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全 30 章中 18 章
奇门遁甲秘笈大全
天蓬、天芮星值辰時
東北の方角に樹木が倒れ、驚いた人が道に迷う者あり。鼓の音が響き、紅衣の婦人が通りかかる。烏鵲が遠くから繞り飛んで來るのは、賊盜が財を劫する主あり。六十日以内に定まった居所のない者が來たり、その後家に貴子が生まれ、大いに財運が開ける。
天衝星值辰時
鯉が樹の枝に躍り上る異象が現れ、白虎が山を出で、僧侶や道士が群れを成して行く。此の時を用事すれば、金銀の財物を拾得し、家中諸事が栄え盛んになる。但し七十日以内に家の長輩に折傷の災いあり、一男一女の運勢は減退す。
天輔星值辰時
羊と犬が互いに衝突し、油売りと果物・米を賣る者が相遇す。白衣の童子が泣きながら家に歸り、妊婦が來って出産の期を問う。此の時、造葬の後は、大いに財穀が栄え、一年以内に雙生の貴孫が降生す。
天禽星值辰時
巫師と巫婆が爭い口論し、東の方角に鴎鵲が鳴くのを応験とする。雀鶴が門に臨めば、必ず喜事が降り來たる。造葬の後、七日から九日以内に、自ら道士や僧侶が訪れ、絕戸の人の産業が歸入す。
天心星值辰時
空に雲気が立ち上り、青衣の人が生きた魚を手提げて來たり、女子が僧道と同行す。六十日以内に井の中の氣が雲霧の如く湧き、三日の後に家に貴子が生まれ、後日科挙に及第し、連ねて金榜に登り、前程錦の如し。
天柱星值辰時
人が木を肩に扛いて通りかかり、男が鼓を持ち婦人を引き連れて行き、老人が鋤を携える(一説に鍋を携える)。六十日の後に、黒猫が白い仔を產み、雞が雙卵を生ず。北方より寡婦の財を送る者あり、紅面の人が來って音樂の事を談ず。
天任星值辰時
老人が來たり、兄弟が會すれども久しく留まるべからず。禽鳥が騒ぎ鳴き、犬が吠えやまず、黄衣の人が通りかかる。男子が古い器物を得る者あり、店を開く家には子供が手を打ちて慶賀す。六十日以内に家の牲畜が訴訟を引き起こす。
天英星值辰時
天より雨が降り、雞が樹に飛び上り、尾羽が赤し。紅衣の婦人が籃を提げて道を誤る。用事の後七日、怪異の氣が宅中に集まり、六十日以内に血財を進め、火光の現れる所には必ず喜慶あり。
天蓬星值巳時
老人に遇い、女が酒を持ち設宴すれども男主人のいることを忘る。口舌是非は皆水上の事によりて起こり、百日以内に火中の黃金を得る。一年以内に武職の人が加官進禄し、豚が過ぎる時には必ず蛇形の兆しを見る。
天芮星值巳時
妊婦が來たり、妓女と巫婆が黄衣を著て樂しむ。烏と鵝が群れを成して北方より飛び過ぐ。六十日以内に寡婦が現れ、貓が雞を咬むは實に怪異、牛が草房に入る也是れ奇異の兆しなり。
天衝星值巳時
牛が爭い、羊が亂れ行き、女が肩を並べて行く。南方の禽鳥が騒ぎ鳴き、西南の方角に応ずべし。六十日以内に蛇が雞を咬み、牛が屋の中に入り、女が契據を送り來たる。田産財帛が栄え盛んに發達し、花が開け富が貴し(一説に犬が花斑の仔を生ず)。
天輔星值巳時
人が互いに打ち爭い、女が布を抱え、風これに隨いて起こる。小兒が嘆き爭い、家宅が安からず。六十日以内に東方の財を進め、鬼神が糧を運び、大いに發達す。竹木の器物が紛紛として調え來たる。
天禽星值巳時
雞の鳴く聲起こり(一説に鴨が列を作る)、巫師術士が互いに打ち罵る。貴人が馬に乘り慌てて過ぎ行く。七十日以内に婦人が邪魔に侵され難うせらるるも、合婚すれば貴子を生み、家業を成就す。三年以内に田蚕が豊に収まり、禾苗が盛んに茂る。
天心星值巳時
青衣の女が、小兒を抱き、龜が樹に上る。紫衣の人が馬に乘り來たり、半月の後に四方より牲畜の財物を進む。跛足の人が中間人を作し、商音の人が産業の喜びあり。三年以内に寡婦の家は家道空しくなる。
天柱星值巳時
黒牛が過ぎ行き、鐘の聲が響起し、豬が山林に跑入す。二十日以内に商音の人の物を進め、六十日以内に女が水に落ち、周年以内に貓が白鼠を獲る。此の後大いに富貴が發し、待つを要せず。
天任星值巳時
二匹の犬が爭い、鄉野の人が薪を背負いて來たる。吏役が傘蓋を持ち、童子が手を打つ。六十日以内に公門の財を得、南方の人が鯉を送り來たる。異路の功名が顯達し、貴子が順序正しく列す。
天英星值巳時
婦人が紅衣を著け、婚姻の事により口舌を生ず。花馬が過ぎ行くの後六十日以内に、獵獲の財を拾得し、血光の榮えあり。征音の人が文書を送り來たり、信炮一聲天に響き渡る。
天蓬星值午時
婦人が青衣を著け、人が刀を持ちて南山に上る。東北の方角に嘆息の聲あり、六十日以内に犬が人の言を作すは、實に怪異なり。赤面にして癲狂の人は家の中に死亡の事あるを主り、三年以内に古窖の財を得べし。
天芮星值午時
唇の缺けたる人現れ、白衣を著て黃牛を牽く。妊婦が過ぎ行くの後六十日以内に、貓が人を咬み、家を賣りて橫財を得、その後に田地を購入す。そののち妝奩の財物が牆壁に盈ち滿つ。
天衝星值午時
(原文缺)
天輔星值午時
僧侶が傘蓋を持ちて來たり、女が紅衣を著て家に入る。石火の光が後日に發し、六十日以内に貴人が異方の財を送り來たる。西方の人が金銀の物を送り、周年以内に寡婦が物を送り來たる。
天禽星值午時
女が白衣を著け、犬が花枝を銜え、雞が山上にて爭う。風雨が東方より徐徐として來たる。造葬の後六十日、犬が吠えやまず、東北の方角より人が財を送る。一年以内に雞が白卵を生じ、田苗が盛んに茂る。
天心星值午時
驟雨が忽然として至り、蛇が道を橫切り、女が紅裙を著く。人が符酒を攜えて武士の杯を敬するに來たる。六十日以内に釜の中自ら鳴り、跛足の人が生氣ある物を送り來たる。五年以内に金銀田莊の財を進む。
天柱星值午時
烏が飛び鳴き、西方より人が馬に乘りて來たり、空に雲あり。五日以内に妊婦が泣き、六十日以内に水邊にて神靈の物を尋ね得る。古器は實に珍寶なるも、一旬(十日)以内に小口の傷つく有り。
天任星值午時
尼姑が來たり、西北の方角に黃羽の禽鳥が飛び過ぎ、君子が行く。四十日以内に貴人の寶を進め、紫衣の人が宅に入り、貴孫を生む。妊婦と童子が來って馬を借り、人が虎皮を返し、黃青の色を著す者あり。
天英星值午時
婚姻の事は南方に応ずべし、采獵漁人が弓矢を手に持つ。用事の後六十日、木に傷つけらるる人の事あり、火光炎炎として燃ゆ。自ら縊れ水に落つる者は公子、馬に乘る者は必ず女子なるべし。
天蓬星值未時
童子が過ぎ行き、二頭の牛を牽く。鷺鳥が飛び、鵝禽が北方より來たる。女が紅衣あるいは青衣を著け、六十日以内に賊人に劫掠され、顏を破り氣を惹き、官災を招く。
天芮星值未時
狩りをする人が応験と作し、白衣の道人(道士)が茶瓶を攜えて來たる。七日の內に烏が屋を繞りて騒ぎ鳴き、赤面にして鬚ある人が靈驗を示す。爭鬥の事は周年に及び、疫病が流行し、火が屋を燒き敗り、また人命を傷つける。
天衝星值未時
鼓の聲が響起し、小兒が孝服を著て、馬が列を作って行く。西北の方角に人が叫び或いは爭う。用事の後六十日、惡人が木器を持ちて寡母を傷つけんことを防ぎ備うべし。白羊が屋に入り、六畜が盛んに栄える。
天輔星值未時
群犬が一斉に吠え、乞食が破衣を著て過ぎ行く。多くの僧道が共に事を議し、西北の方角に人が房屋廚房を爭う。百日以内に文書契約を進め、商音の人が金銀餘財を送り來たる。
天禽星值未時
老人が來たり、跛足の人が花果を擔いで來たる。青黄衣を著たる人が酒を攜えて至る。葬の後六十日、羽音の人が雞畜の物を送り來たり、鐵器は原來宰肉に用いる所の者なり。
天心星值未時
霧雨が降り、男が黄衣を著け、女が彩衣を著く。酒を攜うる人は必ず尊長を邀請す。六十日以内に釜の中鳴り響き、跛足の人が馬に乘り或いは車に坐して來たり、金銅の刃器が田産の事を主る。
天柱星值未時
痩せたる弱き婦人に遇い、僧道が同行して安否を問いに來たる。東北の方角より人馬が旗蓋を持ちて來たる。用事の後百日、怪異の事あり、新婦が狐に憑かれ、生鐵の火が面前に叩頭す。
天任星值未時
白雞が飛び起こり、禽鳥が西南の方角より飛び來たる。北方に風雨が交わり、鼓の聲が喧しく鳴る。用事の後七日、家の童僕に喜慶の事あり(一説に七日內に女が白色の物を送り來たる)、六十九日に家の中に白色の異氣が生じ、六畜大いに旺んに財を得るに応ず。
天英星值未時
妊婦が來たり、西方の鼓の聲が響起して慶賀を示す。造葬の後六十日、家主が水に落ち、奈何ともすべからず。周年以内に疫病が流行し、身體が衰壞す。馬が肥ゆるは母草の豊盛なるを待つべし。
天蓬星值申時
人が水を取り、傘を執り笠を戴きて雨を避く。西方に小兒が水を打ちて過ぎ行き、鼓を擂ち叫び、笑い聲が遠くに去る。十日の內に雞窩の中に蛇が人を傷つけ、妻が淫亂にして自ら縊れ、訴訟の事が凶惡なり。
天芮星值申時
東方より人が涼傘を持ちて來たり、道人(一説に僧道)が青蓋を持ち、身材が高大なり(一説に胡須あり)。牛が爭い人を傷つけ、犬が咬めば毒あり。百日の內に羽音の人が物品を送り來たり、周年の內に水牛が屋に入り、鵬鳥が人の家に飛び來り、病を身に染める。
天衝星值申時
用事の時、南方に馬に乘る白衣の人が通りかかる。吏卒が刀を持ち互いに搏殺す。一百二十日の內に女が媒(仲人)を作し、絕戶の人の田産が來って歸入し、寡婦が賊人に劫掠され、身を安んずるを容れず。
天輔星值申時
足の腫れたる人が酒を攜えて來たり、醫を請い藥を問い、婦人儒士僧人道士皆至る。道人が雜色の衣を著け、西北の方角に鼓の聲が響起し、女が財を發す。半年の內に蛇が井の中より出て、平常の人が牛羊を送り來たる。
天禽星值申時
飛鳥が鳴き、巫師が符呪を執る。百日の內に女が自ら珠翠を拾得して歸り、周年の內に新婦が昌盛にして位あり、貴子を生み、田蚕が旺んに栄える。但し家の內賊が自ら劫退するを防ぎ備うべし。
天心星值申時
