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增删卜易
覚子が指摘する:増稟(稟禄または給与の増加)を占うのに正しい方法を心得ていなければ、霊験あらたかな結果を得るのは難しい。その理由は、稟禄を占うには財爻を用神とするが、財爻はまさに文章(試験や文事を表す)の忌神であり、父母爻(文書、学歴を象徴する)を損なうからである。コツを知らずに、年度試験(歳考)を占う際に稟禄も兼ねて尋ねると、財爻が旺じすぎれば父母爻を傷つけ、財爻が弱すぎれば稟禄を得られない。したがって、推奨される方法は:まず試験の吉凶を単独で占い、次に別に一卦を立てて専ら稟禄を尋ねること、これが秘訣である。
稟禄の判断は財爻を核心の用神とする。財爻が世爻に持世(世爻の位置にある)する、または財爻が発動して世爻を生ずるのは、いずれも吉兆に属し、求財の章の推理論理と同じである。🌱
もし既に稟禄があるが失うことを心配するならば、兄弟爻が世爻に持世する、兄弟爻が発動することを避け、また財爻が空亡、月破、墓庫、絶地などの凶象に逢うこと、または財爻が発動した後に凶に変わることなどを避ける必要があり、これらはいずれも損失を招く可能性がある。官鬼爻や兄弟爻が世爻を剋するならば、軽くは待遇の減少(革糧など)、重くは処罰を受ける;もし卦中で三合兄弟局が形成されれば、同様に稟禄の減少を主る。⚠️
【新評釈】:古代は試験を通じて食稟の多少を決定したが、現代の仕組みは異なるため、財爻のみに注目すればよい。例えば、酉月庚子日に、ある人が職場の給与アップで自分が恩恵を受けられるかどうかを尋ね、萃卦の随卦への変化を得た。
爻象は以下のように示す:
財爻卯木を用神とする。財爻は月建酉金に冲破される(月破)が、日支子水の相生を受ける(日生)。不利な要素は、世爻巳火が空亡に逢い(自身の状態不足)、かつ財爻卯木が父母未土に墓入りする(墓庫は束縛を象徴する)ことである。したがって、給与増加は困難である。後に果たして、その人が学歴を欠いていたため給与が上がらなかった。父母爻は文書、学歴、資格などの資質を代表するからである。📉
増稟を占う核心は、財爻の動的平衡にある:財爻が旺相でかつ世爻を生ずれば吉であるが、父母爻(文事)との衝突を避ける必要がある。古代の稟禄は試験と連動していたが、現代では給与や待遇の向上に敷衍でき、資質(例えば学歴)の鍵となる役割を強調する。
現代の職場では、給与増加は往々にして個人の資質や条件にかかっている。この卦例では、世爻の空亡は自身の準備不足(例えば学歴なし)を表し、財爻の墓入りは機会が制限されていること(例えば制度上のハードル)を象徴する。これは我々に警告する:占いの結果は現実的な行動――スキル向上や資格取得など――に転換し、運勢を改善できると。意思決定にあたっては、卦象分析(例えば財爻の状態)と実際の要素(例えば会社の政策)を結合すべきであり、予測に盲目的に依存すべきではない。
易学は爻象という記号を通じて現実を写し取り、万物の相互連関の哲学を明らかにする:個人の成就(財)と知識の基礎(父母爻)は相互に制約し合う。これは我々に自省と成長を促す――運命は決められたものではなく、自己向上(例えば学習)を通じて形作られるものである。占いの深層的価値は、結果を受動的に受け入れるのではなく、内省を喚起する点にある。