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神峰通考
全体の意訳
八字における年柱は祖先の基盤を司り🌳、正財・正官があれば、祖先が栄えたことを示すことが多い。月柱は兄弟姐妹と父母宮を象徴し、官殺星が旺盛であれば、兄弟との縁が薄くなったり、対立が生じやすい。年柱に財官禄馬があれば自然と栄えるが、比肩・劫財が占めれば祖先の基盤に頼れない。月柱で官殺が権勢を握ると兄弟を損なう──比肩は本来兄弟の星だからであり、官殺の克制を受けやすく離散しやすい。いわゆる「官殺家を排し兄・寿夭す」、門戸(月柱)の官殺が強ければ兄弟が共存し難い。ただし日主が強旺で比肩が多い場合は、逆に兄弟が群がる(雁の列のよう)可能性もあるが、比肩過多は財を争い不和(参商の星の如く相見えず)を招くこともある。
偏財は父親を表し、比劫が重なれば父との縁を損ないやすい。正印は母親を表し、印星が強すぎると逆に母を傷める可能性。官殺は子女星だが、食傷が乏しく官殺が重すぎると、逆に日主を克制して子を得にくい──食傷が殺を制して初めて子孫を得る。男女の命は同じ理。女命で財官が旺で日主が弱れば、夫家を栄えさせるが実家を衰えさせることが多い。財官は夫を旺んにするが、母を損ない、兄弟も克する。
ある特定の日柱、例えば乙巳、丁巳(柱に財官を蔵する)は、逆に夫と子を旺んにする。辛亥(正財を蔵する)、戊申(傷官が夫を克する)、甲寅(夫星が絶地)などの日は、十神の組み合わせと救応の具体的な分析を要する。八字において辰・戌・丑・未が全て揃う(四墓庫重重)や、夫子星が墓に入ると、六親に不利が多い。しかし二字のみであれば問題は無い。つまり、六親を論じるには柔軟に弁証すべき──八字に病(忌神)あれば、薬(用神)を得て、六親が却って顕れる。
六親理論の本質は「星と宮位の相互参照」によるシステム上の戦略である:
注:本章は「病薬説(びょうやくせつ)」を強調する─八字における忌神が病であり、用神が薬である。六親の欠点は全て、五行の調整と心性の修養によって改善が可能である。