僧道が來臨し、金鼓が四面に鳴り響き、百鳥が騒ぎ鳴く。紅裙の女が酒を送りて至り、寡婦が堂に坐し、寶窖に入る。老人が杖を持ち、馬が環を銜えて行く。軍人が家に在りて病を裝い禍を避く。
天柱星值申時
用事の時、水鷹や鷂が禽を撲ちて地に墜とす。青衣の女が籃を攜えて至る。用の後百日、火光が燃え起こり、家は敗れ人も亡び、白衣の喪事が現れ、宅を克み身を傷つけ、遊蕩懒惰を主る。
天任星值申時
風雨が到來し、三牙鬚の人が鼓を打ちて至る。僧道が黄衣を著て時に応じ現る。七日の內に黄犬が入り(一説に七日の內に甑釜が鳴る)、女が火に燒かれ、熱湯を身に浴び、車輪に碾かれ、百禽が穀を銜えて列を成す。
天英星值申時
用事の時、懷妊の婦人が大聲に泣く。西方に金鼓が鳴り響き、僧道が傘蓋を持ちて來たり、疫病が流行す。火が金位に臨み、門の內に爭戰の事あり、六十日の內に金を進むる喜びあり。
天蓬星值酉時
赤馬が過ぎ行き、西方に車輪の音が響き動き、群鴉が騒ぎ鳴く。用の後百日の內に貴子を生み、僧道が中間人を作し、商音の人が地產の喜びあり。三年の內に雞が雙子を生じ、貓が白兒を養い、科挙に及第す。
天芮星值酉時
西方に黄馬が過ぎ行き、車や轎、傘蓋が備わり、婦人は必ず寡婦と成る。鬚ある人が互いに爭い、犬が吠え人を咬む。羽音の人が產業を送り來たり、家業を主るには誠實に雅なるを須い、周年の內に牛が必ず屋の中に入り、鳥や鵬が飛び來り、家の人が腹疾を生ず。
天衝、天輔星值酉時
遠方より人が書信を送り來たり、東方に狐が咬み鳴く。婦人が火把を持ち來って吹く。用の後周年、貴子を生み、橫財を拾得し、大いに發達の期あり。
天禽星值酉時
西方に火光が燃え起こり、家々が互いに打ち爭い大聲に叫ぶ。鼓の聲が繞り、鳥が驚き飛び散る。造葬の後、歳滿ちて貴子あり、必ず窖藏の財が門庭に入り來たり、喜鵲が軒の前で報信し、霧雨が降り來たる。
天心星值酉時
僧尼が來たり、火光が西南の方角より必定に燃え起こる。北方に鐘鼓が鳴り響き騒ぎ、騾馬が叫び、官員が寶財を送り來たる。藝人が遠方の書信を送り、七日の內に商音の人が女子を迎え娶る。
天柱星值酉時
用事の時、白鷹が鳩を撲つは、分明に欺壓の象なり。青衣の人が鐵器を取りて去る。火災によりて家を喪い、女は孤を守る。七十日の內に商音の人が來たり、夫婦が和し、遠路に遷り移る。
天任星值酉時
犬が家の門に上り、童子が手を打ちて笑い、黄狐の現るるあり。院の中の幼女が歡喜して娯しむ。六十日の內に貴兒を生む。白雞が地より起こり、婦人が酒を傾けて祝し、遠路の上には必ず碑石に遇う。
天英星值酉時
火が金位に入り、西方の人が宅を因りて相爭う。鴉が鳴き喧しく呼び、暴碑の過ぎ行くあり、白衣の女が身に妊あり。事の後一旬の內に小口(年少の子)の母が足を折り、百日の內に財物を爭い得る。
天蓬星值戌時
用事の時、老人が杖を持ちて側門に入る。西北の方角に露雨が降り、三牙鬚の人が籠を擔ぎて至る。白犬の過ぎし後一旬の內に、軍器を拾得し、橫財の喜びあり。
天芮星值戌時
黃牛が來たり、妊婦が東方より傘を持ちて歸る。惡犬が家の中に現れ人を傷つける。周年の內に宮音の人が土產の財を送り來たる。百禽が飛び過ぎ、車が入り來たり、糞の中より女の金釵が拋り出さる。
天衝、天輔星值戌時
