全 174 章中 110 章
增删卜易
本章は、易経占卜を通じて外出者の帰宅時期や安否を予測する方法を専門的に論じています。🚶♂️ 遠方への旅行者は帰期が月に応じ、近場の場合は日に応じる。長く外出して未だ帰らない者について、卦象が近く帰ることを示すなら、日を以て推し量ることができる。行人の安否を問う場合は、別に一卦を立てて単独に占断すべきであり、一卦で複数の質問を兼ねて答えることはできない。
世爻が用神を抑制する場合、その人はまだ帰る意思がない。用神が世爻を抑制する場合、指折り数えて待てばすぐに帰る。👨👩👧👦 親族を占う場合は用神章の法則に準じる(例:父母を用神とする)。疎遠な関係の者は応爻を用神とする。世が用神を克すれば帰心無く、用神が世を克すれば速やかに帰る——経験上この判断は何度試しても外れない。
用神が墓、絶、空、破に逢えば、帰期は遠い。もし明動または暗動していれば、出発は目前である。🕰️ 伏蔵している用神は、出現する日に帰る。動爻が合に逢えば、用事によって遅れる。動いて進神に化すれば遠くへ行って帰らず、退神に化すれば振り返ってすぐに帰る。動いて官鬼に化すれば災難や危険を恐れる。動いて克に化するのが最も凶で、卦が反吟に変じるのも帰路の波乱を主る。
世爻が空亡であれば、行人は速やかに到着する。用神が安静でかつ休囚・空破であれば、帰ろうと思わない。⚡ 動空または旺空の者は、実空・沖空の月日に必ず帰る。ただし、卦が克絶または反吟に変じ、用神が沖克を受ける場合は、帰期を望むのは難しい。
用神が三合を成せば、それが沖開される月日に到着する。卦が六冲に逢えば、行方は定まらず帰りにくい。🌪️ 用神が安静であれば、冲动する日に帰る。用神が墓に入れば、墓が開く時期に帰る。
用神に病(傷克を受けない)がなければ、帰期を断じることができる。用神に病があれば、外で安らかでない。🩺 野鶴注:用神が墓絶空破で傷つくことを「病」という。安否を問う場合は病の有無を見る。帰期を問う場合は来るか否かのみを見る。
例一:酉月戊申日 母の帰期を占う(旅之艮卦)
卦象:父母卯木が伏蔵し、日月動爻の沖克を受ける。安否を問うならば、必ず安からず。しかし帰るか否かを問うなら、用神が伏蔵し克を受けて来ず、六合が沖に変じても来ないと断ず。後に、安泰だが帰らなかったと検証された。
例二:亥月甲子日 僕の帰期を占う(革之夬卦)
卦象:午火の財爻が伏して破れ、日月の克を受ける。吉凶を問うなら、凶多吉少。しかし帰期を問うなら、世が空なので速やかに到着、巳日(沖空の日、巳は財爻)に到着すると断ず。果たして巳日に帰った。
例三:未月戊戌日 伯父の帰期を占う(屯之随卦)
父母を用神とし、世を克するので速やかに到着、七月に帰ると断ず。後に亥月(父母が亥水に化す)に到着。応期は化出した爻にある。
例四:丑月庚午日 父の帰期を占う(履卦)
父母午火が世爻を克するので、本日中に到着と断ず。果たして申時に到着。
例五:寅月癸亥日 主人の帰期を占う(大畜之益卦)
僕が主人を占うには父母を用神とする。子水の財が巳火の父に化し、動は変を克さず、巳日に到着と断ず。果たして的中。
例六:辰年未月丁丑日 父の帰期を占う(大有之井卦)
初爻の子丑合で来ず、五爻の未土が進に化して来ず、午年(未土動が午に逢って合す)に帰ると断ず。後、果たして午年戌月に到着。
例七:寅月庚寅日 主人の安否を占う(観卦)
父母が真に空で、凶兆。同日に兄を占う(中孚之臨卦)、兄弟もまた真に空。翌日再び占う(坎之困卦)、申の父が世を生ずるので、四月に帰ると断ず。原卦の凶兆は実際には未年(未土の用神が出空して克を受ける)の死を予示していた。この例は、遠きに応じて近きを占う妙を示す。
例八:亥月甲子日 夫の旅程を占う(大壮之大過卦)
妻が夫を占うには官鬼を用神とする。申が動いて寅木の夫爻を克し、制されれば他省へは行かず、速やかに帰ると断ず。日月が官を生じ、世爻が生ずるので、帰る意思有り。応じて巳日(申金を合す)に到着。果たして的中。
例九:辰月丙申日 僕が書を取りに行くのを占う(漸之剥卦)
僕は酉時に到着、書は得られず(父母が回頭克に化す)と断ず。申金の世が官鬼に化するので、人が来なければ憂い有り。酉時に卯鬼を冲すれば憂い無し。果たして的中。
例十:酉月癸酉日 兄の帰期を占う(師之臨卦)
亥の兄が旺空なので、出空の亥日に到着。二千里と遠くても、子孫が世を持つので、必ず帰ると断ず。果たして亥日、舟行で順風に乗って到着。🛶 舟で風を占うには、子孫を順風の日とする。
風を占う特集例: