛 | 主として盗賊、失物は得難い |
| 死門+壬 | 主として訴訟人が自ら訴え、自ら告げる |
| 死門+癸 | 主として嫁娶・婦女の事、凶 |
動応:死門の日時に二十里出行すれば病人に逢い、三十里にて喪服、血光の事に逢う。三奇があっても亦た不吉である。
| 三奇臨照 | 応験 |
|---|---|
| 丙奇臨 | 文書を抱えているのに逢う |
| 乙奇臨 | 喪葬の祭り物か紙扎りの物を見る |
| 丁奇臨 | 若い婦人が喪服を着て泣くのに逢う |
| 加臨 | 応験 |
|---|---|
| +死 | 二里、十二里にて婦人の泣くのに逢う、凶 |
| +驚 | 七里、十七里にて喪・哭泣か、死んだ畜類に逢う |
| +開 | 六里、十六里にて墓を開き、哭くのに逢うか、畜が争い傷つくのに逢う |
| +休 | 一里、十一里にて青衣の婦人が泣くのに逢う |
| +生 | 八里、十八里にて孝子が生き物を捧げて非常に哭くのに逢う |
| +傷 | 三里、十三里にて人が棺・ひつぎを担ぐのに逢う |
| +杜 | 四里、十四里にて埋葬および紙扎りの色物に逢う |
| +景 | 九里、十九里にて重喪の人が哭泣するのに逢う、退けば吉進めば凶 |
身命を占う:主として喪服・病死の凶がある。水木の命および年月日時が(水木に)当たるものは大凶、その余は平らである。
驚門総論:驚門は争訟を主とし、疫病により人口が死ぬ。辰年*および花月(辰年及び卯月すなわち二月)、思わぬ祸が門庭に入る。ただ訴訟之事、捕捉、博戯のみ吉にして、その他のことはすべて凶である。⚡
問:驚門は金に属し、八月の秋令に当たり、万物はすべて老い、天地は大いに粛殺の威を示す。亦た棄てられるであろうか。
衢仙答:驚門の気は粛として、万物の数は蒼地に老い、もともと生气がない。故に固より凶である。しかし天地は好生の心を存し、殺し尽くすを欲せず、而して蒜や麦を生ず、亦た已むを得ずして殺すのである。この門は凶であると言えども、もし諛辞(おもねりの言葉)・詐術・捕捉・疑陣を設けること、伏兵などがもてはやして吉、亦た棄てるべきではない。
静応:
| 加临 | 断语 |
|---|---|
| 惊门加惊门 | 主疾病、忧虑、惊疑 |
| 惊门加开门 | 主忧疑、官司、惊恐,又主上见喜,不凶 |
| 惊门加休门 | 主求财事,或因口舌求财事,迟吉 |
| 惊门加生门 | 主因妇人生忧惊,或因求财生忧惊,皆吉 |
| 惊门加伤门 | 主因商议同谋害人事泄,惹讼,凶 |
| 惊门加杜门 | 主因失脱破财、惊恐,不凶 |
| 惊门加景门 | 主词讼不息及小口疾病 |
| 惊门加死门 | 主因宅中怪异而生是非,凶 |
| 惊门加甲戊 | 主损财、信阻 |
| 惊门加乙奇 | 主谋财不得 |
| 惊门加丙奇 | 主文书印信惊恐 |
| 惊门加丁奇 | 主词讼牵连 |
| 惊门加戊 | 主因田宅致讼[译注:原文此处单言“戊”,与“甲戊”并列,当指天盘戊干单独加临之别格] |
| 惊门加己 | 主恶犬伤人成讼 |
| 惊门加庚 | 主道路损折、贼盗,凶 |
| 惊门加辛 | 主女人成讼,凶 |
| 惊门加壬 | 主官司囚禁。病者大凶 |
| 惊门加癸 | 主被盗贼,失物不获 |
動応:驚門で出行すると三十里で群鳥の噪ぐのに逢い、六畜が相闘う;四十里で人が争打するのを見れば吉。もしこの応がなければ、七十里で必ず折損の凶があり、往くべからず。
| 加臨 | 応験 |
|---|---|
| 加驚 | 七里、十七里で二人の女が騒ぎ合うのに逢い、傍人が訴訟の話をする |
| 加開 | 六里、十六里で官吏・役人が争訟するのに逢う |