西方に三五人が來たり、火把を手に執りて失物を尋ぬ。巫師と三牙鬚の人が相遇す。雞が樹に上り啼き、遠方に信あり。周年の內に小口(年少の子)が牛に傷つけらる。
天禽星值戌時
東北の方角に応驗あり、鐘の聲、鈸の音が叮咚と響く。青衣の童子が籠を攜えて過ぎ行く。一旬の內に白龜が降臨し、寡母の田地の利ちを得る。人が福運を舉げて門に到るを攜うるあり。
天心星值戌時
用事の時、南方の人が大聲に叫び、賊人が驚き疑う。小兒が牛に乘りて過ぎ行く。百日の內に家に貴子を主り生む。金雞が鳴き、玉犬が吠える聲は分明なり。二年の後に舉げて推薦を請うを得。
天柱星值戌時
女が布を抱え、北方の樹木が倒れて人を傷つける。西方に鼓の聲あり、葬事に因りて起こる。六十日の內に蛇が宅中に入り、人を咬めば皆白色の毒に中る。連年の疫病により死傷絶えず。
天任星值戌時
童子が來たり、家が時を誤りしによりて争訟を引き起こす。犬の騒ぐ聲により凶喪の事が過ぎ行く。黄色の飛禽が飛び過ぎ、尼姑が來たる。貴人の財は百日旺んに、紫衣の人の來たるには財あり。
天英星值戌時
用事の時は推すべし、西方の女が手に白布を執る。火光が來臨し、賊によりて獄に入り死す。赤馬を買う者は訴訟是非に遭遇す。一旬の內に疫病が急に發し、野雞の紅翅は財を退くを主る。
天蓬星值亥時
童子が群れを成して現れ、女が孝服を著す。この後賊に奔り投ずるによりて橫財を得、三年の內に道人(道士)の事を出だし、術人が財を求め積みて家を成す。義豬(剛愎自慢の者の財)が鵬鳥に肉を銜えられて飛び過ぐ。
天芮星值亥時
走禽(獣)が驚く。秋冬の季は吉にして、客に利あり主に利なし。春夏の季は用いるべからず、囚れ克たれ氣を泄らすが故に。西南の方角に火光が燃え起こり、二人が歸り來たる。貓犬が人を傷つけ、妊婦が病に患い、女が自ら縊れ、獨り傷み悲しむ。
天衝、天輔星值亥時
跛足の青衣の人が即刻に來たり、東北の人の家に火光が燃え起こる。百日の內に貓が白鼠を捉え、商音の人が田地の契約を送り來たる。妻の財が大いに發し、家業を扶持する主と成る。
天禽星值亥時
西風が突然と起こり、西北の方角に婦人の哭く聲あり。樹が倒れ屋を拆き、大聲に叫ぶ。六十日の內に鍛冶屋の財を進め、商音の人が來って僧人の產業を談ず。喜鵲が家の書信を報じ來たる。
天心星值亥時
雞が夜に鳴き、また犬が故なくして狂吠するを主る。老人が皮帽を戴き、手に鐵器を執れば、必ず貴を主る。七日の內に異人が來たり、宿を借り財を遺すを知らず、天の賜にして得る。
天柱星值亥時
西方で磬の音が響き、山下では人が火を持って焼いている。叫び声が天に響き、葬送の後、火を消して財を得、大いに栄える。百日以内に鶏の怪異が起こる恐れがあり、人が二人亡くなり、古墳を祭拝することになる。
天任星、亥時に値する
子供が通りかかり、苔の下でにこにこと笑っている。西方で銅鑼や太鼓が騒がしく鳴り、鉄器が空中にあって人を傷つけることが多い。昼間に福が家の下男に及ぶことを憂え、一人が土を盛って用水路や橋を修理する。
天英星、亥時に値する
女がやって来て、手に松明を持って大通りに出る。百日以内に頭の癩の人が来て、運命づけられて井戸に投身して死ぬことになる(一説には鐘の持ち主が投身して井戸を壊すという)。北方で木が倒れて家を傷つける。星は客にあり、宮は主としてこれを断ずる。