全 142 章中 46 章
星平会海
本章は李橙と老仙の問答形式を通じて、星命学における重要な概念、すなわち斗杓、卦気、唐符、国印、天雄、地雌などの吉凶星宿の作用、およびこれらの要素を通じて人の富貴貧賤、生死禍福を判断する方法を深く探求している。内容は命例分析、僧と道の区別、行限の影響などを含み、星命体系の複雑さと実用性を強調している。現代的な解釈においては、迷信的要素を排除し、環境適応、意思決定の論理、文化継承に焦点を当てる。
老仙曰く:命を論ずる核心は、斗杓(北斗七星の柄)、卦気(天禄の余気)、唐符(その年の星)、国印(朝廷の印璽)、天雄(乾卦の象徴)、地雌(坤卦の象徴)にある。これらの星宿は貴気を司るが、世俗の術士は多く理解していない。例:
これらの吉星は、玄理に通じた師でなければ透徹して理解できず、普通の術士が窺い知れるものではない。
李橙問う:先天法で貴賤を断ずることは知っているが、水死、兵乱死、蛇傷、虎咬、縊死、雷撃などの凶事をどう判断するか? 答える:劫煞、陽刃、的煞、貫索、浮沈、天厄、桃花などの凶星を見る必要がある。例:
八殺とは身命宮を指す。
李橙問う:婦人の運命の浮沈をどう判断するか? 仙答える:福德宮が良く、身宮が清朗で、夫宮が禄を帯びる者は、后妃となれる👑;相貌がやや偏っている者は、夫人の命;命主と男女主が共に夫宮に入る者は、入婿の命💍。
李橙問う:僧・道はいずれも孤寡を帯びるが、どう区別するか? 仙答える:『玉函経』に云う:僧の命は気が身宮を照らし、火が命位に居る🔥;道の命は主が閑極に居り、水が命宮に入る🌊。二者はいずれも孤辰寡宿を帯びるが、水火の分けがその差異を定める🙏。
李橙曰く:この口訣は未だ聞いたことがない。窮通寿夭の行限の奥義を全て学び尽くしたい。 仙、嘱す:この秘訣は軽々しく伝えてはならず、謹んで覚えるべし🔒。
昔、大仙が命を観て星を論ずるには、全て天地造化の機に基づいていたので、「天命」と称した🌌。彼らは夜に星象を観、日に五行を論じ、天経地緯の夾拱を以て貴格とした✨。
例一:甲寅年生まれ、命は亥宮に立ち、木星は子、水星は戌に在り、命は壁度に纏り天門に坐す。本来は経緯夾拱で貴となるべきだが、却って商賈である。 老仙、笑って解く:この命は劫煞に坐し、水は白羊(子宮)を漂わせ、木は斉瓶(戌宮)に入る。水は財帛を傷つけ、木は福德を損なう。子丑宮は土に属するゆえ福を傷つけ、格に入りながら局が破れていてどうして富貴になれようか?もし水が子に、木が戌にあれば、則ち異なる🔄。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 比肩 | 比肩 | 元男 | 比肩 |
| 天干 | 甲 | 甲 | 甲 | 甲 |
| 地支 | 寅 | 寅 | 寅 | 寅 |
| 蔵干 | 甲比丙食戊才 | 甲比丙食戊才 | 甲比丙食戊才 | 甲比丙食戊才 |
| 星運 | 建 | 建 | 建 | 建 |
例二:辛卯年生まれ、命は卯宮に立ち、木は寅に、金は辰に在り、金は天経、木は地緯となり、星が垣に入り夾拱するは上格🔼;克さず沖さざるは中格➡️;局を破り垣を失うは下格🔽;斗杓指破に値するは更に劣る。経緯の理は、四余も用いることができる🌠。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 比肩 | 比肩 | 元男 | 比肩 |
| 天干 | 辛 | 辛 | 辛 | 辛 |
| 地支 | 卯 | 卯 | 卯 | 卯 |
| 蔵干 | 乙才 | 乙才 | 乙才 | 乙才 |
| 星運 | 绝 | 绝 | 绝 | 绝 |
例三:戊寅年正月巳時生まれ、命は酉宮斗柄の中に坐すが、却って寒儒で富貴でない。 果老曰く:命は敗郷に居り、地耗・破碎が守照し、斗杓を得るは僅かに聰明文善を主るのみで、富貴科甲はない📚。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 偏财 | 比肩 | 元男 | 正财 |
| 天干 | 戊 | 甲 | 甲 | 己 |
| 地支 | 寅 | 寅 | 寅 | 巳 |
| 蔵干 | 甲比丙食戊才 | 甲比丙食戊才 | 甲比丙食戊才 | 丙食戊才庚杀 |
| 星運 | 建 | 建 | 建 | 病 |
例四:甲戌年十月丑時生まれ、命は寅宮に立ち斗杓に値し、兼ねて禄動・長生が局を得れば、上格の貴命🎯;貴禄なくして生旺官を得るは中格;劫刃耗的が相刑するは下格。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 比肩 | 劫财 | 元男 | 伤官 |
| 天干 | 甲 | 乙 | 甲 | 丁 |
| 地支 | 戌 | 亥 | 戌 | 丑 |
| 蔵干 | 戊才辛官丁伤 | 壬枭甲比 | 戊才辛官丁伤 | 己财癸印辛官 |
| 星運 | 养 | 长生 | 养 | 冠带 |
卦気が身命宮に在るのは本来栄えることを主るが、却って鞭を執り凳に墜つる人となるのは、劫刃雄雌の拱夾、あるいは天耗地耗の守照によるもので、斗杓の理に類似する📉。
唐符国印が命を守る:丙辰生まれ、命は丑に安じ、月は子に在る。唐符は身に、国印は命に在るが、甲寅旬で子丑が空亡(土空則ち崩る)ゆえ、富貴でない🏚️。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 比肩 | 比肩 | 元男 | 比肩 |
| 天干 | 丙 | 丙 | 丙 | 丙 |
| 地支 | 辰 | 辰 | 辰 | 辰 |
| 蔵干 | 戊食乙印癸官 | 戊食乙印癸官 | 戊食乙印癸官 | 戊食乙印癸官 |
| 星運 | 冠带 | 冠带 | 冠带 | 冠带 |
陰注陽受が身命を守るのは凶を化して吉とすることができるが、庚辰年四月卯時生まれで命は酉上に立ち、羊刃・咸池を犯し、甲戌旬に申酉なし、故に酒色により身を亡ぼす🍷。
本文内チャート
| 四柱 | 年 | 月 | 日 | 時 |
|---|---|---|---|---|
| 十神 | 比肩 | 劫财 | 元男 | 正印 |
| 天干 | 庚 | 辛 | 庚 | 己 |
| 地支 | 辰 | 巳 | 辰 | 卯 |
| 蔵干 | 戊枭乙财癸伤 | 丙杀戊枭庚比 | 戊枭乙财癸伤 | 乙财 |
| 星運 | 养 | 长生 | 养 | 胎 |
天馬地驛の吉凶:垣に帰り廟に入り、貴禄長生に遇えば則ち吉🎉;空亡、天耗地耗、死絶克戦に値すれば則ち凶❌。
天地人三元:官福と会すれば貴、田財と会すれば富、命度主と会すれば奇。十干変曜と入垣升殿を詳しく見る必要あり🔍。
寿元星が本家を照らす:命位に居り禄貴生旺に臨むは吉、雑じらざるは特に妙🌿。
朝陽も貴ならず:格局が高強で兼ねて官禄が朝陽すれば則ち至貴;命元が弱ければ則ち縦え朝陽すとも補うところなし📉。