全 46 章中 33 章
黄金策
人生には順境と逆境🌊があり、世の中にも太平と動乱⛰がある。自らの運命の薄さを嘆く時、まさに乱世で離散する時期に遭う。毎々窮地に陥ると、易の卦爻の変化によって通変の道を見出す。そこで、既に検証された卦爻の法則を記録し、現在の賊寇の動向を判断する。官鬼爻が旺盛🔥であれば、賊寇の勢力は必ず猖獗となる。官爻が墓や絶地🌱に入れば、人心は初めて安らぐ。路上に凶兆(官鬼爻動など)があれば外出を慎み⚠️、家の中に危険な兆しがあれば急いで帰宅してはならない。動爻が刑害をもたらせば、知恵があっても逃れ難く、変爻が空亡に入れば、仮に拘留されても脱出できる。
日辰が凶象を制伏できれば、卦中の刑傷を憂える必要はなく、月建が吉位に臨持すれば、爻中に潜む危機を語るなかれ。忌むべきは「提起の神」(官鬼爻が激発されること)であり、頼るべきは「死亡の地」(官鬼爻が衰亡する所)である。自身が鬼墓(凶位)を持てば、墳墓の中に潜んではならず、或いは水神(坎卦🌊)に遇えば、舟内では注意すべき。子孫爻(福德)が旺じれば北方へ行くのが良く、午火官爻が盛んになれば南方へは行くべからず。
官鬼が沖散に逢えば、わざわざ制克する必要なく、福德が空亡に遇えば、生扶の地を求める方が良い。官鬼が内卦で旺じれば、賊寇は結局当地に横行し、動化して退神になれば、必ず他郷を掠奪に向かう。官鬼が連旺し福合して世身を生ずれば、凶が反って吉となり、陽が陰に化して世爻を刑克すれば、偽りが真となる。賊は三合爻中に興り、必ず罠に陥り、身が六旬空処に居れば、終いに牢獄から脱出できる。
官鬼が身に臨めば、隠れても必ず遭遇し、子孫が世を持てば、たとえ対面しても相逢わない。兄弟が官爻に変じれば、郷人による掠奪を恐れ、財爻が鬼煞に連なれば、隠匿や私蔵に備えよ。日辰が財爻を沖克すれば、妻子は離散し、動象が福德を刑傷すれば、児女は見捨てられる。火動して身を克せば🔥、焼身の苦しみを恐れ、水興して世を傷つければ🌊、必ず水没の災いとなる。父母爻が空亡なら、荷物の紛失に注意し、妻財爻が落陥すれば、財物の遺失に気をつけよ。
五爻が交重すれば、二箇所の身寄りが行方知れず、六爻が乱動すれば、一家の肉親がそれぞれ散り散りとなる。福德が鬼位に臨み刑沖して煞を帯びれば、官兵は道理に外れ、官が兄弟爻に変じ克合して財を傷つければ、妻妾は淫らな目に遭う。妻財が凶爻を生扶しに行けば、財を貪ったばかりに禍となり、子孫が沖動して来れば、全て児の泣き声が災いを引き起こす。六親生旺の値を得れば、危険でも妨げなく、四絶刑傷に臨めば、困窮に逢えば即ち死す。世爻が乱離に遇えば、既に爻象に基づいて判断でき、時に患難に遭えば、卦象に従って推演すべき。最も恐れるは官爻が世を克することで、必ず回避が難しく、最も宜しいのは福德が身に臨むことで、終いに逃生できる。
官が父に化し沖すれば、必ず文書による逮捕があり、日が官を沖散すれば、必ず多くの親友が支える。鬼が伏し兄弟が沖提すれば、禍いは肉親から起こり、官が静かで旁爻が刑克すれば、事は役人から出る。応爻が傷つけられれば当に衆人に累及び、妻財が克されれば定めて財物を傷つける。広く六爻安静を喜び、また一卦無官が良く、或いは身世が空に逢い、或用神が得地する。天のような大事も妨げなく、海のような深い仇も何を憂えよう。事は百様あれど、理は二つ無し。心を潜めて研究し、もし融会贯通できれば、理に基づいて推占し、自ずから円通して滞ることが無い!