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奇门遁甲秘笈大全
郁离子は言う、およそ軍陣の中で急に符法を用いるのは、時局と門位が不利だからであり、ゆえに六丁の符を用いて災厄を禳解するのである。しかも必ず呪語を合わせ、掌中に水を含んで噴きかけ、雷印を画き、鈴甲を振って初めて霊験があるのであり、この法門は極めて神妙であって、九天玄女が伝授した軍中の六丁六甲神符である。
六甲神符にはそれぞれ神君の名号、形象、性情と統兵の数がある:
甲子符 🔥 甲子神君の号は「飛天大帝」といい、また蛬(雨鬼)将軍と称する。その神は鼠頭人身で、高さ一丈九尺、陽天天壘の宮に居し、神将九万九千九百を統領する。忠孝の人を助佑し、不仁不義の徒を怒殺し、九天青気の下に位する。符式は長さ一尺九寸、幅三寸一分とし、青黒紙に硯砂をもって書くのが上吉である。
甲戌符 ⛰ 甲戌神君の号は「掩郎」といい、また司獄将軍と称する。その神は犬首人身で、女相を呈し、性は酒を好み、西隍天廻の宮に居し、神兵五万五千五百五十を統領する。正将を喜んで助け、賊兵を斬誅し、身の長は一丈六尺、九天青黄の気の下に位する。符式は長さ一尺六寸、幅二寸九分とし、大黄紙に硯砂紅をもって書くのが上吉である。
甲申符 🌬 甲申神君の号は「六府神」といい、また捷報将軍と称する。その神は猴首人身で、長さ二尺五寸、性は甘食を喜び、淫を好み、天鉞の宮に居し、神兵七万七千七百七十の数を統領する。順を助けて撃つことを喜び、九天青白の気の下に位する。符式は長さ一尺五寸、幅二寸七分とし、白紙に硯紅砂をもって書くのが上吉である。
甲午符 🔥 甲午神君の号は「平水将軍」といい、その神は馬首人身で、高さ一丈九尺、性は最も剛烈であり、速かに召すべからず。肥大の物を好み、馬肉の供養を用いるを忌む。神兵九万九千九百九十の数を統領し、復讐を助けることを喜び、青紅の気の下に位する。符式は長さ一尺九寸、幅三寸二分とし、青紅紙に硯黒丹砂をもって書くのが上吉である。
甲辰符 🌊 甲辰神君の号は「平蛮将軍」といい、その神は龍首人身で、高さ一丈九尺、性は清高であり、順には応ずべく逆らうべからず。東南方を喜び、真人を輔佐し、妖気を掃蕩する。神兵五万五千五百五十の数を統領し、青黄の気の下に位する。符式は長さ一尺九寸、幅三寸九分とし、青黄紙に硯紅朱をもって書くのが上吉である。
甲寅符 🌱 甲寅神君の号は「六孽将軍」といい、名は灌佳郎、その神は虎首人身で、高さ一丈余り、性は最も急躁であり軽慢すべからず。強きを扶け弱きを抑え、正に党し邪を害し、神は天苑の位に居し、常に六吉の宮を遊行する。神将七万七千七百七十の数を統領し、青黒の気の下に位する。符式は長さ一尺八寸、幅二寸七分とし、青紙に硯紅朱をもって書くのが上吉である。
以上六甲神符を画くには、剣訣を用い、左手の大指で天罡の位を掐み剣を捧げて趺坐し、黙して六甲神呪を七遍念じ、東方の一気を吸って神筆に吹き入れ、一気呵成に書く。天池水一瓶を用い、符を瓶中に焚化し、不吉の門に圧すれば、凶を化して吉と為す。
六甲神呪: 「吾、六君元陽甲子神を呼ぶ、急ぎ来たり速やかに去れ、願わくば君、吾が身を證せよ、(魁康卯勺未吉并ぶ)、太上老君を召奉し急急に律令の如くせよ。」
六丁神符にはそれぞれ神君の名号、形象、性情と統兵の数がある:
丁卯符 🌱 丁卯神君の号は「六将軍」といい、その神は兔首人身で、性は最も柔和、高さ一丈六尺、九天雷火の権を司り、神兵六万六千六百六十の数を統領し、邪を駆り鬼を斬り、真人を輔佐し、青赤の気の下に位する。符式は長さ一尺六寸、幅三寸三分とし、紅青紙に紅朱をもって書くのが上吉である。
丁丑符 ⛰ 丁丑神君の号は「奕将軍」といい、牛首人身で、性は香物を好み、高さ一丈八尺、天漢の宮に居し、水利の権を司り、水戦を好み、神兵八万八千八百八十の数を統領し、賊兵を斬誅し、赤黄の気の下に位する。符式は長さ一尺八寸、幅五寸三分とし、黄紙に硯朱をもって書くのが上吉である。
丁亥符 🌊 丁亥神君の号は「涂将軍」といい、その神は猪首人身で、性は米食と飲酒を好み、寛緩に延請すべく、急に召すべからず。身の高さ一丈四尺、天皇の宮を鎮し、順を輔け逆を誅することを喜び、神兵四万四千四百四十の数を統領し、赤黄の気の下に位する。符式は長さ一尺四寸、幅二寸九分とし、紅黒紙に硯紅朱をもって書くのが上吉である。
丁酉符 ⚔ 丁酉神君の号は「飛将軍」といい、その神は鶏首人身で、性は最も凶悪であり、冒犯すべからず。酒肉を喜び、陸戦を好み水戦を忌む。身の高さ一丈六尺、少微の宮に居し、神兵六万六千六百六十の数を統領し、寨を劫し塁を破り、将を斬り旗を搴り、奔を追い北を逐うことを能くす。赤白の気の下に位する。符式は長さ一尺六寸、幅三寸一分とし、赤紙に硯朱をもって書くのが上吉である。
丁未符 🌾 丁未神君の号は「将軍」(何の姓か載せず)といい、その神は羊首人身で、果品蔬菜の物を食すことを喜び、烈口を好み、陰雨を忌む。身の高さ一丈八尺、鎮南極の宮に居し、神兵八万八千八百八十の数を統領し、虜を衝き陣を破り、鋭くして当たるべからず。赤気の下に位する。符式は長さ一尺八寸、幅三寸一分とし、赤黄紙に硯朱をもって書くのが上吉である。
丁巳符 🔥 丁巳神君の号は「陳将軍」といい、蛇首人身で、性は最も毒であり、軽々しく用いるべからず。六畜の物を食すことを喜び、水陸を忌まない。高さ一丈四尺九寸、天屏の宮を鎮守し、神兵四万四千四百四十の数を統領し、城を復し陣に陥り、変化して窮まりなし。赤赤の気の下に位する。符式は長さ一尺四寸九分、幅二寸九分とし、紅紙に硯黒丹をもって書くのが上吉である。
以上六丁符を画くには、斗訣を用い、左手の大指で天地歩斗を掐みて坐し、黙して六丁神呪を七遍念じ、南方の一気を吸って神筆に吹き入れ、一気呵成に書き、作法は前の如くする。
六丁神呪: 「六丁の神兵、八卦の精、神将を推例し、吾が身に安んず、呪を聞きて速かに至り、百事通霊、事として報ぜざるなし、令を動かすを得ず、吾、九天玄女を奉じ急急に律令の如くせよ。」