| 加休 | 一里、十一里で青衣の婦人が官司の話をするのに逢う |
| 加生 | 八里、十八里で女が童子を連れて牛を追い、小児が食べ物を持っているのに逢う |
| 加傷 | 三里、十三里で男女が喧嘩し、子供を打つのに逢う。退くべし。若し強行すれば、車が折れ馬が死ぬことを主り、凶 |
| 加杜 | 四里、十四里で僧道が同行するか、男女が相相談するのに逢う |
| 加景 | 九里、十九里で色衣の婦人が官司の話をするのに逢う |
| 加死 | 二里、十二里で女が哭泣し及び喪亡者のあるのに逢う |
占身命:詞訟、官災、口舌、血光の事を主る。若し丙丁巳午年月日時(火旺の時)に値すれば、占う者凶;甲乙寅卯年月日時(木旺の時)に値すれば、占う者も亦た利あらず。
天仮:景門が乙丙丁三奇に合し、下に地盤九天宮に臨む者を、名づけて「天仮」という。乙は天徳、丙は天威、丁は太陰なり。凡そ三奇の霊は、事を陳べ、利便し、進謁し、干求するに宜しく、大吉なり。✨
地仮(一):杜門が丁己癸に合し、下に地盤九地宮に臨む者を、名づけて「地仮」という。潜蔵、埋伏に宜し。此の三時は遁跡蔵形すべし。
地仮(二):傷門が丁己癸に合し、下に地盤太陰宮に臨む者を、亦た名づけて「地仮」という。人を遣わし、間諜を行い、私事を謀探するに宜し。又如六合宮は、亦た名づけて「地仮」といい、逃亡、躲災、避難に宜し。
神仮:傷門が丁己癸に合し、下に地盤九地宮に臨む者を、名づけて「神仮」という。埋葬、伏蔵に利あり、人の知る能わざるなり。
人仮:驚門が六合(一作六壬)に合し、下に地盤九天宮に臨む者を、名づけて「人仮」という。逃亡の捕捉に利あり。若し太白(庚)が熒惑(丙)に入りて其の下に在れば、必ず獲ん。
鬼仮:死門が丁己癸に合し、下に地盤九地宮に臨む者を、名づけて「鬼仮」という。超亡、薦度に利あり。一作「三隠宮」(疑うらくは地盤の三吉門をいうか;三隠宮:太陰、六合、九地)に臨む。
凡そ事宜は開、休、生三吉門を用うべきで、即ち乙丙丁三奇を得ずとも亦た吉なり。又た陰神の相助を取るを、之れを「三詐」と謂う。地盤九地、太陰、六合三神の奇を助くる有るを、之れを「陽門得助」と謂い、再び地盤吉門の相助を得れば、全吉なり。
若し開、休、生三吉門が乙丙丁三奇に合して、地盤太陰、六合、九地無き者は、之れを有門無遁と謂い、陽に奇有り陰に無く、凡そ事に七分の利あり。
| 詐名 | 条件 | 用途 |
|---|---|---|
| 真詐 | 開休生三吉門が三奇に合し、下に地盤太陰宮に臨み、再び吉門(吉星相資)を得る | 恩を施し、隠遁し、祈祷し、仙を求むるに利あり,吉 |
| 休詐 | 開休生が三奇に合し、下に地盤六合宮に臨み、再び吉門の相助を得る | 薬を合し、法符し、神に祈り、災を禳い、祭祀するに宜く、皆大吉なり |
| 重詐 | 開休生が三奇に合し、下に地盤九地宮に臨み、再び吉門の相助を得る | 降を収め、兵を増し、人口を進め、財を納め、爵に襲り、綬を拝するに宜く、皆吉なり |
以上の詐門は、凡そ事に遠行、商賈、嫁娶、百事大吉なり。🎯
最後に、本巻に繰り返し登場する「棄つべからず」の三文字(死門は棄つべからず、驚門は棄つべからず)は、深遠な宇宙観を伝えている。天地に棄てられる物はなく、万物すべてに用があるということである。最も凶とされる門の中にも、「天の秩序に順う」正当な用途が存在するのである。このような包摂の知恵は、現代社会において特に貴重である——それは私たちに、失敗、挫折、損失といった一見ネガティブな条件を軽々しく否定してはならないことを想起させる。なぜなら、適切な格局とタイミングの下では、それらも同樣に成長と成功の資源へと転化しうるからである。🌏