全 46 章中 13 章
黄金策
全体意訳
人が世を生きるには、子孫がいないからといって情感の寄りどころを放棄すべきではない。君子が家庭を治めるに、どうして一人で全ての事務を担えようか。必ず得力な助手が必要で、初めて眼前で使い物になる。養子を取らなければ、どうして家族の血脈を継承できようか。占卜を通じて弁別し、初めて主導的な要素を明確にできる。用爻は動くべきではなく、動けば留め難くなる。主象は傷つけられてはならず、傷つけば早逝する可能性がある。用爻が弱く墓に入れば、萎靡不振と定まっている。旺相で世爻に臨めば、必ず大任を担える。動いて空亡に化すれば、事に始めありて終わりなき者である。螣蛇が官鬼と合えば、多くは狡詐で徳なき輩である。玄武に臨み兄弟爻に化すれば、内部の者の盗みを警戒すべし。青龍に遇い福德爻に連なれば、その者に財物の経営を託せる。
用爻が過度に旺相または空亡に逢えば、かえって誠信に欠け怠惰であることを主とする。用爻が世爻を生み合えば、必ずその助力を得られる。主象が身爻を克し沖すれば、その心を収め服させるのは難しい。妻財が子孫に化すれば、子女を連れて投靠する可能性がある。世爻が身爻と合えば、終身重用される。動変の傷害を受ければ、後になって結局思い通りにならない。日月の生扶を得れば、将来必ず意のままになる。世爻と卦身は、和合を貴ぶ。兄弟と官鬼が動くのは、安静を良しとする。兄弟官鬼が交重すれば、後日の訴訟を防ぐ必要がある。三合が絡め取られれば、努力が結局徒労であることを知るべし。
兄弟官鬼が間爻にあれば、仲介がひそかに悪事を働いている。空爻に居れば、ただ売主が価格を争うだけである。卦に両官両父が現れれば、事が両方に関わることを説明する。兄弟官鬼が一つ動き一つ沖すのは、金銭が一人の手を経るのを忌むべし。応爻が世爻を生めば、相手が主動的に我を訪れる。世爻が応爻を生めば、我が主動的に人を求めに行く必要がある。和合は事を成しやすく、日辰に破られるのを最も恐れる。相沖は事を成し難く、かえって動爻の生扶が良い。兄弟爻が発動すれば、詐欺虚偽を主とする。卦象が乱動すれば、変数多く反復する。六爻に父母爻がなければ、確かに契約の主導者はいない。二つの間爻がともに空なら、信頼できる仲介者はいない。世爻が間爻の生を得れば、媒し人がひそかに助けるのを喜べる。兄弟爻が生扶を受ければ、売主の共謀詐欺を防ぐ必要がある。父母が兄弟に化すれば、契約が実事でなく事に偽りあり。兄弟が世爻を持てば、人財両散して結局空しくなる。
応爻がもし空亡なら、私が成約したいと思っても無駄な努力である。世爻がもし発動すれば、相手が協力したいと思っても成功し難い。兄弟爻が動くのは財が足りないため、官鬼爻が動くのは必ず疑念を抱いているから。反復してごたごたすれば、事態は変動多く定め難い。卦象が無常なら、千変万化を予示する。未見の象を推求できれば、自ら未来の事を予知できる。
本章は卦象分析を通じて、人材活用、養子縁組、取引などの「人口を増やす(人を入れる)」事柄を論じ、主客の生克関係、爻位の旺衰、動静の変化が人事の成敗に与える影響を強調している。核心は「用爻」と「世応」の間の生合沖克を弁明し、人事関係の信頼性と発展趨勢を判断することにある。