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增删卜易
全体意訳 五行相生とは、🔥金は🌊水を生じ、🌊水は🌱木を生じ、🌱木は🔥火を生じ、🔥火は⛰土を生じ、⛰土は🔥金を生じることを指す。占卜において、用神(占う事物を代表する爻)と元神(用神を生じる爻)は、月建(月に対応する地支)から生じられる、日建(日に対応する地支)から生じられる、動爻(変動する爻)から生じられる、または動化回頭生(動爻が変化した後、自分自身を生じ戻す)など、生扶される状況に遭遇することが最も良い。
第一例:回頭相生 例:卯月己卯日、弟が兄が重罪を犯したことを占い、母が上訴すれば救えるか?を得て、地雷復の卦が震の卦に変化。卦象では兄弟爻の丑土が動き、午火父母爻に化して回頭相生する。兄弟爻は日月に抑制されるも、大罪は脱し難いが、幸い回頭相生がある。断卦して曰く:速やかに行動せよ、父母が兄弟を生じ、神の示すところ明らかなり。後に果たして恩赦により死を免れた。
【新評釈】:この例で兄弟が救われたのは、元神(父母爻)が日月の生助を得て旺相有力となり用神を生じ、かつ青龍(吉神)に臨むためで、凶中に喜ありの象。もし元神が休囚無力であれば、必ずしも救われない。
別の例:辛巳年、唐山の易友張氏が来訪し、一つの卦例を示す。未月庚申日、妹の失踪と帰還時期を占い、火山旅の卦が乾為天の卦に変化。私は判断して曰く:妹は戻らず、外で自殺する可能性あり。相手はフィードバック:妹は占った前日(丁未日)に線路に身を投げて自殺。卦中の用神兄弟午火は動化回頭生するが、元神は月建に墓入りし、日辰に克絶され、用神を生じる力なし、故に戻るのは遺体。元神は思考と内心を表し、用神は二爻(家を表す)にあり、元神は卦に上がらずかつ墓絶されるのは、本人が家に帰りたくないことを示す。元神が死・墓・絶全てに遭遇するので、自殺と判断。五爻は道路であり、申金(線路の象)に化するので、線路に身を投げる象が明らか。
例二:父母持世 また、巳月丙申日、病を占い、姤の卦を得。医者が問う:病人が服薬すれば救えるか?卦中では月建巳火と応爻午火が世爻を生じるので、救えそうだが、服薬は無効。私は曰く:薬を占うには子孫爻を用神(薬を代表)とし、父母爻を忌神(用神を克す)とする。この卦では子孫亥水は月破で根なく、日生も起こらず、世父が子を克し、父母持世では妙薬も医し難く、故に服薬無効。
【新評釈】:野鶴の見解には誤りあり、子孫の月破は日生で起こらないとし、「月破の爻は日を見る必要なし」と教えるのは誤解を招きやすい。この卦では薬を占う念は医者から生じ、病人の内心ではないので、応爻を用神(病人を代表)とすべき。応爻は月生を得るも、元神は卦中になく、日辰に克されるので、用神を生じる力なく、故に薬無効。子孫は薬であるが、用神を克する六親であるため、服薬は自然に無効。
五行相生は易学の基礎であり、元素間の絶え間ない相生関係を描く。占卜において、用神と元神の生剋状態が吉凶を決定し、「生」は吉兆と強調されるが、日月、動爻などの要素を総合して力の強弱を判断する必要がある。
現代社会では、占卜は意思決定を補助するツールの一つと見なされ、状況分析に役立つ。例えば、第一例の「回頭相生」の象は、危機に突然現れる転機(法的上訴や外部支援など)に喩えられ、タイミングを捉えて行動するよう人々に促す。第二の例は、心理状態(元神)が結果に影響することを示し、現代心理学の「内的動機が行動を決定する」と一致する。病を占うには、卦象に盲目的に依存せず、医療の実際を踏まえ理性的に見る必要がある。
五行相生は宇宙の循環とバランスを体現し、万物の相互関連を思い起こさせる。占卜は宿命論ではなく、動的なシミュレーションであり、人の主体性を強調する——生剋の変化は行動によって変えられ、現代の「システム思考」と「フィードバックメカニズム」の哲学と通じる。